( 216528 )  2024/09/29 01:43:10  
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日本の個人投資家向けに、次の投資手段を探す際には、自身の投資方針を考えることが大事だと指摘されている。

例えば、積極的に投資するなら「インド株」や「半導体・AI株」がおすすめされている。

一方で、「金(ゴールド)」や「安定株」はリスク管理を考える際に選択肢となる。

記事では、日本の成長株や海外株式投資信託の中でも特にインド株投資を推奨しており、NISAを活用したインド株投信の紹介も行われている。

(要約)

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写真:ザイ・オンライン 

 

 【NISA】自分に合った“次の一手”を「YES/NOチャート」でチェック!  “攻め”の姿勢で行きたい人におすすめの「インド株投信」も紹介!  

 

【図版】NISAのつみたて投資枠で買える、おすすめのインド株投信 

 

●次の一手を検討するときは、自身の投資の方向性を考えよう!  

“攻め”の姿勢なら「インド株」などに挑戦するのも手!  

 新NISAの開始以降、オルカン(eMAXIS Slim全世界株式「オール・カントリー」の略称)などの「全世界株型」や、米国株全体を買える「S&P500型」のインデックス型投資信託が大人気!  しかし、そろそろ「別の投資信託も買ってみたい」「リスクを分散した方がいいのかな? 」など、次の一手を考え始める頃ではないだろうか。 

 

「次の一手を検討する際には、自身の投資の方向性を考えることが大事です」と、楽天証券資産づくり研究所の篠田尚子さんは語る。「不安定な相場環境に対応できる“守り”の投資をしたいのか、リスクを取ってより大きな成果を狙う“攻め”の投資がしたいのか。方向性が決まれば、自分に合う1本を探しやすいはずです」 

 

 以下は、自分に適した次の一手が簡単に分かる「YES/NOチャート」。自分に当てはまる矢印をたどってみよう!  

 

 “攻め”の投資を目指す人には3タイプ。その中でも、特に好成績を狙えるのが「半導体・AI株」と「インド株」だ。「日本の成長株」も“攻め”の投資対象ではあるが、為替リスクがない分だけリスクレベルが下がる。 

 

 もう一方の“守り”の投資では「金(ゴールド)」がおすすめ。株と異なる値動きになりやすく、株式相場の下落時にカバーしてくれる。また、攻めと守りの両方の性質を持つのが、値動きがおだやかな「安定株」。これは、高配当株や公益株などを指している。 

 

●つみたて投資枠で買える唯一のインド株投信「iTrustインド株式」、 

成長投資枠なら「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」に注目 

 ここからは、“攻め”の投資対象として近年人気が高い「インド株」のおすすめ投資信託を2本紹介する。いずれも、直近5年の成績が好調で、同一カテゴリー内で比較したときに低コストであることを基準として選んだ(※データは2024年7月末時点)。 

 

 一つ目は、NISAのつみたて投資枠で買えるiTrustインド株式(ピクテ)だ。 

 

 iTrustインド株式は、インド株を主な投資対象とする投資信託の中では唯一、NISAのつみたて投資枠と成長投資枠のどちらでも買える。成長性を備え、株価に過度な割高感がない計34銘柄を組み入れている。組み入れ上位2銘柄は銀行で、金融関連株は全体の30%を占める。信託報酬は1%を切り、コストの低さも魅力だ。 

 

 二つ目は、インドの消費関連株を投資対象とするイーストスプリング・インド消費関連ファンド(イーストスプリング)だ。 

 

 イーストスプリング・インド消費関連ファンドは、流通・小売・サービス業など、消費者向けの事業を展開するインド株に投資。組み入れは全82銘柄で、銀行や医療、自動車関連株の比率が高い。人口が世界一のインドでは、所得増加などによる内需の成長に期待が持てる。 

 

ザイ編集部 

 

 

 
 

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