( 204204 )  2024/08/22 16:34:42  
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円高になっても物価が下がらないのはなぜ…消費者に還元されない「強欲資本主義」の末路

現代ビジネス 8/22(木) 6:04 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/a673ac9529dc139f7c105c516760ec97871e1c0d

 

( 204205 )  2024/08/22 16:34:42  
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為替レートの円高転換が消費者物価の低下をもたらすべきであるが、企業が輸入価格の低下を売上価格に反映しない限り、実現しない。

日本では過去に円安時に物価が上昇してきたが、今回の円高転換でその過程が逆転し、消費者物価が低下することが期待される。

企業は輸入原価の増減を売上価格に反映しており、円安時は上昇した反面、円高時に売上価格を下げることがないことが問題視されている。

日本政府は輸入価格の低下を消費者価格の引き下げに還元するように求められている。

(要約)

( 204207 )  2024/08/22 16:34:42  
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by Gettyimages 

 

為替レートの円高転換に伴い、本来であれば、消費者物価が低下するはずだ。しかし、企業が輸入価格低下を売上価格低下に還元しないと、この過程が実現しない。物価引下げを実現させることが必要だ。 

 

【写真】1ドル130円台の可能性も!いまこそ「物価引き下げ」で国民を困窮から救え 

 

円ドルレートは、今年7月始めには1ドル=160円を突破する円安になったが、10日から急速に円高が進んだ。 

 

そして、8月5日には、1ドル147円程度となった。この間に、円は9%ほど増価したことになる。だから、現地価格が不変なら、輸入価格は下落するはずだ。 

 

これまで、為替レートが円安になる局面では、それによって消費者物価が上昇してきた。これは、円安による輸入価格の上昇で売上原価が上昇すると、企業はそれを次の段階に転嫁したからだ。転嫁はつぎつぎに続き、最終的には消費者物価に転嫁された。そして、日本国民の生活が困窮してきた。 

 

為替レートの円高転換によって、これまでの過程が逆転し、消費者物価が低下して、元の水準に戻ることが期待される。 

 

このような転換が起きるかどうかは、国民生活に大変重要な意味を持っている。 

 

しかし、為替レートが円高になったときに、必ず消費者物価が下がるかと言えば、現実にはそうならない場合が多い。 

 

そうしたことが2022年の秋に起きた。 

 

為替レートは、21年には1ドル=110円程度だったが、アメリカが政策金利を急速に引き上げたために、2022年2月から急速な円安が進み、2022年10月に150円に近づいた。 

 

これに対処するため、日本政府は、10月21日に5兆6000億円の円買い介入に踏み切った。このため、為替レートは円高に転換した。そして2023年1月には、1ドル=130円程度にまで円高が進んだ。22年10月頃と比べると、約15%の円高だ(なお、介入の効果は長続きせず、23年1月からは、ふたたび円安が進行した)。 

 

円安時に見られた関係が成り立つとすれば、22年10月からの円高によって、消費者物価が下がってしかるべきだった。 

 

しかし、実際にはそうしたことは起こらず、消費者物価(生鮮食料品を除く総合)の対前年同月比は、23年の中頃まで3%台中ごろの値だった(22年12月、23年1月には、むしろ上昇率が4%台に高まった)。 

 

つまり、円安が進んで原価が上昇したときには企業はそれを売上に転嫁するが、逆に円高が進んで原価が低下した場合には、それを売り上げ価格の低下に結びつけなかったと解釈できる。今後予想される円高過程で、こうしたことが再び繰り返されるとすれば、大きな問題だ。 

 

 

世界的なインフレ傾向の中で、「強欲資本主義」ということがヨーロッパで言われた。 

 

これは、インフレによって企業の付加価値が増大するとき、企業はそれを従業員の給与引き上げにはあてず、もっぱら企業利益の増大に回したことへの批判である。 

 

前項で述べた企業行動は、これとは若干違う意味ではあるが、企業が消費者や従業員のことを考えず、利益の増大だけを求める行動をしているという意味で、一種の強欲資本主義だと考えることができる。これを「強欲資本主義のバージョン2」と呼ぶことができるだろう。 

 

これまで述べたことを、この言葉を使って言えば、次のようになる。 

 

企業が輸入物価の上昇を売上価格に転嫁するのは止むをえないかもしれない。しかし、そうであれば、円高の過程では、売上価格を引き下げることによって利益を消費者に還元すべきだ。 

