( 216280 )  2024/09/28 14:39:36  
00

政治ジャーナリスト田崎氏は、自民党総裁選で敗れた高市早苗氏を党幹事長に起用することを提案した。

彼は、石破茂新総裁が保守派の支持を固めるためには高市氏をナンバー2に据えることが重要だと述べた。

以前、安倍晋三前総裁は石破氏を幹事長に起用して党内を固めた例があり、同様の方策が今回も適用されるべきだと指摘した。

(要約)

( 216282 )  2024/09/28 14:39:36  
00

高市早苗経済安保担当相(2023年7月撮影) 

 

 政治ジャーナリスト田崎史郎氏は28日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)に出演し、27日投開票の自民党総裁選で悲願の新総裁に選出された石破茂総裁(67)が近く決定する党役員人事をめぐり、総裁選決選投票で戦った高市早苗経済安保相(63)の党幹事長起用を提案した。 

 

【写真】田崎史郎氏ポロリ…自民党総裁選で「人気がない人」とは… 

 

 田崎氏は、石破氏が近く踏み切るとみられる衆院解散・総選挙に加え、来年は参院選などの重要選挙が控えていることに言及。「石破氏の課題は、来年の衆院選と参院選に勝つこと。そのためには、保守派を取り込むことが必要だと思います」と述べ、自民党の支持層をより固める必要性に言及した。 

 

 その上で「そのために、思い切って高市早苗さんを幹事長にするのがいちばんいいと思います」と述べ、保守層の支持が高い高市氏の党ナンバー2起用を進言。「安倍政権ができた時、(安倍晋三氏は)石破さんを幹事長にした。自分と戦った相手を起用することで、党内を固めていく。そういう工夫をすべきだと思います」と口にした。 

 

 2012年総裁選では安倍氏と石破氏が決選投票で激突。1回目の投票では石破氏が1位、安倍氏が2位だったが、決選投票では安倍氏が逆転し、総裁再登板を果たした。その後の党役員人事で安倍氏は、党員票で自身の2倍近い票を獲得した石破氏の人気を考慮し、幹事長に据えた経緯がある。今回、党員票は高市氏が109票、石破氏は108票だった。 

 

 

 
 

IMAGE