( 197932 )  2024/08/03 16:00:00  
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ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が2連続で大幅安となり、世界市場に影響が波及した。

東京株式市場も前日比2216円63銭安で取引を終え、米経済への懸念が強まっている。

7月の雇用統計が予想を下回ったことから投資家がリスク回避姿勢を示し、売り注文が増えた。

半導体やIT関連銘柄も値下がりし、NY外国為替市場では円高ドル安水準が半年ぶりになった。

(要約)

( 197934 )  2024/08/03 16:00:00  
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ニューヨーク証券取引所 

 

 【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比610.71ドル安の3万9737.26ドルで取引を終えた。下げ幅は900ドルを超える場面もあった。前日500ドル近く下落したのに続き、米景気減速への懸念から2日連続の大幅安となった。欧州市場なども軟調で株安が世界市場に波及した形だ。 

 

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 2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日比2216円63銭安の3万5909円70銭で取引を終えた。世界の主要な株式市場で米経済に対する懸念が強まっており、週明けの東京市場での値動きに影響しそうだ。 

 

 朝方発表された7月の雇用統計は景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数の伸びが予想を大きく下回った。米経済の先行きへの懸念から投資家がリスク回避姿勢を強め、売り注文が膨らんだ。決算が低調だった半導体やIT関連銘柄の値下がりも目立った。 

 

 米連邦準備制度理事会による早期利下げ期待を背景に、NY外国為替市場では一時1ドル=146円台前半と約半年ぶりの円高ドル安水準となった。 

 

 

 
 

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