( 196791 )  2024/07/31 17:23:25  
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「卒倒しそうになった」高校で学ぶ金融教育の実態 「アメリカへの投資」が日本を豊かにしないワケ

東洋経済オンライン 7/31(水) 10:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/76e1c533390fb99d1ba8cdf9b58bfa335c8c54ee

 

( 196792 )  2024/07/31 17:23:25  
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ある超進学校で行われた「金融教育」を取り上げた新聞記事には、大きな問題が隠れていた。

元ゴールドマン・サックスのトレーダーである田内学氏は、その記事を読んで日本の金融教育の問題点を指摘している。

金融教育はお金を増やすだけでなく、社会や生活に対する考え方を深め、主体的に行動できる態度を養うものであるべきだと述べている。

現在の金融教育は主に投資に偏り、生徒たちが社会の問題に取り組むことや新しい価値を創造することが抜け落ちていると批判している。

(要約)

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ある超進学校での「金融教育」を伝える新聞記事ーーその中身には大きな問題が隠れていたといいます(画像:Peak River/PIXTA) 

 

経済の教養が学べる小説『きみのお金は誰のため──ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』著者である田内学氏は元ゴールドマン・サックスのトレーダー。資本主義の最前線で16年間戦ってきた田内氏はこう語る。 

 

【写真】経済教養小説『きみのお金は誰のため』には、「勉強になった!」「ラストで泣いた」など、多くの読者の声が寄せられている。 

 

「みんながどんなにがんばっても、全員がお金持ちになることはできません。でも、みんなでがんばれば、全員が幸せになれる社会を作ることはできる。大切なのは、お金を増やすことではなく、そのお金をどこに流してどんな社会を作るかなんです」 

 

今回は、田内氏が「卒倒しそうになった」新聞記事から、日本の金融教育の問題点について解説してもらう。 

 

■「ブラックユーモア」としか思えない新聞記事 

 

 先日、高校の金融教育についての新聞記事を読んでいて卒倒しそうになった。 

 

 全国屈指の進学校に証券会社の講師がやってきて、「日本の未来を明るくする方法」として、ドル投資を薦めたという内容だった。 

 

 投資による金儲けがけしからんと言いたいわけではない。僕自身も20年近くマネー資本主義のど真ん中で金融取引をしてきた。 

 

 むしろ、金融の裏側を知っているからこそ、卒倒しそうになったのだ。 

 

 学校でこんな教育をしていたら、日本の未来は明るくなるどころか、真っ暗な海の底へと沈没していく。この新聞記事はたちの悪いブラックユーモアにしか思えなかった。 

 

 2年前から高校で始まった金融教育。学校の先生たちが慣れない金融の話をするのは難しく、この記事のように証券会社などの外部講師が出張授業をおこなうケースが多い。 

 

 しかし、本来の金融教育は投資や資産形成などのお金儲けの話だけではない。金融広報中央委員会ホームページには、以下のように書かれている。 

 

金融教育は、お金や金融の様々な働きを理解し、それを通じて自分の暮らしや社会の在り方について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に判断し行動できる態度を養う教育である。 

 つまり、個人の生活を考えながら、社会のことも考えようねということだ。社会は他人事ではなく、自分の延長にある。社会という船がまるごと沈没してしまえば、自分も溺れてしまう。 

 

■「投資でお金が増える」理由を考える 

 

 

 投資によって自分のお金が増えるのは、お金が自己増殖しているからではない。投資を受けた人たちが、新たな技術、商品、サービスを生み出し、将来の消費者の生活が豊かになる。その消費者から支払われたお金の一部が投資をした人へと還元される。 

 

 たとえば、アメリカの株価を牽引する会社の1つにGoogleがある。Googleという検索エンジンを開発したのは、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの2人だ。開発当時、彼らはまだスタンフォード大学の学生だった。 

 

 1990年代にインターネットが普及し始めたころ、インターネット上の検索エンジンの精度は低く、検索ワードと関連の少ないページが検索結果の上位に表示されることが多かった。その不便さを解消しようと彼ら2人が立ち上がった。集まった投資マネーによって多くの人を雇うことができ、Google Mapなどのさまざまな製品を開発することに成功した。 

