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日本の戦国時代を舞台にしたドラマ『SHOGUN 将軍』が第76回エミー賞で作品賞を受賞。

真田広之や西岡徳馬、浅野忠信らが授賞式に出席し、多くの部門で受賞した。

プロデュースや演技、制作の質が話題になり、エミー賞史上初の快挙となった。

(要約)

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作品賞のトロフィーを掲げる真田広之、西岡徳馬や浅野忠信の姿も=「第76回エミー賞」U-NEXTにて9月23日まで配信中、9月20日午後6時よりアーカイブ配信(字幕版)(C)Television Academy. 

 

 米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞「第76回エミー賞」の授賞式が、現地時間15日(日本時間16日)にロサンゼルスで開催され、俳優の真田広之がプロデュース・主演したドラマ『SHOGUN 将軍』が作品賞を受賞した。日本の戦国時代を舞台にした、台詞の大半が日本語の作品が、エミー賞の歴史を塗り替えた。 

 

【画像】「第76回エミー賞」授賞式の写真が到着 

 

 『SHOGUN 将軍』は、ジェームズ・クラベルの小説を原作とする、日本の戦国時代を舞台に武将とその家臣となったイギリス人航海士などをめぐる物語。アメリカの有料テレビチャンネル「FX」が制作し、動画配信サービスなどを通じて世界的なヒットとなった。日本では、ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて配信されている。 

 

 ハリウッドが生み出す圧倒的なスケールと、プロデューサーの真田をはじめ、日本の専門家たちが現地の制作チームと共に衣装や小道具、所作など細部にまでとことんこだわって制作したクオリティの高さ、そして出演する俳優たちのリアリティあふれる演技などが世界的に話題になった。 

 

 最高賞である作品賞をはじめ、最多22部門で25のノミネートを受け、先んじて今月7日と8日(ともに現地時間)に発表された、主に製作・技術に携わった人々に贈られる「クリエイティブ・アーツ・エミー賞(Creative Arts Emmy Awards)」では14部門を制し、この日、作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞が加わり、最多18の賞を獲得。このうち9人の受賞者が日本人というのも、エミー賞史上初の快挙となった(※受賞結果は下段に掲載)。 

 

■「第76回エミー賞」ドラマシリーズ部門 『SHOGUN 将軍』ノミネート一覧(★=受賞) 

★(1)作品賞 

★(2)主演男優賞:真田広之 

★(3)主演女優賞:アンナ・サワイ 

(4)助演男優賞:浅野忠信 

(5)助演男優賞:平岳大 

★(6)ゲスト男優賞:ネスター・カルポネル 

★(7)監督賞:フレッド・トーイ監督 

(8)脚本賞:第1話「安針」 レイチェル・コンドウ、ジャスティン・マークス 

(9)脚本賞:第9話「紅天」 レイチェル・コンドウ、カイリン・プエンテ 

(10)撮影賞:第1話「安針」 クリスト・ファーロス 

★(11)撮影賞:第9話「紅天」 サム・マカーディ 

★(12)編集賞:マリア・ゴンザレス、三宅愛架 他 

(13)テーマ曲賞:アッティカス・ロス 他 

(14)作曲賞:アッティカス・ロス 他 

★(15)キャスティング賞:ローラ・シル、川村恵 他 

★(16)プロダクションデザイン賞:ヘレン・ジャービス 他 

★(17)音響編集賞:ブライアン・アームストロング、山内あや子 他 

★(18)音響賞:スティーブン・ペターソン、赤工隆 他 

★(19)視覚効果賞:マイケル・クリエット 他 

★(20)スタント・パフォーマンス賞:南博男、帯金伸行 他 

★(21)メインタイトルデザイン賞:ナディア・ツオ 他 

★(22)メイクアップ賞 歴史劇&ファンタジー部門:レベッカ・リー 他 

★(23)プロステティック メイクアップ賞:トビー・リンダラ 他 

★(24)衣装デザイン賞:カルロス・ロサリオ、田中謙一 他 

★(25)ヘアースタイリング賞:サンナ・セッパネン 他 

 

★(26)特別番組『The Making Of Shogun』が短編部門のノンフィクション/リアリティシリーズ賞を受賞 

 

 

 
 

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