( 199492 )  2024/08/08 02:05:48  
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ソフトバンクグループは2024年4~6月期の連結決算で、1742億円の純損益赤字を記録し、前年同期の4776億円から改善した。

為替差損による影響や投資事業の改善が赤字縮小に貢献した。

投資事業は5597億円の黒字を計上し、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の投資損益も323億円の黒字となった。

(要約)

( 199494 )  2024/08/08 02:05:48  
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ソフトバンクグループのロゴ(AFP時事) 

 

 ソフトバンクグループ(SBG)が7日発表した2024年4~6月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が1742億円の赤字(前年同期は4776億円の赤字)だった。 

 

【写真】ソフトバンクグループの定時株主総会の入場を待つ株主ら(6月) 

 

 同期の赤字は3年連続。円安進行を受け為替差損を計上したことが響いた。ただ、主力の投資事業で損益が改善し、赤字額は大幅に縮小した。 

 

 ドル建て負債を多く抱える中で、為替の円安進行で為替差損として4439億円を計上し、利益を押し下げる要因となった。 

 

 一方、投資事業の損益は5597億円の黒字を計上。前年同期(6989億円の赤字)から大きく回復した。このうち、傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の投資損益は323億円の黒字。SVFでは世界各国の新興企業に投資しており、今期は投資先の韓国インターネット通販クーパンなどの株式価値が上昇した。  

 

 

 
 

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