元NHKアナウンサーで参議院議員の和田政宗氏が、NHKラジオ第２の中国語ニュースで中国籍スタッフが「尖閣は中国の領土」と発言したことを指摘し、NHKが事態を矮小化していると述べた。

和田氏は、放送に関わる人物はNHK職員と同等の責任を持たせるべきだと訴えており、この問題は重大だと糾弾している。

フォロワーからは、国会で追及すべきだという意見やNHKに説明責任と再発防止策が求められるとの声が寄せられた。

また、中国籍スタッフが尖閣以外にも言及していた可能性についても指摘されている。

（要約）

元ＮＨＫアナ・和田政宗参院議員「ＮＨＫは事態を矮小化」と指摘　ラジオの中国語ニュースで中国籍スタッフが「尖閣は中国の領土」と発言 

　元ＮＨＫアナウンサーの和田政宗参議院議員が２１日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。ＮＨＫ国際放送とラジオ第２の中国語ニュースの中で中国籍スタッフが「尖閣諸島は中国の領土」などと伝えたことについて「ＮＨＫは事態を矮小（わいしょう）化している」と訴えた。 

　「ＮＨＫ国際放送とラジオ第２で、中国籍キャスターが『尖閣は中国の領土』などと放送した件。『外部スタッフ』と言うが、ニュースを伝える人物はＮＨＫ職員と同等の責任を持たせているはず」とつづり、「また、尖閣以外にも言及していると思うが、なぜ隠すのか？　公共放送の放送が占拠されたわけで、極めて重大な事件だ」と糾弾した。 

　フォロワーからは「国会で追及して欲しいです」「職権濫用以上の大事件。国際問題にもなる」「ＮＨＫには説明責任と再発防止策が求められる」などといった意見が相次いだ。 

　１９日午後１時過ぎにラジオ国際放送とラジオ第２で生放送されいた中国語のニュース番組の中で、中国籍の４０代の男性外部スタッフが沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をした。 

中日スポーツ