 

それをしなかったという意味で、日本企業の行動原理は「強欲資本主義のバージョン2だ」と表現することができる。 

 

今後の円高進行の過程で、こうした行動を許さないことが重要だ。つまり、輸入価格の下落を消費者価引き下げに還元するよう、求める必要がある。 

 

物価の上昇に悩まされてきた日本国民にとって、消費者物価が低下するのは、願ってもないことだ。 

 

しかし、日本銀行はこのような考え方をとっていない。日銀は物価が上昇することが望ましいとし、それをこれまで大規模金融緩和の目標に掲げてきた。 

 

しかし、これまで10年以上にわたって金融緩和を続けたが、目標としてきた「消費者物価上昇率2%」は実現できなかった。 

 

ところが、2022年からの円安によって輸入物価が上昇したために、この目標はあっけなく実現してしまった。 

 

ただし、 これは、当初考えていたプロセスとは、全く異なるプロセスで実現したものだ。当初考えていたのは、日本経済の成長率が高まることによって賃金が上昇し、それによって物価が上昇するということであったのだろう。しかし、実際に起きたのは、このようなプロセスではなかった。上で述べたように、海外からインフレが輸入されることによって物価が上昇しただけのことだったのだ。 

 

そのために、金融を引き締めざるを得なくなった。そして最近では、「賃金と物価の好循環が実現されれば、金融政策を正常化する」としている。つまり物価だけでなく賃金も上昇すれば、これまでの緩和政策を本格的に転換すると言うのだ。 

 

物価が上昇したため、春闘に見られるように賃金が上昇しているのは事実だ。しかし、これによって経済が好循環を始めたわけではない。 

 

企業が「強欲資本主義」の原理で行動するとすれば、賃上げは企業の利益を減らすことによって行なうのではなく、売上に転嫁することによって行なうはずだ。つまり、賃金が上がれば、物価が上昇することになる。 そして、 物価が上がるから、賃金をさらに引き上げざるをえなくなる。賃金上昇分は消費者物価に転嫁されるので、さらに賃金引き上げが必要になる。こうして、悪循環が生じることになる。 

 

これは「物価と賃金の好循環」ではなく、「物価と賃金の悪循環」だ。これは、コストプッシュ・インフレーションであり、経済を破壊する恐ろしい事態だと考えざるをえない。 

 

これを阻止するためには、これまで述べたように、コストが低下した場合には、企業が売上価格を引き下げるよう、政府が指導することが必要だ。そして、国民がそれを監視することが必要だ。 

 

野口 悠紀雄(一橋大学名誉教授) 

 

 

( 204206 )  2024/08/22 16:34:42  
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物価の上昇や為替の影響に関する議論が多岐にわたりました。

一部の意見では、物価が下がることは難しいとの見方や、企業が値上げしたらすぐには値下げしないという指摘がありました。

また、為替変動が直ちに価格に反映されるわけではないという意見もあります。

さらに、消費税の影響や需給バランス、事業方針や競争など、さまざまな要因が物価に影響を及ぼしていることが指摘されています。

 

 

一方で、企業の利益や賃上げ、税金についての議論や、政府や経団連との関係など、社会的視点からの意見も多く見られました。

また、インフレやデフレについての議論や貧困化、内需、消費税政策など、日本の経済や社会の課題について言及する意見も存在しました。

 

 

総じて、物価や為替が経済や社会に与える影響を様々な側面から捉え、今後の日本経済や消費者の状況について懸念や期待を抱いている声が多く見られました。

 

 

(まとめ)

( 204208 )  2024/08/22 16:34:42  
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=+=+=+=+= 

物価は一度上がったら下がらないのが大原則ですよ(もちろんゆらぎの範囲で多少戻ることはあるでしょうけど) 

物価上がった分人件費が上がる、人件費が上がった分物価が上がる、このサイクルが経済の大原則です 

物価を下げるのではなく人件費を上げるように頑張りましょう 

 

=+=+=+=+= 

為替レートが急に円高に触れたとしても、企業内にはその企業内で通用させる社内レートがあるので、変わるのは上・下期の2回だから、為替が変わったからと言ってすぐには変えられない。  

新しい為替が適応されるのは早くても、10月に入ってからだから思います。 しかし、今まで、コストアップ分を企業が負担していたと言われてるから、あまり期待を大きくしない方がいいと思います。 

 

