( 197757 )  2024/08/03 01:06:21  
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2日のニューヨーク外国為替市場では、米ドルに対する日本円の相場が一時、1ドル=146円台後半となり、約4か月半ぶりの円高・ドル安水準になった。

米労働省が発表した7月の雇用統計では、市場予想を下回る11.4万人の増加となり、失業率も4.3%となった。

この雇用情勢の悪化を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを行う可能性が高まり、日米金利差が縮小する展望が強まった。

景気後退への懸念から、2日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が一時900ドル超下落し、4万ドルを割り込んだ。

(要約)

( 197759 )  2024/08/03 01:06:21  
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米連邦準備制度理事会=ロイター 

 

 【ニューヨーク=小林泰裕、ワシントン=田中宏幸】2日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時、1ドル=146円台後半をつけ、約4か月半ぶりの円高・ドル安水準となった。 

 

【写真】超円高時代の高金利をアピールするチラシ 

 

 米労働省が発表した7月の雇用統計(季節調整済み)で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数が前月比11・4万人増となり、市場予想を下回った。失業率は4・3%で、2021年10月以来の高さとなった。雇用情勢の減速を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを決め、日米の金利差が縮小するとの見方が強まった。 

 

 2日のニューヨーク株式市場では、景気後退への懸念からダウ平均株価(30種)が一時、900ドル超下落し、4万ドルを割り込んだ。 

 

 

 
 

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