( 196717 )  2024/07/31 15:58:53  
00

兵庫県の斎藤知事の肝いり政策を担当していた男性職員が降格して空席となることが分かった。

彼は若者・Z世代応援プログラムの担当理事であり、県立大学の無償授業料導入に関する調整を担当していたが、体調不良を訴えて降格を申し出たという。

斎藤知事の内部告発を巡り、副知事が責任を取って辞職し、県政の運営はさらに難しい状況となっている。

(要約)

( 196719 )  2024/07/31 15:58:53  
00

記者会見で厳しい表情を見せる斎藤知事(24日、兵庫県庁で) 

 

 兵庫県の斎藤元彦知事の肝いり政策を担当していた県理事の男性職員が、近くポストから退くことが、県幹部への取材で分かった。降格して総務部付の部長級となり、理事は空席となる見通し。 

 

【図解】さっと分かる…内部告発を巡る経緯 

 

 理事は副知事などに次ぐ幹部ポスト。男性職員は3月末まで総務部長を務め、4月1日付で新設された「若者・Z世代応援」の担当理事に就任。斎藤知事が今年度から段階的に導入する県立大の授業料無償化で、県議会との調整などを担っていた。 

 

 1週間ほど前から体調不良を訴えており、「県政が混乱している状況で、看板政策を進めることが難しい」と周辺に伝え、降格を申し出ていたという。 

 

 斎藤知事に関する内部告発を巡っては、片山安孝副知事(64)が県政の混乱を招いた責任を取り、今月末で辞職する。斎藤知事の県政運営はさらに難しくなることが予想される。 

 

 

 
 

IMAGE