( 198457 )  2024/08/05 01:15:25  
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自民党の鬼木誠防衛副大臣が、福岡市で南極の氷を配布していたことが報道され、公選法違反の疑いが出ている。

鬼木副大臣は、自衛隊の任務を紹介し理解を深めたかったと説明しているが、南極の氷は希少で一般に手に入りにくい。

また、世耕弘成氏も裏金を使って高級シャンパンやワインを購入しており、怪しい裏金領収書が多数存在していることが発覚している。

(要約)

( 198459 )  2024/08/05 01:15:25  
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鬼木副大臣は「魔の4回生」(C)共同通信社 

 

「違法という認識はなかった──」 

 

 しんぶん赤旗(7月30日付)の報道により、選挙区内の住民らに“南極の氷”を配布していたことがバレた自民党の鬼木誠防衛副大臣(衆院福岡2区)。こう釈明したが、公選法違反(寄付行為)を指摘する声が上がっている。 

 

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「鬼木副大臣は福岡市内で行われた『南極の氷体験会』に参加した際に、市内の小学生やその保護者らに海上自衛隊の砕氷船『しらせ』が採取した南極の氷を砕いてコップに入れて配布しました。この行為に対して鬼木副大臣は“自衛隊の任務を紹介し、理解を深めて欲しかった”などと話しています」(防衛省担当記者) 

 

 極めて希少性が高いであろう“南極の氷”を鬼木副大臣が入手できたのは「特殊な慣例が関係している」と防衛省関係者が声を潜める。 

 

「あまり知られていないのですが、『しらせ』が南極に行くたびに氷を“お土産代わり”に持って帰ってきてるんです。時には自衛隊の部隊見学に来た学生に見せたり、幹部らと外部との飲み会の席などでロック氷として提供したりと、接待ツールとしての役割も担っています。今回、鬼木副大臣の行為で図らずも“南極の氷”がクローズアップされてしまったことから、一部の幹部は<今後、氷を採取してくること自体が問題視されるのでは>と頭を抱えています……」 

 

 鬼木事務所に氷入手の経緯や違法性の認識を質問したところ、回答はこうだった。 

 

「(氷は)防衛省から配布された。財貨性のある金品ではなく、公選法には抵触しないと考える」 

 

 違法性はさておいても、南極の氷に“希少性”があるのはまごうことなき事実。庶民にはそうそう手に入らない。南極の氷で作った水割りを一度でいいから飲んでみたい。 

 

  ◇  ◇  ◇ 

 

「裏金」を原資に計約45万円分もの高級シャンパンやワインの購入が発覚した世耕弘成氏には、他にも怪しい裏金領収書がわんさかあった。 

 

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