( 199932 )  2024/08/09 15:37:27  
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岸田内閣の支持率は前月比3.9ポイント増の19.4%であり、3カ月ぶりに上昇したが、9か月連続で1割台にとどまっている。

不支持率は53.6%となっている。

次期衆院選における比例代表の投票先では、自民党が28.8%で最も高く、「自民党中心の政権継続」を望む割合も42.7%で野党中心の政権交代を上回っている。

年内に衆院解散・総選挙を望む割合が最も多い36.2%。

野党の候補者一本化に賛成する割合は43.2%で、「他に適当な人がいない」が支持理由で最も多く、支持しない理由は「期待が持てない」が最も多かった。

自民党の政党支持率が19.9%で最も高く、各党の順位は自民党→立憲民主党→公明党→日本維新の会→共産党→国民民主党→れいわ新選組→参政党→社民党→教育無償化を実現する会と続いた。

有権者の65.5%が「支持政党なし」と回答している。

(要約)

( 199934 )  2024/08/09 15:37:27  
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岸田文雄首相 

 

 時事通信が2~5日に実施した8月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比3.9ポイント増の19.4%だった。 

 

【ひと目でわかる】岸田内閣の支持率推移 

 

 3カ月ぶりに上昇に転じたが、昨年12月から9カ月連続で1割台にとどまった。不支持率は同4.8ポイント減の53.6%だった。 

 

 次期衆院選の比例代表の投票先は、自民党28.8%、立憲民主党9.9%、日本維新の会6.0%、公明党3.4%などの順。選挙後に期待する政権の在り方については、「自民党中心の政権継続」の42.7%が、「野党中心の政権交代」の29.8%を上回った。 

 

 衆院解散・総選挙の時期に関しては、「年内」を望む回答が36.2%と最多。次いで「来年10月の任期満了かそれに近い時期」18.9%、「来年の早い時期」16.3%、「来年夏の参院選と同時期」8.6%と続いた。 

 

 次期衆院選で、野党が候補者を一本化すべきだと「思う」との答えは43.2%で、「思わない」の25.4%より多かった。 

 

 内閣を支持する理由(複数回答)で最も多かったのは「他に適当な人がいない」の8.4%、支持しない理由(同)は「期待が持てない」の31.4%だった。 

 

 政党支持率は、自民19.9%(前月比3.9ポイント増)、立民3.7%(同2.6ポイント減)、公明2.2%(同0.3ポイント減)、維新1.8%(同0.9ポイント減)の順。以下、共産党1.3%、国民民主党1.0%、れいわ新選組0.7%、参政党0.4%、社民党0.2%、教育無償化を実現する会0.1%と続いた。「支持政党なし」は65.5%。 

 

 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.7%。  

 

 

 
 

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