 

 彼らのように、社会に存在する不便さや問題などの解決に取り組もうとする人がいるから、社会は暮らしやすくなっていく。その対価として消費者が支払うお金がGoogleに流れ、配当や株価の上昇を通じて投資家はお金を増やすことができる。 

 

 Googleの創設者たちは、事業を始めるときや拡大するときにお金が必要だったが、そのお金をバイトで稼いだり、株式投資をがんばって増やしたわけではない。投資してもらう側になったのだ。 

 

 会社を始めたい、お店を開きたい、アイディアを商品化したい。自分のやりたいことが社会の役に立つことであれば、投資や融資、クラウドファンディングなどの金融システムによって、お金を融通してもらえる。つまり、金融システムを利用することで、やりたいことの選択肢を増やせる。 

 

 ところが、現在の金融教育は主に投資教育に偏っていて、やりたいことを叶えるために「投資をがんばって賢くお金を増やしましょう」という話ばかりが聞こえてくる。 

 

 繰り返しになるが、金融教育とは、「より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて、主体的に判断し行動できる態度を養う教育」である。 

 

 「日本の未来を明るくする」には、若い彼らに社会に存在する不便さや問題などの解決に取り組んでもらって、そこにお金が流れる必要がある。 

 

 

 そもそも、”金融”とはお金を融通するという意味だ。お金を融通さえすれば、社会が自動的に豊かになるはずはない。融通してもらった人が、そのお金を使ってどんな社会を作るかにかかっている。 

 

 それなのに、「君たちもお金を出す側にまわりなさい」と教え、さらには「アメリカの人にがんばってもらいましょう」とドル投資を薦める。 

 

 これが、「日本の未来を明るくする方法」なのだとしたら、完全なブラックユーモアだ。日本では新たなものは作られずに、消費者はアメリカにお金を払って利用させてもらうしかない。ますます円安も進むだろう。 

 

■現場が手探りの中、メディアの罪は深い 

 

 何よりも問題なのは、この金融教育に違和感を覚えずに、新聞記事にしてしまっているところだ。メディアのせいで「金融教育」=「お金を増やすための教育」とすりこまれている影響が大いにある。 

 

 お金や金融システムについては、高校社会科の新科目「公共」の中でも学習する。筆者自身、「公共」の教科書の執筆に携わったのだが、それだけでは十分に学ぶことが難しいと思い、お金の教養小説として『きみのお金は誰のため』を執筆したという経緯がある。 

 

 僕自身が、投資銀行で働いていたときの自戒の念もある。『きみのお金は誰のため』では、同じく投資銀行ではたらく七海がその思いを代弁してくれている。 

 

「投資の目的は、お金を増やすことだとばかり思っていました。そこまで社会のことを考えていませんでした。大切なのは、どんな社会にしたいのかってことなんですね」 

苦笑いで恥ずかしさを隠す彼女(七海)に、ボスが優しく声をかける。 

「そう思ってくれたんやったら、僕も話した甲斐があったわ。株価が上がるか下がるかをあてて喜んでいる間は、投資家としては三流や。それに、投資しているのはお金だけやない。さっきの2人は、もっと大事なものを投資しているんや」 

 

ボスは七海と優斗を順に見つめてから、ゆっくりと続けた。 

「それは、彼らの若い時間や」 

『きみのお金は誰のため』152ページより 

 アメリカで情報技術への投資がうまくいったのは、投資マネーが集まったからだけではない。自分自身の時間を費やして、問題解決のために立ち上がる若者が大勢いたからだ。明るい未来を作っていくのは、若い人たちの意欲と行動力だ。 

 

 学校の先生たちも、投資教育に偏った現在の金融教育に戸惑っているという話も耳にする。冒頭に紹介したニュース記事に登場する学校の校長も、現状の金融教育について「単純な投資の方法論や被害に遭わないようにといった注意喚起に終始しているように感じられるのは残念だ」と別の記事で述べていた。 

 

 金融教育が始まったばかりで、現場の先生や金融機関も手探りで進めている中、メディアが「金融教育」=「お金を増やすための教育」と喧伝することの罪は深い。 

 

