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58歳の広瀬めぐみ参院議員が、自民党を離党した公設秘書の給与を詐取した疑いで東京地検特捜部の任意聴取に応じ、秘書に勤務実態がなかったことを認めたことが報じられている。

広瀬氏は議員辞職する意向を示しているという。

(要約)

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広瀬めぐみ参院議員=盛岡市で2024年3月5日午後2時0分、湯浅聖一撮影 

 

 広瀬めぐみ参院議員(58)=岩手選挙区、自民党を離党=が公設秘書の給与を詐取したとされる事件で、広瀬氏が東京地検特捜部の任意聴取に対し、秘書に勤務実態がなかったことを認める供述をしたことが関係者への取材で判明した。広瀬氏は周囲に議員辞職する意向を示しているという。 

 

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 関係者によると、広瀬氏は2022年冬から23年夏まで、公設第1秘書の妻を公設第2秘書としていたが、第2秘書に勤務実態はなく、給与計約400万円を国からだまし取った疑いがある。 

 

 第1秘書は特捜部に対し「広瀬氏から第2秘書として妻の名義貸しを依頼された。事務所の運営費に必要だと言われ、断れなかった。妻に勤務実態はなかった」と説明しているという。 

 

 広瀬氏の第2秘書の口座に国から振り込まれていた給与の大半は、引き出された後に現金で広瀬氏に渡っていたとみられる。 

 

 広瀬氏は3月に自身のホームページで、「第2秘書はリモートワークで支援者のリスト作成をしたり、車の運転をしたりしており、勤務実態があった」と主張していた。【安元久美子、北村秀徳、岩本桜、山田豊】 

 

 

 
 

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