( 216250 )  2024/09/28 03:07:37  
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兵庫県の斎藤知事は27日午後5時半過ぎに県庁を最後に退庁しました。

前日に失職と出直し出馬を表明したことから、この日が最後の登庁日となり、最後の退庁となりました。

退庁前には県議会の各会派に挨拶に出向き、報道陣に対して感謝の気持ちを述べました。

最後の退庁にはセレモニーはなく、知事は県庁を離れる際に改めて謝罪し、出直し選挙への意気込みを語りました。

30日以降、服部副知事が知事の職務を代行し、選挙に向けて候補者の選定が進んでいます。

知事選は11月10日か17日が想定されています。

(要約)

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退庁を前に語る兵庫県・斎藤元彦知事(27日午後5時50分ごろ) 

 

 兵庫県の斎藤知事は、27日午後5時半すぎ、県庁を退庁しました。26日に斎藤知事は「失職」と「出直し出馬」を表明したことから、27日が“最後の登庁日”となり、これが“最後の退庁”となりました。 

 

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 退庁の前に、斎藤知事は県議会の各会派の控室に挨拶に出向きました。報道陣に挨拶の内容を聞かれると、晴れやかな笑顔で「お世話になりました、と感謝の気持ちを伝えています」と述べました。 

 

兵庫県庁を出る斎藤知事(27日午後5時50分ごろ) 

 

 その後、県庁の玄関へ。通常、知事職の“最後の退庁”は職員一同が見送り、花束を渡すなどのセレモニーがあるものですが、今回は開かれませんでした。 

 知事は報道陣に対し「しばらく知事が不在になることを、改めてお詫び申し上げたい」と謝罪したうえで、「兵庫県は素晴らしく、色々な政策をしたい。ぜひ県庁に戻りたい」と、出直し選挙への意気込みを語りました。 

 

 斎藤知事は30日午前0時に失職することから、兵庫県は30日以降、服部副知事が知事の職務を代行します。 

 

車に乗り込む斎藤知事(27日午後5時50分ごろ) 

 

 選挙に向け候補者を模索する動きも加速しています。最大会派の「自民」は27日から候補者を選定するための会議を開き、候補者擁立を模索。「維新」も27日、独自候補の擁立を表明しました。一方、医師で無所属の大沢芳清氏が、「共産」の推薦をうけ、出馬する予定です。 

 

 県選挙管理委員会によりますと、知事選は11月10日か17日が想定されています。 

 

 

 
 

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