( 209171 )  2024/09/06 15:08:04  
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片山安孝・前副知事は、内部告発した男性職員に告白文書の作成を認めるよう迫っていたことが読売新聞の入手した記録からわかった。

男性職員は最初作成を否定していたが、片山氏からの圧力により後に作成を認めた。

(要約)

( 209173 )  2024/09/06 15:08:04  
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片山安孝・前副知事 

 

 兵庫県の片山安孝・前副知事が3月、斎藤元彦知事に関して内部告発した男性職員に事情聴取した記録を読売新聞が入手した。片山氏は、告発文書の作成を認めるよう男性職員に繰り返し迫っていた。 

 

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兵庫県議会が開いた百条委員会に出頭した斎藤元彦知事(8月30日、神戸市中央区で) 

 

 県が作成した聴取記録によると、聴取は3月25日に約45分間、実施された。片山氏は、男性職員のパソコンに告発文と一致する文書が見つかったとして、作成に協力した職員の名前を明かすよう求めた。男性職員が作成を否定すると、「ほんまに作った覚えはないと言い張るんか」などと詰問。 

 

 1年分のメールの送受信記録を調べたことを伝え、「メールの中で名前(が)出てきた者は、在職しとるいうことだけ忘れんとってくれよな」「皆、嫌疑をかけてやる」と述べた。男性職員の懲戒処分に向け、3月末の退職を取り消す方針も伝えた。男性職員はその後、人事当局に告発文書の作成を認めた。 

 

 

 
 

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