大阪市阿倍野区のスーパーでは、コメの品薄状態が続いており、「入荷未定」という案内が出ている。

全国のスーパーや飲食店でコメの不足が続いており、農林水産省は円滑な流通を求める要請を改めて行った。

８月下旬にも同様の要請を行っており、地域によって販売状況に差があるため、対応をさらに求めている。

坂本農相は円滑な流通が進めば価格も落ち着くと述べ、関係団体に働きかけや情報発信を行い、ユーチューブで産地の収穫状況などを発信する考えを示した。

（要約）

「入荷未定」を知らせるスーパーのコメ売り場（大阪市阿倍野区で） 

　全国のスーパーなどでコメの品薄状態が続いており、農林水産省は６日、集荷業者や卸売業者の団体に対し、円滑な流通に向けた対応を行うよう改めて要請した。８月下旬にも要請を行っているが、地域によって販売状況の差があるとして、一層の対応を求めた。 

【図】一目でわかる…コメの輸出量、このように推移している 

　坂本農相は６日の閣議後の記者会見で、「円滑な流通が進めば、価格も落ち着く。引き続き状況を把握し、関係団体への働きかけや、情報発信を行っていきたい」と述べた。ユーチューブを使って、産地の収穫状況などを発信していくという。