田内 学 :お金の向こう研究所代表・社会的金融教育家 

 

 

( 196793 )  2024/07/31 17:23:25  
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(まとめ) 

ここに挙げられた意見や論点から、日本の金融教育や投資に関する様々な視点や疑問が明らかになっています。

 

 

1. 投資の基本やリスク管理、国内企業への投資など、教育の内容や方針についての意見が幅広くある。

 

2. 日本国内の投資環境や、日本企業への期待感に関する不満や懸念が多く見られる。

 

3. アメリカへの投資や海外投資に対する理解や需要が高いとの指摘が多く、米国株への投資が推奨されている。

 

4. 社会への貢献や未来への投資、個人の利益と社会の利益の関係についての考え方が表れている。

 

5. 教育の在り方や、金融リテラシー向上の必要性を指摘する声がある。

 

 

金融教育や投資に関する議論は多角的であり、教育内容や将来への展望について深く考える必要があることが分かります。

( 196795 )  2024/07/31 17:23:25  
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・小さな喫茶店がある。人気があって全国チェーンになれば皆が豊かさを享受できる。店の利益だけでは事業拡大のための資金が足りない。利益がたまるのを待っていたら寿命が尽きてしまう。そこで株式市場から資金調達したり、銀行から金を借りたりすることができれば、すぐに事業が拡大でき、そこで得た利益の一部を株主配当や自社株買い借金返済に充てれば、損する人は誰もいなくなる。教育や建設、国防は未来への投資。昔は各大学に適当に研究費をばらまいていた。その結果、中村修二のような才能が新たな需要を生み出し、地方大学からノーベル賞受賞者が出て、社会が豊かになった。国債で高速道路を作ることで、物流が活発になる。無借金経営より金を銀行から借りて返す企業のほうが価値が高い。信用が創造されていくからだ。国は国民の力を信じられるから国債を発行できる。デフレ下では銀行機能が低下し信用が収縮するから、搾取構造ができ、いつか行き詰まる 

 

 

・昨今の目先のタイパ重視の考え方も、このような教育に起因するのかもしれません。 

真のタイパとは人生を通じて金銭的/精神的な報酬をいかに最大化するかと捉えたとき、社会(会社やコミュニティ)への貢献をどれだけ大きく出来るかに関わってくるはずです。 

世のため人のためが、自分へのフィードバックを最大化するための最良の手段と思います。 

 

 

・一般人が持つ投資の選択肢は多くない。スタートアップ企業はもちろん、個別株への投資はリスクが高い。せいぜいインデックス投資がいいところだ。そして、インデックス投資をする際には、リターンへの期待が最も重要な指標になるのは、ある意味当然だ。過去の傾向から、その目的に沿う投資先として真っ先に候補に上がるのが、米国株インデックス投資だ。個人資産を増やして、日本国内で消費する。これが投資家でない、多くの一般人が担うべき役割ではないかと思う。 

将来の社会をよくするという目的は重要だが、そのために、一般人に対してリスクもよく分からないまま個別株とかスタートアップに投資することを勧めるのであれば、大きな間違いだ。米国株への投資が円安や資本流出に繋がりかねないのは確かだが、そのことをもって、一般人もリスクの高い取引を行うべきとか、米国株への投資を控えるべきだ、ということにはならない。 

 

 

・日本ではお金持ち=なんか悪いことをして集めた 

というイメージを持つ人が多いのも問題 

詐欺など明らか悪い集め方をしたお金持ちもいるにはいるけれど 

社会でたくさんの人を幸せにしたからお金持ちになったひとや、格差を無くすイノベーションを起こしてお金持ちになったひとが多くいること、それこそがお金の正しい稼ぎ方なんだということも広く教育して欲しいですね 

 

幸せの総量=お金となればいいのだけど、医療や福祉などは人の幸せに貢献しているはずなのに、稼ぐ仕事にはならないのがまたお金を語るうえで難しい問題となっています 

 

 

