( 213708 ) 2024/09/20 17:50:55 0 00 大谷翔平 PHOTO:Getty Images
<2024年9月19日(木)(日本時間20日)MLB マイアミ・マーリンズ 対 ロサンゼルス・ドジャース @ローンデポ・パーク>
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打球がスタンドに着弾した際、ローンデポ・パークの観客たちは割れんばかりの歓声で“ヒーロー”を大いに祝福した。
ドジャースの大谷翔平(30)はこの日のマーリンズ戦で序盤に2盗塁を決めてシーズン51盗塁とすると、6回に第49号、そして7回にはシーズン50本目となる本塁打を放ち、メジャー史上初となる「50-50」を達成した。
大谷翔平 写真:AP/アフロ
ゲームセットの瞬間、大谷翔平(30)はベンチで安堵の表情を浮かべたようにも見えた。
ドジャースはこの日のマーリンズ戦で20-4で圧勝し、12年連続のポストシーズン進出を決めた。
大谷自身もこの試合でメジャー史上初となる「50-50」を達成し、さらに自身の記録を「51-51」まで伸ばした。数多くの大記録を打ち立てるという歴史に残る大活躍を見せた。
ポストシーズン進出までマジック1と迫ったこの試合、「1番・指名打者」で出場した大谷は初回からエンジン全開。
第1打席であわや本塁打かと思われるほどの2塁打を放って出塁すると、4番スミス(29)の打席で一塁走者のフリーマン(35)とともにダブルスチールを敢行。
これを決めると、自身にとってシーズン50盗塁を記録。夢の大記録である「50-50」にあと2本塁打と迫った。
これまでロバーツ監督(52)が所持していたドジャースの球団最多記録となるシーズン49盗塁を更新し、自身27連続での盗塁成功を決めた大谷の勢いに引っ張られるかのようにスミスはライトへの犠牲フライを放ってドジャースは1点を先制。
さらに2回には1死一、二塁の場面で大谷がライト前へのタイムリーヒットを放ち、追加点を奪った。さらにこの回にも大谷は盗塁を決めて、シーズン51盗塁とした。
大谷の勢いに負けじとドジャース打線も爆発。
3回には2度の押し出し、テーラー(34)の犠牲フライ、そして大谷の2点タイムリー2塁打で一気に5点を追加。3回終了時点で7-1とマーリンズに大差を付けた。
さらに6回表、1死二塁の場面で大谷はマーリンズの3番手投手ソリアーノ(25)が投じた137キロのスライダーをすくい上げて、ライトスタンドへと豪快な一発。
シーズン49号2ラン本塁打を放ち、「49-49」を達成。夢の数字である「50-50」まであと1本塁打とした。
そして7回表、運命の瞬間がやってくる。
大谷は2死二、三塁の場面で打席が回ってくると、ワイルドピッチを経てバウマン(29)がカウント1-2から投じた143キロのナックルカーブを捕らえて、レフトへ2ラン本塁打を放ち前人未到の「50-50」を達成した。
この一打で大谷はドジャースの球団最多シーズン本塁打記録を更新し、この本塁打で2打点を追加してシーズン117打点目に到達。
松井秀喜氏が2005年に記録した日本人メジャーリーガー最多記録となるシーズン116打点を更新するなど、まさに記録ずくめの一発となった。
大谷の勢いはまだまだ止まらない。
第6打席が回ってきた9回には野手のブルーハン(26)が投げたストレートをフルスイング。
打球はライトスタンド最上段へと飛び込み、なんと3打席連続の本塁打。大谷は6打数6安打3本塁打、10打点に2盗塁と鬼神の如き活躍。
これで「51-51」&シーズン120打点と自身の持つ記録をさらに更新してみせた。
投げてはドジャースへの移籍以来、5勝2敗と安定した投球を見せていた先発のフラハティ(28)が2本の本塁打を献上するも、粘りの投球で6回3失点に抑えると、その後もフィリップス(30)、ローグ(28)のブルペン陣がマリーンズ打線を1点に抑えてゲームセット。
名門チームらしい圧勝でドジャースがポストシーズンへの切符を掴んだ。
大記録を達成した大谷の次なる目標「ワールドシリーズ制覇」へ向けて、大谷とドジャースの躍進はまだまだ続くことだろう。
テレ東スポーツ
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