( 198817 )  2024/08/06 02:10:45  
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日本はイタリアに逆転負けし、48年ぶりの4強入りを逃す結果となった。

第1,2セットでは石川祐希らが活躍し、幸先よく先制したが、第3セット以降は流れが変わり、最終的に敗北した。

開幕前はWorld No.1のポーランドにも勝利するなど好調だったが、悲劇が待っていた。

男子日本代表の五輪成績一覧も掲載されている。

(要約)

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第2セット、スパイクを決め、雄たけびを上げる石川祐希(撮影・中村太一) 

 

 ◆パリ五輪・バレーボール準々決勝 日本2―3イタリア(5日、パリ南アリーナ) 

 日本が22年世界選手権王者の強豪イタリアに2―0からフルセットの末、悪夢の逆転負けを喫した。五輪では4位だった1976年のモントリオール大会以来、48年ぶりの4強入りはならず。72年のミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダルへの道が途絶えた。 

 

■「あと1点、あと1点が…」解説の元日本代表戦士が涙こらえきれず【動画】 

 

 第1セットは25―20で幸先よく先制。序盤こそ劣勢に立ったが、主将でエースの石川祐希(ペルージャ)や高橋藍(サントリー)らが効果的に得点を挙げて振り切った。 

 

 第2セットも苦しい展開だったが、終盤に追い上げた。西田有志(大阪ブルテオン)の得点で23―23の同点に追いつくと、石川が2連続得点で締めて連取した。 

 

 潮目が変わったのは第3セットだった。24―21まで優位に進めた。ところがここから4連続失点を喫してもつれた末に、25―27で奪われた。一度変わった流れは第4セットも続き、高さのある相手の攻撃に苦戦を余儀なくされた。懸命に粘ったが連取されて同点に追いつかれた。最終セットも押し切られた。 

 

 開幕前は世界1位のポーランドに勝利したほか、ネーションズリーグでは銀メダルを獲得するなどしたが、パリの地で悲劇が待っていた。 

 

◆男子日本代表の五輪全成績 

 開催年  成 績 開催地 

1964年  銅  東 京 

1968年  銀  メキシコ 

1972年  金  ミュンヘン 

1976年 4 位 モントリオール 

1980年  ―  モスクワ 

1984年 7 位 ロサンゼルス 

1988年 10位 ソウル 

1992年 6 位 バルセロナ 

1996年  ―  アトランタ 

2000年  ―  シドニー 

2004年  ―  アテネ 

2008年 11位 北京 

2012年  ―  ロンドン 

2016年  ―  リオデジャネイロ 

2021年 7 位 東京 

2024年 8 強 パリ 

 

【#OTTOパリ五輪情報】 

 

西日本新聞社 

 

 

 
 

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