( 215121 )  2024/09/25 00:45:34  
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元総務相で慶応大の名誉教授である竹中平蔵氏が読売テレビの番組に出演し、「アベノミクスの功罪」について議論した。

竹中氏は安倍内閣の前半と後半の性格の違いに言及し、前半は多くの改革を進め、後半ではモリカケ問題などが影響を及ぼしたと述べた。

さらに、経済が動き出した状況についても述べた。

(要約)

( 215123 )  2024/09/25 00:45:34  
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 竹中平蔵氏 

 

 元総務相で慶応大名誉教授の竹中平蔵氏が22日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。番組では「アベノミクスの功罪」が議論された。 

 

 竹中氏は「私やっぱり一番残念だったのは」と切り出し、「さきほど(他出演者からも意見があった)第3の矢が刺さらなかったと。その通りだと思うんですけども、安倍内閣は前半と後半でかなり性格が違う内閣になった」と述べた。 

 

 前半は「物凄くいろんな改革をやって、国家戦略特区とか法律なんかも、半年かけないで通しちゃうわけですよ」と指摘した。 

 

 一方で「モリカケ問題が出てきた」として後半を「周りの人たちが総理を前面に出さないように、出さないようにした。改革というのは総理が前面に立たないと、大きな改革はできないので、後半は第3の矢が特に刺さらなかった」とした。 

 

 「企業にも責任はありますけど、企業としては将来に改革してくれなければ希望は持てないから、物価があまり上がらない状況だと、キャッシュで持っているのは悪くない。安全だし、実質価値下がらないから。それが今、ようやく動き出した、そういう状況だと思います」と語った。 

 

 

 
 

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