( 197822 )  2024/08/03 02:01:21  
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外国為替市場で円相場が4か月半ぶりに1ドル=147円台まで上昇し、アメリカ雇用統計の悪化が要因とされている。

アメリカの景気後退懸念からドル売り円買いが進み、円高トレンドが強まっている。

日銀が利上げを行う一方、アメリカでは利下げの可能性が高く、金利差が縮小していることが意識されている。

(要約)

( 197824 )  2024/08/03 02:01:21  
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外国為替市場で一段と円高が進み、円相場はおよそ4か月半ぶりに一時、1ドル=147円台まで上昇しました。日本時間の2日夜、アメリカで発表された雇用統計が市場予想を下回ったことが要因です。 

 

アメリカの景気が後退するとの懸念が強まったことで、ドルを売って円を買う動きが強まりました。このところ、外国為替市場では、日米の金融政策の方向性の違いから、円高ドル安の流れが強まっています。 

 

今週、日銀が追加の利上げに踏み切った一方、アメリカでは早ければ9月に利下げに踏み切る可能性が高まっていることで、日米の金利差の縮小が意識されているためです。 

 

円相場は7月上旬に1ドル=162円に迫って以来、1か月で15円ほど円高が進みました。 

 

 

 
 

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