( 203455 )  2024/08/20 14:45:30  
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フリーアナウンサーが契約解除された問題で、体臭の原因や男女の違いについて横浜内科・在宅クリニックの朝岡院長が説明。

体臭の主な原因は汗であり、服に汗が染み付き菌が繁殖して不快な臭いが発生する。

食事も臭いの強さに影響し、動物性の脂やアルコール、糖質が多いものは汗臭い物質を作り出しやすい。

対策として、服を清潔に保ち、食生活を見直し、毎日入浴することが効果的とされている。

(要約)

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臭いの真犯人は服? 

 

 「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」などと投稿をし、フリーアナウンサーが契約解除をされた問題。 

 

【映像】体臭がきつくなる“意外な”食べ物とは? 

 

 実際に、男性と女性で夏場の体臭に違いはあるのだろうか。 

 

 臭いの治療に詳しい横浜内科・在宅クリニックの朝岡龍博院長に話を聞いた。 

 

 「体臭の主な原因は汗であり、不快に思われるかは、“汗の量”と“臭いを充満させる形になっているかどうか”がカギだ。これらの点に対し、男性の方が当てはまりやすいため、体臭が強いと一般的に認識されていると考えられている。もちろん、女性が一概に臭わないというわけではない」(朝岡院長、以下同) 

 

 男性ホルモンの影響で、女性よりも男性の方が汗を出す分泌腺が多く、汗を多くかく傾向にある。また、男性ホルモンは毛量も多くするため、体臭がこもりやすくなる。 

 

横浜内科・在宅クリニックの朝岡龍博院長 

 

 しかし、臭いの原因は“汗そのもの”ではないようだ。 

 

 「汗が染み付いた服に菌が繁殖し、イヤな臭いを発する。服に対策しなければ、臭い自体は充満してしまう」 

  

 汗が服に染み付き、菌が繁殖することで嫌な臭いが発生する。ここに男女差はなく、服を清潔に保っているかどうかが影響する。 

 

 朝岡院長も「新品の服には臭いが付いていないが、着ていくうちに自分の汗が染み付き、菌が繁殖して臭いが発生する」と説明した。 

 

食べ物で汗の質が変わる 

 

 さらに、臭いの強さを左右するのが「食事」である。 

 

 「動物性の脂やアルコール、糖質が多いものは汗臭い物質を作り出しやすい。様々な因子はあるがこうした物質を食べている人は太りやすい。そして太ることで脇などの湿潤環境がよりひどくなることもある」 

 

 連日猛暑が続く中、臭いの元となる汗とは切っても切り離せない夏。どのように対処すれば良いのだろうか。 

 

 朝岡院長によると、服などを清潔にして菌の繁殖を防いだり、食生活を見直したり、毎日入浴することで臭いの改善ができるという。 

 

 一方で朝岡院長は「臭いで精神的に悩む前に気軽に医療機関に相談してほしい」と話した。 

 

(『ABEMAヒルズ』より) 

 

 

 
 

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