=+=+=+=+= 

一般的には、物価上昇が続くと、労働者側は賃上げを求める傾向があり、企業も人材確保のために賃上げを検討することがある。しかし、企業の収益が伸び悩んでいる場合は、賃上げが難しい場合もある。 

物価上昇は功罪があるので、労働者側は会社との交渉や転職などの賃上げの努力も必要だ。 

まあ日本はデフレマインドが強いので、なかなか難しいとは思うが。 

 

=+=+=+=+= 

この程度の円高では殆ど影響は無い。1ドル=120円ぐらいまで行けば効果は出るけど、そうなれば輸出産業にダメージが残るから出来ないでしょう。だから物価の上げ止まりが出来れば意味があるけど出来なければ全く無意味だったとも言える。株価は大きく下がるけど再び上がる見込みだと予想出来ていなかったら日銀、政府は大きな責任問題になっていただろうからね。その辺の経済損失を含めたら諸刃の剣だったとも言えるし何度も出来ないから物価が下がる事は無いに等しいでしょう 

 

=+=+=+=+= 

一度、値上げした物を値下げすることはマズ無い 

原材料の値上がり分だけを見ていてるのは近視眼だと思う 

人材確保のために企業が負担する従業員の給与も税金も上がっている 

輸送コストや電気ガスなどのエネルギーも値上がりしている 

これらを継続的に賄っていかないといけないのだから、円高で原材料が安くなったからと言って消費者に還元せよと言うのは短絡的過ぎると思う 

 

=+=+=+=+= 

この計算だと年々上がる人件費の負担は賄えないと思う。確かに価格は下がれば嬉しいが、企業が人件費を負担出来なくなれば非正規の雇用、人手不足、従業員の負担増等が起こると思う。企業が利益を留保しないで人件費や機械などに投資するなら問題無いのでは 

 

=+=+=+=+= 

>物価が上がるから、賃金をさらに引き上げざるをえなくなる。賃金上昇分は消費者物価に転嫁されるので、さらに賃金引き上げが必要になる。こうして、悪循環が生じることになる。 

 

インフレ(物価上昇率)には適正値があり、2~4%程度が適正と言われています。賃上げと物価上昇の循環が、悪循環なのか好循環なのかは、現状のインフレ率が適正値より高いか低いかによります。低ければ金融緩和し、高ければ引き締め、適正値に収まるようコントロールします。 

現状、適正値に収まってるんだから、今は上手く行ってるってことでは? 

 

で、円高で価格を下げない件、基本的には物も賃金も需要と供給のバランスで決まりますからね。で、利益のでない商売は基本やらない。 

ただそれだけの当たり前の話に「強欲」とレッテル貼りするのは 強引すぎると思います。「強欲」とレッテル貼りするには、もっと別の根拠が必要かと。 

 

=+=+=+=+= 

日本市場が貧困化し魅力が乏しくなれば、企業は海外市場に逃げて行くだけ。今や日本の輸出企業の国外事業比率は軒並み50%を超えつつある。このような事業体に利益供与しても国内経済への還元分は少ない。異次元緩和自体が間違いだった。そしてそれはそのまま、アベノミクスのトリクルダウンが間違いだったと言うのと同義である 

 

かつてバブル崩壊で存亡の危機に晒された日本企業を救済する為に非正規雇用が拡大され、人件費の圧縮を可能ならしめた。今回リーマンショックに起因する欧米の需要減で日本の輸出企業が被ったダメージをリカバーする為に、円安誘導政策が強行された。しかし何れも日本の国内市場を貧困化させる政策でしかなかった。法人利権に癒着する自民党政権の続行によって日本は何れ滅亡する 

 

=+=+=+=+= 

日本経済は内需が85%を占めてる国なのですよ。 

そうした国で賃金が上がったり、企業の収益が上がってるとなれば物価上昇圧力が大きいのは当然です。 

円高で物価が安くなるって思ってる人って、賃金や収益が上がるのをどこで回収してると思ってるんだろ? 

