( 206955 )  2024/08/31 01:28:05  
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兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を受け、県職員が知事から受けた言動について証言しました。

知事が公用車を降りた際に20メートル歩かされて叱責されたという疑惑について、職員は理不尽な叱責だったと述べました。

斎藤知事は車両の進入禁止の標識をどけるように要求し、職員はその後標識を動かしたと証言しました。

(要約)

( 206957 )  2024/08/31 01:28:05  
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兵庫県の斎藤元彦知事 

 

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題を受け、県議会の百条委員会が30日に実施した証人尋問で、出頭した県職員が知事から受けた言動について「理不尽な叱責(しっせき)だった」と証言した。 

 

【写真】斎藤知事が「20m歩かされた」とされる標識から玄関までの区間 

 

 証人尋問では、告発文書に記載されていた「出張先で公用車を降り、20メートル歩かされただけで職員をどなり散らした」との疑惑について委員が質問。この出張は、昨年11月に県立考古博物館で行われた会合で、職員は知事の到着を出迎える役割だった。 

 

 職員の証言によると、斎藤知事が公用車を降りた地点には車両の進入禁止の標識(車止め)があり、降車した斎藤知事は、職員に「なぜこれをどけとかないのか」と叱責。職員はその後、標識をどけたという。 

 

 職員は証人尋問で、「非常に強い叱責で、想定外だった。車止めなので触るのはどうかと思ったが、移動せざるをえなかった」と証言。委員から叱責について問われ、「社会通念上必要な範囲とは思わない。理不尽な叱責を受けたと感じている」と述べた。 

 

 

 
 

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