( 214246 )  2024/09/22 02:18:13  
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鹿児島市議会で行われた本会議で、市の教員の残業時間が過剰であることが明らかになった。

20~23年度に教員の中には、年間360時間以上の残業をしている人がおり、小学校、中学校ともに4割以上に及んでいることが報告された。

月の残業時間が上限の45時間を超えている教員もいるが、過労死ラインとされる80時間を超えているのはごく少数である。

教育委員会では、教員の働き方改革を進めるための取り組みが行われる予定である。

(要約)

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(写真:南日本新聞社) 

 

 鹿児島市議会は20日、本会議を開き、3議員が個人質問した。市教育委員会は、20~23年度に残業が年360時間を超えた教員が小学校(約1800人)と中学校(約1030人)で、いずれも4割以上いたことも明らかにした。文部科学省は、公立校教員の残業の上限を「年360時間、月45時間」と示している。 

 

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 月45時間を超えたのは、小学校が2割弱、中学校2割強。過労死ラインとされる月80時間超は、小学校1%前後、中学校約3%だった。勤務時間は教員らの公務用パソコンの起動と終了時刻で把握し、各学校から毎月報告を受けている。 

 

 本会議で原之園教育長は「超過勤務時間の削減に向け、管理職研修会などで教職員の働き方改革への意識をさらに高める」と述べた。 

 

南日本新聞 | 鹿児島 

 

 

 
 

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