 

例えば米国が高インフレで今の金利を5%以上にしてるけど、ここも内需が89%を占めてる国。ずっとドル高なのに高インフレがなかなか収まらない。同じ理由ですよ。 

 

少しは頭を働かせた方が良い。 

 

=+=+=+=+= 

円高に振れたのにすぐさま値下げに入らないのは強欲資本主義か、と問われれば必ずしもそうとは言い難い、と思う。 

 

企業から小売店まで、価格の変更には結構な労力的コストがかかり、またおそらくは消費税開始に伴って発生した便乗値上げ騒ぎ以降、値上げは悪だという価値観が長く日本人の根底に根付いてしまい、上げたくても上げられない、挙げ句に労働者の賃金までコストダウンの原資に組み込んでしまう馬鹿げた施策が横行するまでになってしまった。 

その反動もあると思う。 

 

もっとも失われた30年の間に労働者の賃金というかつての聖域が業績不振という経営の瑕疵のもと値切られる状況があまりに普遍化してしまい、逆に値上げを原資として賃金上昇に至る道が、人的資産に投資するために評価し給与に色を付ける道が、ロストテクノロジー化しちまいましたけどね。 

 

資本主義と強欲は相容れない、利益分配を怠れば社会が回らなくなる。 

 

 

=+=+=+=+= 

>現地価格が不変なら、輸入価格は下落するはずだ 

>2023年1月には、1ドル=130円程度にまで円高が進んだ。 

22年10月頃と比べると、約15%の円高だ 

・現地価格は不変ではない。米国では、ランチで、 

3,000円なんて言うのは珍しくもない。 

160円から145円に一割円高になっても、円換算では 

2,700円でやっぱり高いのは同じ。 

・22年の一時的な円高の例を挙げているけれど、 

この時米国もEUも約10%の物価上昇率だった。 

一時的な円高が物価抑制に寄与しないのは当然。 

円高以上に物価上昇が進んでいるのだから。 

 

>「強欲資本主義」 

・現実の経済は、そんなに単純な話か? 

マクロ経済データでは、実質賃金は上がっている 

とは言えないが、名目は上がっている。 

 

 

・日本ではここ数年、円安、物価上昇が進んだが、 

税収は過去最高級に増えている。この増収分を 

円安、物価対策に使えば良いだけのこと。 

 

=+=+=+=+= 

企業が溜め込むのは循環しないからダメだけど、消費者でなく労働者に分配していかないと相対的格差は広がる一方だと思う。 

円高になっても輸入先の経済はインフレしていくので元の金額戻すにはコストカットしかない 

 

=+=+=+=+= 

ピーク時では輸入物価が40%〜50%上がっていて、短期間での値上げでは追いつかなかったため、円高に振れても遅れた分の値上げで吸収された可能性が高い。もう一つは為替よりも海外の物価上昇の影響の方が要因として大きかった事もあるだろう。 

為替でしか物価変動を見ていない記事に意味はないよ。データも何も示していないし。ただ値下げを煽っているだけの記事だよね。 

 

=+=+=+=+= 

強欲資本主義と政治家・政府は密接に関わっています。 

インフレが善だと主張しているのは、政府です。 

政府は国民の金融資産を元手に国債(国の借金)を発行しています。 

インフレすると、通貨価値が下がるため、額面で規定されている借金や金融資産は目減りします。 

国の借金を目減りさせたい政府は、適度なインフレは善だと風説を流布します。国民(労働者)にとっては預金の価値が下がるので、インフレは悪でしかないのです。(定率で借金している労働者はインフレして賃金が上がると得ですが、賃金は物価上昇に遅れて上げられることが多く、インフレで損をすることが多い) 

インフレは金融資産課税そのものです。 

 

企業は借金するのが当たり前ですし、生産設備はインフレしても価値は下がらないので財界はインフレしても痛くありません。 

 

インフレ局面で賃金上昇を遅らせて利益を増やし、法人税だけでなく政府与党へ献金させたいのでしょう。 

 

=+=+=+=+= 

そんなに変わる訳ないでしょう。今後の原材料コストによる、値上げをしづらくなるくらいです。やはり円は120円ぐらいに落ち着いてもらいたいものです。でも今の日本の実力ではそこまで円高にならないかもしれません。ところで円が120円でも、コンビニの敵対的買収ってできるんですかね。できるか株価が下がるから。 

 

