( 198467 )  2024/08/05 01:23:26  
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日本代表が柔道混合団体でフランスに敗れて2大会連続の銀メダルを獲得し、メダリスト記者会見に出席した。

永山竜樹選手は試合後のSNSでの中傷についてコメントし、選手の努力を尊重するように呼びかけた。

また、阿部詩選手は団体戦までの調整について説明し、SNSの投稿にはあまり気にせずに選手側の心情を述べた。

(要約)

( 198469 )  2024/08/05 01:23:26  
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 表彰台で銀メダルを手にする阿部一二三(左)と阿部詩(撮影・中田匡峻) 

 

 「パリ五輪・柔道混合団体」 

 

 2021年東京五輪に続いて決勝でフランスに敗れ、2大会連続で銀メダルとなった日本代表が4日、メダリスト記者会見に出席した。 

 

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 記者会見では、選手を傷つけるようなSNSの投稿について、男子60キロ級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)、女子52キロ級の阿部詩(パーク24)が質問を受けた。 

 

 永山は個人の準々決勝でガルリゴス(スペイン)と対戦し、絞め技を掛けられた状態で「待て」がかかったにもかかわらず、その後6秒も絞められ続けて失神し、一本負け。不可解判定が物議を醸した。 

 

 永山は「SNSの誹謗(ひぼう)中傷などは本当に、選手は人生をかけて必死で戦っているので、それを分かっていただいた上で、投稿とかをしていただきたいなと思います」とネットユーザーに要望した。 

 

 個人では2回戦敗退で連覇を逃し、大声で泣き叫ぶ姿が国内外に衝撃を与えた阿部詩は、個人戦から団体戦までの間の調整の仕方を「一番大切な言葉というのは身近な人の言葉だと思うので、普段からサポートしていただいいてる人たちの言葉を大切にして、団体戦までは調整練習だったり、日々の生活をしていました。(SNSの投稿は)見たくなくてもやっぱり目に入って来るものではあったので、あまり気にせず」と説明した。 

 

 SNSの投稿については永山と同意見だとし、「本当に、一人一人が人生をかけて、全てをかけて頑張っていることなので、温かい言葉が人としては絶対にうれしいかなとは思いました」と選手側の心情を述べていた。 

 

 

 
 

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