・小3の子がアーケードのポケモンゲーム(1回500円)を2回やったあとファミレスでランチをしながら親は「さっきのゲーム2回分のお金はファミレスで働いてるお姉さんが1時間一生懸命働いてもらう金額なんだよ」という話をした。その子は小6になって株に興味を持ち始め、ヤクルトスワローズファンなのでヤクルト株を100株買った(もちろん資金は親が出したが)そうだ。 

その子は共働きだが高収入と言えるほどではない家の子だ。お金のリテラシーは一朝一夕には身につかないが子供の頃からこのように興味を持てるのはすばらしい。 

 

金を稼ぐには 

①金を働かせる 

②人を働かせる 

③自分で働く 

しかない(今は「④働けないと言い張る」というのでも金がもらえるがある意味②なのかもしれない) 

当然③→②→①の順に効率が上がる。多くの人は③からのスタートだが、意志と能力と少しの運があればステップアップは可能。昔と比べてルートも多い。 

 

 

・時間に限りがあるからお金を増やすテクニックのことしか教えられないんじゃない? 

本末転倒だと思うけど。 

ただ、個別株投資だったらまだ説明しやすいけど、投資信託とかインデックスとかになると企業を育てるという感覚が間接的なものになるからピンと来づらいかも。 

で、学生さん向けにはインデックスを奨めるわけでしょ。 

インデックスの説明もしなきゃいけない。 

時間もないし、してもついてこれない子、いそう。 

結局自分でやってみて、1回くらい損しないとちゃんと学ぼうっていう気が起きないのよね。 

そういう意味では、金融教育は全体的な話はできないか、しても総花的なものになってしまうんじゃないの。 

 

 

・何事も、金がなければ、経済活動に参画できないのだよ。その為の金を得るために、自らが労働して金を手にして、手持ちの金を投資して増やす、なのだから。 

 

社会への影響力とは、即ち、その人が動かせる金の規模に比例するのだから、豊かな生活をするためのファーストステップは、稼ぐ、増やすなのですよ。 

そしてこれ迄手薄だった、「増やす」の環境が整備されたのだから、その手段が教育されているのです。 

今現在、効率的に増やせるのは、米国投資なのですから、仕方がないですね。 

 

 

・そりゃ日本国内の企業に投資するのがベストだけど、、、 

 

昨今の円安の原因の一端が、新NISAの積立で米国SP500とかオールカントリーが人気で、利用者の認識が薄い状態で円が売られて米ドルが買われている事のようですね。 

 

米ドルになろうとも、米国企業カブになろうとも、日本人の金であることには変わりがなく、いずれは資金運用ではなく消費に使う際には、国内で消費することの方が多いはずなので、全く日本を豊かにしないと言うわけではないと思う。 

 

産業だけでなく、金融でも世界中で金を稼ぐと言うことは必要では? 

 

 

・多くの人がまずは個人の利益があっての社会のカタチだと言っていますが、その個人の利益の先にしか社会の未来がないならそれが日本の未来です。 

百均でモノを買う方が安いから現金が手元に残るからとそればかりを買っていたら買う人は売る側でもあるから賃金は上がらない。 

それと同じで社会を良くしようと考えての投資がないと結局はあなたの子供や孫は貧乏になる。もしかしたら国がなくなる。 

その良い例が先の大戦で命をかけて守ってくれたおじいちゃん達です。命をかけて日本の未来を私達を守ってくれた。その私達が自分の利益が先だと言い出したらダメだと思う。 

もっとしっかり教育しないともう文化度の高い国の日本は風前の灯火です。 

 

 

・>>全国屈指の進学校に証券会社の講師がやってきて、「日本の未来を明るくする方法」として、ドル投資を薦めたという内容だった。 

 

 

日本はこれから労働力人口減少でドンドン働く人が減っていきます。 

 

つまり日本円で働く人が減るということは日本円で購入出来るモノやサービスなどの供給が減るということなので日本人が今の生活を維持するためには海外の人に働いて貰う必要があります。 

(輸入) 

そのためには海外の人に働いて貰うための通貨、例えばドル等を持っておくのは日本人としては必要なことでしょう。 

 

ただし通貨のドルを持っていてもインフレで減価するだけなので米国株等に投資するのがいいかと。 

 

ドル覇権の時代もそろそろ怪しいのでオルカンでいいかな。 

 

 

 

