( 200457 )  2024/08/11 00:29:04  
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立憲民主党の岡田幹事長が、政治資金パーティーの開催問題について記者会見を行った。

立民は自民党の派閥裏金事件を受けて、パーティー開催禁止法案を国会に提出し、執行部は開催自粛をしているが、活動資金に不安が広がる状況である。

立民は企業・団体献金との関係や派閥の問題を考慮し、パーティーを献金とみなして批判している。

岡田氏は法案審議が進むまで自粛することを決定し、党内の矛盾を批判される状況である。

(要約)

( 200459 )  2024/08/11 00:29:04  
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記者会見する立憲民主党の岡田幹事長=7日、国会 

 

 立憲民主党が政治資金パーティーの「解禁」に苦慮している。自民党の派閥裏金事件を受け、立民は先の国会にパーティー開催禁止法案を提出した。その手前、党執行部は開催を自粛しているが、同様のムードが党内全体に広がる。だが次期衆院選は来年秋までに迫っており、今後の活動資金に不安が募る。 

 

【写真】「違法でない」と鈴木財務相 政治資金パーティー開催で 

 

 立民は政治資金規正法改正の議論を通じ、企業・団体献金は「政策をゆがめる恐れがある」と批判し、パーティーに対しても実態は献金に近いと矛先を向けた。自民の派閥や議員がパーティー収入で資金を確保していることを踏まえた。5月にはパーティー開催禁止法案を国会に提出した。 

 

 このタイミングで岡田克也幹事長や大串博志選対委員長のパーティー開催予定が判明する。言行不一致と批判され、執行部は法案審議のめどが付くまで自粛を申し合わせた。法案が否決された国会の閉会後も泉健太代表は「継続」を明言した。 

 

 岡田氏は7日の記者会見で、役員以外に制約はないと説明した上で「開けば、たたかれるという気持ちがあるのでは」と党所属議員の心情を気遣った。 

 

 

 
 

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