( 197512 )  2024/08/02 15:36:51  
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27歳の無職男性が6~16歳の少年4人に性的暴行やわいせつ行為を繰り返し、不同意性交などの罪に問われた裁判で、札幌地裁は懲役8年の判決を言い渡した。

被告は16歳の少年に性器を触らせ、14歳の少年には肛門性交を行い、さらに8歳や6歳の男児にも性的な行為を行っていた。

裁判長は特に兄弟2人に対する行為を卑劣で悪質と判断し、被告の犯行を厳しく非難した。

(要約)

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札幌地裁=2024年6月4日午後2時15分、札幌市中央区、新谷千布美撮影 

 

 当時6~16歳の少年4人に性的暴行やわいせつ行為を繰り返していたとして、不同意性交などの罪に問われた札幌市の無職鈴木功被告(27)に対する判決公判が1日、札幌地裁であり、渡辺史朗裁判長は、求刑通り懲役8年を言い渡した。 

 

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 判決によると、鈴木被告は昨年7月から今年1月まで、自宅などで16歳の少年に自分の性器を触らせ、その弟である14歳の少年には支配的な関係を築いた上で肛門(こうもん)性交などした。また、8歳や6歳の男児の性器を触り、一部は動画で撮影して、スマホに保存していた(年齢はいずれも当時)。 

 

 渡辺裁判長は、兄弟2人への加害に「卑劣な犯行」「青少年に対する淫行の中では悪質」と判断。男児2人についても「性的な行為の意味を理解できず、抵抗もしがたい年齢であることにつけ込んだ」とした上で、「長期にわたる常習的犯行。相当期間の実刑は避けられない」と言い渡した。(新谷千布美) 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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