・投資には大きく米国型と欧州型がある。米国型は「儲けたい」という投資。欧州型は「守りの投資」と言われている。 

米国型は「安く買って、高く売る」が基本。最も儲かるのは「バイ&ホールド」で、有望な会社の株を買ったら持ち続けること。昭和30年代にトヨタやホンダの株を買って持ち続けた人は大儲け。しかし、短期的な利益を求められると、長期投資は選択肢に入らない。売買を繰り返すことになる。それが米国型。レバレッジも使う。 

欧州型は「資産を守る」ための分散投資がメイン。国が出来たり、無くなったりを繰り返した欧州では「一つの国に財産を集中すること自体がリスク」と考える。財産だけでなく、ファミリーも多くの国に分散している。それが欧州型。 

投資の基本を教えるなら「余剰資金でバイ&ホールド」が最初。その程度は常識の範囲内。最初から「米国への投資」とか、投資の基本を知らない人が、投資を教えている。極めて危険な教育。 

 

 

・高校で実体経済を勉強することは良いことだ。でもそれは投資だけではいけないと思う。まずは「家計」をしっかり計画できることだ。自分の人生に、どれだけお金がかかるのか。そのお金をどう得るか。それをシミュレーションできることが、教育として必要ではないか。家計を抜きにして、投資では人生を見間違える。 

 

 

・まずは自分が生きていく上で必要な金を確保することが第一。 

社会を回すために自分の利益を削った投資をするのは、経済的に余裕のある人だけに許された特権。 

今の貧しい日本でそれだけの経済力を持っている人がどれほどいるだろうか? 

日本に投資するか、アメリカに投資するか? 

個人にとってどちらが利益が大きそうかを予測して選べばよい。 

個人の利益を無視した投資の推奨は無責任。 

選ばれないのは選ばれない理由があってのこと。 

自分からババを引きに行く必要はない。 

 

 

・金融リテラシー教育が人気のNISA絡みの受け狙いの新聞記事になってしまっている。未成年に対する教育であれば、おカネに関する貸し借りの信義則や生計や貯蓄のことから始めるのが普通だろう。 

まずおカネがあまりに余っていることを前提にして、働かずに稼ぐことを目指しているとしか思えない。貧困家庭や学資をローンに頼らなければならない人もいるのに不労所得の勧めみたいな内容になっていないか。 

 

 

・「アメリカ人に頑張ってもらうために、ドル投資を行う」のは、日本人として正しい生き方だし、日本の未来を明るくする。理由は「日本では、新しいことを始めることが不可能だから」。 

だから日本人が、「日本企業が新しいことを始めて日本社会をより良いものにしてくれたらいいなあ」と思って日本企業に投資しても、現実は何も変わらない。 

 

なので日本人が、「日本で新しいことが起きて、日本社会が良くなってくれたらいいなあ」と願うなら、米国企業に投資するしかない。 

米国は(日本と違って)進取の精神を尊重する国。だからどんどん新しいことが生まれてく。 

 

遠回りだけど、「日本人が米国企業に投資する→米国で新しいことが始まる→新しいもの好きの米国人がそれをもてはやし、その『新しいこと』が米国社会で普及する→それが日本にも輸出される→日本でも新しいことが始まる」を目指すのが、日本で生きる僕らに残されてる、唯一の正しい道だ。 

 

 

・資産運用は自分の資産を防衛および発展させるために行うものである 

 

30年間株価が最高値を更新できなかった 

日本国内に資金を置いているリスクについて 

全く言及はなく 

海外資産投資への批判的な姿勢は 

いかがなものかと考えた 

 

 

・仰ることはその通りだが、ならば国内の企業に投資したら儲かるのか? 

