( 217248 )  2024/10/01 01:46:31  
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「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告が男性3人から1億5500万円以上をだまし取った事件で、懲役9年が懲役8年6か月に減刑された。

男性たちはマッチングアプリでりりちゃんと知り合い、何度も会ったが、最終的に3800万円以上を騙し取られた。

渡邊被告は裁判で号泣し、裁判が中断される場面もあった。

一審よりも短い判決だったが、被害者への弁済や謝罪の意思などを考慮された結果だった。

裁判長は改めて渡邊被告に「どう償っていくか考えるよう」声をかけたが、渡邊被告は何も話さず法廷を立ち去った。

(要約)

( 217250 )  2024/10/01 01:46:31  
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CBCテレビ 

 

懲役9年が懲役8年6か月に。一審よりも「半年短い」判決を30日に言い渡された“頂き女子りりちゃん”。法廷で号泣する場面もありました。 

 

【写真を見る】号泣して裁判が中断する場面も…“頂き女子りりちゃん” 渡邊真衣被告に一審より“半年短い”判決 被害男性「涙も信じられない」 

 

男性3人から1億5500万円以上をだまし取っていた渡邊真衣被告(26)。 

 

(被害に遭った男性) 

「アプリで渡邊被告が出てきて、かわいいから“いいね”しておこうと」 

 

■「LINEもひっきりなしでふらふらっと…」 

 

去年、マッチングアプリで「りりちゃん」と知り合ったという男性。すぐに2度、一緒に食事をしたといいます。 

 

(被害に遭った男性) 

「いい子だなと」 

 

しかし、男性は結局、3800万円あまりをだまし取られてしまうのです。 

 

(被害に遭った男性) 

「当初はLINEもひっきりなしにきていたので、ふらふらっといってしまった。警察に『だまされていますよ』と何度も言われたが、だまされているのを信じたくない。自分自身は」 

 

■判決前から目に涙を… 

 

渡邊被告は、詐欺の罪などでことし4月に懲役9年と罰金800万円の一審判決を受けましたが、弁護側が控訴。 

 

30日、犬のイラストがプリントされたTシャツ姿で名古屋高裁に現れました。 

 

判決前から目に涙を浮かべていた渡邊被告。判決が読み上げられると泣き出し、裁判が一時中断する場面もありました。 

 

判決で、名古屋高裁の田邊三保子裁判長は、「生い立ちやホストとの関係を考慮しても、動機に酌むべき余地はない」と指摘。 

 

■裁判長「どう償っていくか改めて考えて欲しい」の声かけに… 

 

一方で「ホストの田中被告から被害者に1800万円が弁済され、渡邊被告が被害者に謝罪の意思を示した」ことなどをあげ、一審判決よりも“半年短い”懲役8年6か月と罰金800万円を言い渡しました。 

 

最後に「どう償っていくか改めて考えて欲しい」と裁判長から声をかけられた渡邊被告。しかし、何も話さず法廷を後にしました。 

 

私たちの取材に応じた被害男性は判決後、「私には1円たりとも返ってきていない。涙も信じられない。反省しているなら、行動で示して欲しい」とコメントしました。 

 

CBCテレビ 

 

 

 
 

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