=+=+=+=+= 

賃金物価の好循環政策が希代の愚策であることは明らかだ 

今後も国民を苦しめていくだろう 

中小企業に物価に上乗せした利益を使った賃上げなど 

できるわけがない 

産業界はあらゆる手を使って利益が上に搾り取られるようにできている 

上に行くほど少ない労力で莫大な利益をあげられる 

日本中の末端がそうした一握りの既得権益を支えている 

根本が腐っている 

おまけにカネを貯めることが企業の目的になっているから 

貯まったカネが国民に還元されることもない 

物価が上がれば上がるほど大企業の貯金が増え 

下層は従業員の生活も含めて困窮していく 

そして下層の賃金を上げるためと称して 

どこまでも、いつまでも物価は上げられる 

賃金物価の好循環政策とはそういうことだ 

そういう愚かなことをここ数年でこの国はやっているのだ 

「もっと物価が上がれば給料が増えるかな?」 

と、期待しながら 

日々、庶民の首が締まっていくのだ 

 

=+=+=+=+= 

原油が71ドルまで下がってきた、ガソリン価格は下がってくると思うが政府の補助金があるので市場機能が働いてない、この記事の本質は政府の過度な介入で経済が社会主義化して市場機能が低下することだと思います、何かにつけて政府に財政出動だ減税だという国民の意識も変わらないといけない 

 

=+=+=+=+= 

野口さんらしく、庶民受けする記事ですね。 

私は政府の監視は不要。役人が増えるだけ。 

為替と同様、政府は関与すべきではない。世界の常識が日本では通用しない。 

きっと野口さんのように利権で飯を食う人が多いから。 

 

企業が値上げするのは自由。 

買わないのも自由。 

ただ、米不足で値上がりしていることは許されない。 

国は補助金を投入していながら、供給責任を果たしていない。 

いっそ、補助金ゼロにし、供給不足が起きれば柔軟に輸入する方が賢い。 

バターも同様ですが、国が規制するとロクでもない。 

 

=+=+=+=+= 

そもそもわかってましたよね。企業が一度値上げに成功したものをおいそれと下げるわけがないって。スタグフレーションの世の中で消費が減退→お客獲得のためしぶしぶ値下げ、が既定路線。これには3年くらいかかると思われる。この国どうなっちゃうんだろね。スタグフレーションの国なんてありませんから、乗り越える術も誰もわからない。さらに言えば、インフレ部分はコストプッシュ型なのでさらに手の打ちようがない。 

経済破綻者が続出する未来しか無さそう 

 

=+=+=+=+= 

「卵が先か鶏が先か」になりがちだけど、 

売り値も賃金も「決定権」を持っている人は決まっているワケで、名実ともに責任もその人達が負っている以上、彼らの無責任を放置し続けていることをどうにかしないと解決しないでしょう。 

円相場だけでなく、株価や税収等が「実体経済」に反映されずに既得権益だけは増益しているのですから。 

 

 

=+=+=+=+= 

日本の物価はデフレ時代よりは上がっているといっても世界的に見れば突出した物価安の国になる。 

例えばラーメンはアメリカでも日常的に口にする食事だが、某有名店のラーメンは同じトッピングで東京では1300円、ニューヨークでは5200円になる。アメリカで1000円のビッグマックが日本で4000〜5000円になる物価感覚だが、実際には日本では1000円よりずっと安く食べられる。南米から来た観光客が「日本の物価は自国の半分以下だ」と喜んで爆買いする動画もあった。 

インフレなしに賃金は上がらず経済は成長しないのが世界の常識。しかし世界で唯一物価と賃金の固定化が続いた日本だけは未だに値上げがあれば大騒ぎする。 

 

=+=+=+=+= 

中小企業は元々円安による価格上昇が100%価格転嫁出来て無い会社が多かった上に、円安の時に仕入れた在庫があるため、一時的に円高になったからと言って、直ぐに価格が下げられるわけではない。 

 

=+=+=+=+= 

やはり現代の記事はおかしな方向に誘導しようとしている。 

まあ、いつもの事ではあるけれど。 

確かに日本の企業が本来従業員に還元すべき利益を還元せず、賃金をコストとしてしか考えず、新たな投資による企業価値の向上では無く、賃金抑制で安易に利益を出そうとしてきた30年こそが失われた30年ではあると思う。 

だとしても「インフレ→賃金の上昇→コスト転換→インフレ→賃金の上昇」は古臭い経済学ですら当たり前の事であって実体経済としても少しもおかしな事では無い。 

資本主義とは強欲な物なのだと当たり前に理解していればその様な馬鹿げた発想には行きつかない。 

日本の問題点は「企業がベースアップでの賃金改善を忌避する傾向が強い事」「名目賃金が前年のインフレ率を上回っても直近のインフレ分をカバー出来る程では無い事」「社会保険料を含む租税負担が毎年増額され続ける事」などにより実質賃金が下がり続ける事ではないだろうか。 