問題はまさにこの点だと思う。大きい会社か小さい会社かは別にして成長する見込みのある会社ならまだしも最早ゾンビ企業ばかりでこれから新しく売れる製品をバンバン作れる企業ではない、緩やかに衰退しかしそうにない企業ばかりだと投資する意味はない。 

それなら米国他成長が見込める会社に投資をするのが理にかなっている。 

 

 

・いい記事だった。まさしく目から鱗。こういう発言をすると青臭いだのいい子ぶってるだのといった半ばできないもののやっかみのような意見が出ることが多いが、こういう言葉で足を引っ張るような社会であるうちは、どうあがいてもアメリカには勝てず、世界からも取り残される可能性がある。 

 

 

・応援する気持ちをメインとすると、今は株式投資よりクラファンの方がより純粋な投資になりそう。 

このブラックユーモアにさらに追加すると、アメリカ合衆国51番目の州もしくは上手く調教された植民地として、アメリカ発展の恩恵を受けるべきアメリカ投資が是ということだ。 

 

 

・まずお金を守ることを学ばないと。 

犯罪組織政府が私腹を肥やすために国民から増税で資産を強奪してきます。 

下劣で醜悪な政府が有用な制度を複雑化して使わせないようにしてますが、節税や補助金制度はありますよ。 

 

 

 

・日本で「投資」というと「株などの売買」のことだと思われている。 

本来はエンジェル投資家のような人が、ビジネスアイデアはあるが実現するお金がないという人にお金を投じるのが投資のはず。 

どのタイミングで買って、そのタイミングで売るかしか考えない人は投資をしていない。 

 

 

・「株式市場で株式取引」を行う上で重要なのは金を増やすのが投資であり、儲けるのために投資は行うものである。 

 

それが大前提。 

 

端的に表現すれば、どの会社が「時価総額」世界10位に入るかを「予想するゲームと言っても過言ではない」 

 

日本企業が、世界時価総額10位【以内】に入ることが無いなら 

笑いながら冷徹に損切りして、希望のある企業に投資するのが投資道である 

 

それが資本主義市場を生き抜くための絶対条件であり 

獅子が餌を狩るのに似ている。 

平原でぼさーと日本だけを向いて資本主義を生き残れると 

勘違いしている人はただ、その考えに対して 

それ相応の代償を払わざる負えないのである 

 

今更、大和魂とかほざくのは馬鹿 

 

 

・日本は経済的にもアメリカの属国であるのは明らかなのだから、日本に投資する位ならアメリカに投資した方がマシだと思いますけどね。 

トヨタにしても存続の是非はアメリカ次第って状態です。 

 

 

・国民がみなドル投資をすれば国民経済にとっては良くないのは事実としても、国民が漫然と銀行預金だけ続けているよりはまし。むしろ国内企業や東証こそが「われわれが優良な投資先なのだ。」と国民にアピールすべきだろう。 

 

 

・日本の金融教育は「社会科」ではなく「家庭科」で行われている、まずこれがおかしい。 

内容も、ただ株を売ったり買ったりして利ザヤを稼ぎましょうみたいな単純な事。 

そんな事よりも金融教育って言うなら「株式会社の仕組み」とか「証券取引では何を取引しているのか?」など基礎を教育すべきだ。 

結局は証券会社が、自分とこの商品売りつけるための営業活動をやってるだけ。 

社会に出て騙されないように金融教育をやるのかと思いきや、学生相手に騙しやってるイメージです。 

文部科学省が悪いのでは? 

 

 

・言いたいことは分かるが、それって経済学の範疇だろう。 

経済学を勉強してから金融を学ぶのが合理的だと思うが、高校生にそんな時間はない。 

だったら結果だけでも教えた方がいいよねっていうのが今の金融教育ではないのか。 

 

 

・記事が言っていることはよくわかる。 

 

しかし、今お金を持っている層(個人・企業を問わず)は日本への投資をしてるんだろうか? 

もししているというのなら、なぜ、日本では、世界からお金を持ってこれるような産業が産まれていないのだろうか? 

