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元テレビ朝日社員である玉川徹氏は、河野太郎デジタル相が自民党総裁選への出馬を表明したことに失望感を示し、「脱原発」などの主張について懸念を表明した。

河野氏の合理的な考え方についても評価しつつ、マイナンバーカードと保険証を一体化する案には批判を加え、河野氏の支持率低下と関連付けた。

(要約)

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玉川徹氏(2019年撮影) 

 

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏は27日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜御前8時)に出演し、26日に自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)への出馬を正式表明した河野太郎デジタル相(61)の主張について「残念」と失望感を示した。 

 

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 河野氏のことは「前から存じ上げている。非常に合理的な考えをされる方」とした上で、これまで河野氏が主張してきた「脱原発」に言及。河野氏は26日の会見で原発政策に関し、建て替えも選択肢と述べるなど、かつての持論とは異なる主張を展開したが、玉川氏は「原発問題も、合理性から考えて日本には必要ないという考え方だった。それを総裁になるためには、信念を曲げてでもというのはぼくはよくないんじゃないかと思うなあ」と嘆いた。 「本当に、それで総裁になれるんですかと。なれなかったとしたらただ、信念を曲げただけになっちゃうんじゃないか」と懸念を示した。 

 

 河野氏についてこれまで評価してきたという「合理性」について「(最近は)ちょっと突っ走ったところがある」と指摘。「マイナ保険証も非常に評判が悪い。無理やりマイナンバーカードと保険証の一体化を強引に進めたがために、結局、デジタル弱者という人たちを置き去りにする結果になりつつある」と述べ「これは、デジタル化が悪いのではなく、その強引さがよくない。(紙の保険証と)共存させればいいだけだと思うんです」と、マイナ保険証をめぐる混乱を招いたその手法に苦言を呈した。 

 

 「河野さんの支持率は下がっている。デジタル大臣として強引にやったところが影響していると思うので、残念ですね」とも、あらためて口にした。 

 

 

 
 

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