 

=+=+=+=+= 

消費税を5%減税すれば単純に5%物価が下がる。資本主義を云々する前に日本国では政府自体が内需を痛めつけ続けている事が一番の問題だ。そもそも物価を下げる、抑制するってのはデフレにするって事。日本国が過去30年以上続けて来た事だ。それを繰り返せ、とでも言うのか。まあ、政府は日銀の一体で繰り返そうとしているけどね。 

 

=+=+=+=+= 

野口 先生らしい論評。 

まさに世間を知らない学者さんという感じ。 

先生が主張する通貨高でのデフレの結果、各企業は身を削り価格競争をしてきた。 

そこで多少の通貨変動による差益が出たところで、これまでデフレで必要な値上げすらできない状況だったのに、値下げする訳がない。 

これだから世間を知らない学者は使えないという良い証拠。 

 

=+=+=+=+= 

企業、特に大企業は自分らの利益増大しか考えておらず、以前から円安の時は輸入価格の高騰、円高の時は輸出価格の下落を都合よく使い分け、筆者の言う「強欲資本主義」は、必ずしもここ最近の話とは思えない。 

 

=+=+=+=+= 

物流にはリードタイムというものがあって、例えばアメリカから輸入すると買ってから船で約1ヶ月かかる。食品なんかは更に通関で結構時間がかかる。さらに国内の在庫状況もある。そういった全ての状況で値段が変わる。円高だけで安くなるなんて言うのは何も知らない人が言う事だよ。まともに取材してないでしょ。 

 

=+=+=+=+= 

製造も物流も流通も、まだ円安や人件費高騰の影響を100%小売価格に転嫁できている訳ではないから、たかだか10円円高になっても値下げどころかもう1段値上げの余地がある。 

 

なんだかんだ言っても可処分所得は名目も実質もさほど減ってない。 

消費支出だけが減っているのなら、4年間に渡るコロナ禍で生き方が変わった人が多いという事なのだろう。 

つまりニューノーマルという事だ。 

 

=+=+=+=+= 

消費者物価指数の細目を見てから記事を書いた方がいいですよ。野口センセー。主に値上がりしてる穀物や生鮮野菜などは、明らかに天候の影響を受けてるので、暑さに強い品種に入れ替えるなどで地道に対策するしかないんです。あと、農作物が安ければいいという意見は、全く受け入れられません。農家さんを干上がらせて未来があるんですかね?物価安に待ってるのは、デフレスパイラルの地獄しかないですよ。 

 

=+=+=+=+= 

そりゃ今まで円安による仕入れや経費の高騰をそのまま商品価格に転嫁できずに利益を減らしていた企業が多いからです 

 

値上げが簡単だったら値下げも簡単になるでしょう 

 

 

=+=+=+=+= 

チョロっと為替変動したからって、そんな拙速に物価下落が起きるわけねぇだろ。物の価値は需要と供給のバランスで決まる。価格が高くても買う人間が多ければ上がるし、少なければ売れない物を売るために価格は下がる。為替はそれに影響しやすいというだけ。あくまで価格を決めるのは売手側。 

 

=+=+=+=+= 

社会が人間に依存している内は、労働者が 

会社の奴隷になれば共産革命が起きるかも 

しれませんが、社会が人間なしでもなんとなる 

形に変化した場合、共産革命は無人化された 

兵器郡によって弾圧されるかもしれない 

 

避けられますが起こりうる未来 

 

=+=+=+=+= 

「強欲資本主義」は「カネを偏らせて献金原資とする献金裏金脱税の腐敗構造」の一面だ。経団連は、献金をして何が悪い、と、開き直りながら、「政策を評価」しながら献金を行っている(「経団連、政策評価と連動で企業に献金呼び掛け 」) 

これは、「強欲資本主義」が政策を買収し、自身の利益を図ってきている、ということでもある。 

 

以下が、献金裏金脱税の構造に当てはまっている。 

 (1) 法人減税+消費増税->内部留保 -> 格差拡大/少子化 

 (2) 低金利による家計から法人への所得の移転 -> 内部留保+円安物価高 

 (3) トリガー条項を無視して、まず、献金元へカネを流すこと 

 (4) 経済対策といって、献金元向けの施策を実行すること 

 (5) 献金裏金脱税が問題となっても、企業献金は温存 

 