 

 

・言ってることはもっともだがGoogleのような100年に1度のアメリカンドリームを例に持ち出されてもあまり響かない 

そこいらの学生に大谷翔平と同じ練習をさせたところで、野球の上手い「そこいらの学生」にしかならないのと同じ 

投資教育は単純労働以外にも効率よく資産を増やすことがあるということを教えていることが大事。残念ながら従来の昭和教育は「ガンバって単純労働することこそ美徳」の延長に過ぎず、それゆえ今の日本の社会人は「投資」の意味すら知らない人がほとんどだ。 

 

 

・>投資を受けた人たちが、新たな技術、商品、サービスを生み出し、将来の消費者の生活が豊かになる。その消費者から支払われたお金の一部が投資をした人へと還元される。 

 

消費者の生活を豊かにするような企業に投資してるよ。 

そのような企業の大半がアメリカにあるだけで、別に日本だから投資しないという訳ではない。 

 

 

・>全国屈指の進学校に証券会社の講師がやってきて、「日本の未来を明るくする方法」として、ドル投資を薦めたという内容だった。 

 

その高校に招かれた外部講師がドル投資(米国株投資?)を勧めたというだけのこと。 

日本全国の高校の教員が生徒に対して特定の金融商品を勧めているなら問題だろうが、そうではない。 

 

 

 

・金融教育の基本は、銀行とは何か、株式とは何か、利息とは何か、配当金とは何か、だと思うよ 

手元のお金を増やすこと以外にも、住宅ローンやらマイカーローンやらそれこそ貸与型奨学金やら、お金を借りることだって金融だもの 

 

 

・投資で日本社会を良くしたいなら、日本の会社に投資するVCなりPEに行くなり立ち上げるなりしてください。貯金を増やしたい程度の気持ちなら、ほぼ外さない米国株インデックスファンドに投資してください。そして日本国民のほとんどは老後資金を捻出するためだけの投資なんだから、米国に投資しろと教えるのは極めて合理的。それだけの話。この筆者、何熱く語っちゃってんの。 

 

 

・言っちゃあなんだが、中央銀行券について正しく理解してる言説を拝んだことないw 

 

金融教育なんてできる奴がはたして日本にどれだけいるのやら。 

 

最前線で巨額の債券動かしてる奴らも分かってない。勘違いしてるのがほとんど。大手金融機関のトップも分かってない。 

 

法学、経済学、会計、歴史全てをガッツリ勉強しないとわからない。 

 

手形が分かってないノーベル賞経済学者にはわからないし、経済学が分かってない法学者にもわからない。 

 

世に溢れる金融教育は例外なくまがい物だ。 

 

 

・太平洋戦争中に「お国の為に【日本国債】を買いましょう」というのがあったが「紙くず」になった。まあ日本国債が今後「紙くず」にはならないが大事なことは「目的は利益を上げること」であって「日本企業の応援」ではない。 

この著者は資本主義経済の根本を「勘違い」している。利益を上げることこそGDP成長につながるわけで、そこで「手加減した投資行動」をしても低収益のゾンビ企業が生き残るだけ。「失われた30年」で日本企業も消費者も「利益度外視して」安売りばかりした。GDPの定義からして皆が安売りしたらGDPが増えるとかは「妄想」だ。そういう「非合理的な行動」を皆がするから日本経済の長期低迷になる。なお個人資産が5兆だ10兆だ「流出しようが」為替への影響など「ゴミ」だ。FXの取引額は「1京円(1万×兆)」という莫大な取引だから。どうぞ著者は「卒倒したまま」でいてほしい。 

 

 

・何とも何とも・・・そら国内の有望な企業にこぞってみんなが出資し、それで企業がばんばか成長し、その利益を分配してみんなハッピー、なんてなったらそりゃ理想だけど、現実的にはイノベーションを起こして成長している企業の大半は海外、そして一番リスクバランスに優れ、優良な市場は米国というのが現実。 

 

それらに投資し、利益のほんの一部でも日本国内に流れ込ませた方が個人の益にもなるし、「国益」にもなる。少なくとも望み薄の国内企業に善意や愛国心で投資し、共倒れするよりは。 

 

「国内に投資してください」、という言葉はもう人生ゴールしたような高齢の資本家だけに言ってほしい。間違っても庶民にそんな身勝手な理想を押し付けて、泥船に招待しないでほしい。それこそ国益を損なう。 

 

 

・>2年前から高校で始まった金融教育 

何十年も前から、それこそ戦前から、大学法学部で会社法(旧商法)の授業がある 言うまでも無く、会社法は、株式会社制度の根本を成す法規 

名門大法学部生が、この会社法をぜんぜん勉強してないから、株式や株価、株式投資の意味が分からない 

 

