気象庁は、宮崎県で最大震度6弱の地震が発生した後、南海トラフ地震の想定震源域内で震度1以上の地震が増加し、23回になったと発表した。南海トラフ地震の臨時情報が発表され、地震活動や地殻変動に特段の変化が見られない場合、15日午後5時まで警戒が続くが、その後呼び掛けが終了する予定。(要約)
気象庁の看板
気象庁は12日、宮崎県で最大震度6弱を観測した地震の後、南海トラフ地震の想定震源域内で観測された震度1以上の地震は、11日の発表から2回増え23回になったと発表した。
【ひと目でわかる】南海トラフ地震臨時情報の対象地域
同庁は8日、同地震の「臨時情報(巨大地震注意)」を発表。その後、同地震に関連するプレート境界の固着状態に特段の変化は観測されていない。内閣府の防災担当者によると、このまま地震活動や地殻変動に変化が見られなければ、15日午後5時で同情報の呼び掛けを終了する予定。