献金裏金脱税と強欲資本主義の関連や構造を忘れてはいけない。 

 

=+=+=+=+= 

これが森永氏の言っていた資本主義の崩壊だと思う。富を持つものと持たないものが極端過ぎた場合、持たないものは希望を失い意欲も失う。それは少子化ともつながり、ゆくゆく国も内部崩壊。持つものが還元していかないと最終的に自分たちも崩壊してしまう 

 

=+=+=+=+= 

消費税が有る限り無理 

今まで我慢して来た所に円高に 

なったとしても、 

消費税は払わないとならない 

すぐには還元出来ないよね 

期待するならば 

消費税廃止に動くしか無い 

 

=+=+=+=+= 

物価が下がっても最低賃金が下がるわけじゃないんだから、為替が変わって仕入れ値が下がったから売値を下げろは無理なんじゃないかな? 

 

=+=+=+=+= 

国民による徹底した不買運動でもしないと価格は下がらない。 

インバウンドが来れないぐらいな円高にでもならない限り。 

 

=+=+=+=+= 

輸入品の為替影響が消費者の手元に反映するまでのタイムラグなんて経済学者の端くれならご存知でしょうに。世間様を煽ろうとする意図がミエミエで落ちぶれ感が否めませんね。 

 

=+=+=+=+= 

為替関係なく売れれば値上げ売れなければ値下げ、それが資本主義で強欲でもなんでもない。そんな考えが日本をだめにする。 

 

=+=+=+=+= 

そもそも資本主義社会は基本インフレするものでで過去の価格に戻ることがおかしい 

デフレがこれほど長いあいだ続いたのが異常だっただけ 

 

 

=+=+=+=+= 

浅学菲才。企業が上げた価格を下げるわけがないでしょう。政府が税収up分を国民に還元し負担率を下げればいいだけです。 

 

=+=+=+=+= 

一応ガソリンや中間3品は来週下がると思うよ。 

他の物品価格はもっと時間が掛かる。 

 

=+=+=+=+= 

円高で原価が下がったとしても、その分は利益にまわるだけだし、需要が減って競争でもない限り、そりゃ下がらんよ。 

 

=+=+=+=+= 

まだまだ円高水準だからな。 

それにまだまだ円安物価高の影響転嫁出来てないからな。 

 

=+=+=+=+= 

そりゃ調子に乗って賃上げや最低賃金やら色々上げたから、企業としても商品の値段下げれるわけないやん、今度は賃金下げるんか?アホやろ皆んな、目先のことばかり見て、どうするんや! 

 

=+=+=+=+= 

製造業は品質偽装。観光地ではぼったくり。米すらも売り惜しみ。江戸時代より酷い。 

 

=+=+=+=+= 

次の政権が「企業が売上価格を引き下げるよう」指導できるかどうか。どうせ経営者とグルになって私服を肥やさせるんだろう。 

 

=+=+=+=+= 

為替介入で若干円高に振れただけで、円高傾向になんて一切なってないが 

 

=+=+=+=+= 

アホくさ。 

80〜90年代の超円高でも、せいぜい、海外旅行が安くなっただけだぞ。輸入品はずっと高かった。 

 

=+=+=+=+= 

アホすぎる、そもそも160円を想定した値付けしてなきゃこの程度の変動で値下げするわけない。 

 

 

=+=+=+=+= 

強欲資本主義、じゃなくて、その犠牲者の日本人庶民の末路ですよ。 

 

=+=+=+=+= 

これが強欲資本主義なら無欲資本主義って何ですか?共産主義のことですか? 

 

=+=+=+=+= 

これで給料や所得を上げて行けばいいんだよ 

 

=+=+=+=+= 

便乗値上げばかりだもんな。 

 

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デフレ脱却さえすれば日本復活を信じて、アベノミクス、異次元緩和を盲目的に支持したのは日本人自身なので自業自得でしょう 

 

愚かな民族や国家が滅びるのは自然なことだし、もう過去は変えようがないのでまったり衰退を楽しめば良いのに 

 

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現在の状況は材料費の高騰の値上げ転嫁が出来ずに我慢しているメーカーが多数いる状況 

その上、人件費、光熱費、輸送費なども上がっていく 値下げなんて出来ないでしょう 良くても価格維持 

 

ヒュンデビジネスは、頭がおかしいとしか感じられない 

 

 

 
 

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