 

・多くの人はみんなが豊かになる事なんて望んでないよ。 

自分がどれだけいい暮らしができるかを望んでいる。 

そりゃあ、表向きはみんなが豊かになる事を望んでいるとは言うよ。 

いい人だと思われたいから。 

でも、本心は他の人なんてどうでもいいんだよ。 

 

 

・「金融教育」=「カネ儲けのハウツーを教える教育」と勘違いしてる人間が多すぎる。 

子供には「何に投資すれば儲かるか」より、「社会でお金がどう回ってるのか」という根本的なことを教えて欲しい。 

 

 

・みんなアメリカに投資しているのは日本企業ダメだから。反省すべきは大半の日本企業経営者であって、我々投資家では無い事だけははっきりさせておく。 

 

 

・投資しろではなく、投資にはリスクがあるから気を付けろって教えるべきでは? 

クレジットカードの仕組みとか、リボ払いのリスクとかも。 

 

 

 

・そんなきれいごと言ってもね。今の日本に投資した所で、生きているうちに何を生み出せるの?って話。アメリカ投資でないと、老後の生活資金に間に合わない。 

 

 

・ババ抜きと同じ、弱い奴にババを強制的に引かせるのが投資の基本。 

アメリカのバブルの付けを日本の民間資産に肩代わりさせるのが、今の政府とアメリカの意向だ。 

 

 

・日本に投資してもらえるような環境にしていただければ、自然に国内投資も増えると思いますよ。 

 

 

・個人の未来を明るくする投資としては間違ってないと思うがね 

日本の未来を明るくする投資ではないよね 

 

 

・外国企業に投資すると、その企業の所属国の通貨に対し円安に働くのは当然だが、成長もしない企業に投資する馬鹿はいない。 

 

 

・日本に投資しろと教育するほうが無責任だよ。戦時国債を買わせたがる大日本帝国みたい。何でもかんでも若い人に責任を取らせるのは悪質だ。 

 

 

・教育環境、研究費用、国民負担率、人口推移、規制先と緩和先、税金の使い道、日米関係、主要産業、どこをどう見て日本に投資しようと思うのか?笑 

 

長期的な視点に立てない政府と役人とそれを選ぶ国民を見て、どうして日本に投資をしようと思うのか?笑 

 

 

・>個人の生活を考えながら、社会のことも考えようねということだ。社会は他人事ではなく、自分の延長にある。社会という船がまるごと沈没してしまえば、自分も溺れてしまう。 

 

金融だけでなく出産子育てにも言えることですね。 

 

 

・証券マンを読んで授業させるなんて、時間の無駄。 

高校生レベルなら「利回り40%」などといった明らかな詐欺に 

引っかからないにするための教育で十分。 

 

 

・1000円あったら日本株買っておけってことか。もっと短い分で結論だけ書いて欲しいものだな。どうして日本人は結論までに長い文章を書きたがるのか。 

 

 

 

・マスコミが日本の将来に対し悲観論ばかり垂れ流し、政府に対し罵詈雑言を繰り返してるから、そりゃ日本に投資などしたくなくなるだろう。 

 

 

・よい気付きがありました。『きみのお金は誰のため』、非常に売れている本ですが、買ってみようと思いました。 

 

 

・ただの植民地政策。 

国家の品格で藤原正彦は、投資とはギャンブルだと言ってた。 

高校生が授業でギャンブルを勧められたら親は普通怒るよね。 

 

 

・何だろうこの記事の違和感。 

お前らはプレーヤーになるな、駒になれって言うのを 

善しとしろって言ってるようにしか見えないが。 

 

 

・この記事に同意です。若いころからこのような考えを持つことが大事だと思いました。 

 

 

・そもそも家庭科に位置づけたことに悪意を感じる 

 

社会科だけにしておくべきだ 

 

 

・投資と言うよりは米国やユダヤ金融への上納だと思えば良い 

 

 

・別に日本を豊かにするために生きてないし 

 

 

・お金はなくても幸せになれるとかファンタジーを教える国語教育の方が 

害悪 

 

 

・もうこうなったら大人男優になるしかないわな。 

 

 

 

 
 

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