( 212601 )  2024/09/17 15:26:22  
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自民党の総裁選挙では、候補者がそれぞれの政策を訴えており、小泉元環境大臣が50人以上の支持を集め先行している。

石破元幹事長も支持を広げており、高市経済安保担当大臣も地方票での支持を訴えている。

派閥の影響が少なくなり、各候補の支持層が重なる中で、決選投票を見据えた戦略が進められている。

また、議員票の拡大が課題となっている。

(要約)

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All Nippon NewsNetwork(ANN) 

 

自民党の総裁選挙は、支持拡大に向けて候補者がそれぞれの政策を訴えています。選挙戦序盤では3候補が先行しているとみられています。 

 

 (政治部・森洋介記者報告) 

 党内では、小泉さん、石破さん、高市さんの戦いの構図になるとの見方が広がっていて、今のところ、小泉さんが50人を超える支持を集め先行しています。 

 

小泉元環境大臣 

「総理のメッセージがシンプルで明確で強い。今までにない結果を生むと思います」 

 

 陣営は「主義主張が強い他の2人に比べると敵が少ない」と決選投票でも有利だとみています。 

 

 「政策を話せない」「まさにワンフレーズ政治だ」と冷ややかな声もあり、今の支持を守りきれるのか懸念もあります。 

 

 また、「秋の臨時国会さえもたない」と1年後に選挙を控える参議院側の票が石破さんに流れるという見方も出ています。 

 

石破元幹事長 

「派閥が決めたから石破には入れません、ということはなくなるでしょうね」 

 

 陣営幹部は、「小泉は選挙の顔、総理は石破だ」と話すなど、派閥の解消で今回こそはと息巻いています。 

 

 ただ、議員票は30人程度と広がりに欠けていて、「40を取れないと総理は見えない」と票の積み増しを目指します。 

 

高市経済安保担当大臣 

「今回、何が何でも勝ち抜かなきゃいけません。とにかく地方票で1位を取らせて下さい」 

 

 一方で、「石破さんと小泉さんは支持層が重なるから決選投票に残るのは高市さんじゃないか」との見方もあります。 

 

 陣営は「議員票では石破さんに負けない」と、決選投票を見据え、態度を決めていない議員へのアプローチを進めています。 

 

 「高市さんでは浮動票を取れない」という指摘もあり、保守系以外からも幅広く支持を集められるかが課題です。 

 

※ANNでは自民党総裁選の9陣営の戦いぶりについて、17日から解説中継でお伝えしていきます。 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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