( 220644 )  2024/10/10 02:10:28  
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米抵当銀行協会によると、今月4日までの週間住宅ローン平均約定金利は30年固定金利型が6.36%で、昨年7月以来の大幅上昇を記録した。

市場では、予想を上回る経済指標の発表により、FRBの追加利下げ幅が縮小し、住宅ローン金利が急上昇した。

この急上昇で、住宅ローン金利は過去最高に近い水準に回復している。

10年物国債利回りも、先週末の雇用統計が予想を上回って上昇している。

(要約)

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[9日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が9日発表した今月4日までの週間住宅ローン平均約定金利は、30年固定金利型が22ベーシスポイント(bp)上昇の6.36%と、昨年7月以来の大幅上昇を記録した。 

 

予想を上回る経済指標の発表を受けて、市場の予想する米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ幅が縮小したことが背景。  

 

住宅ローン金利は昨年10月に8%近くでピークに達し、その後はFRBの利下げ転換を見越し、今年9月の連邦公開市場委員会(FOMC)までに1.75%ポイント以上低下していた。 

 

今回の急上昇を受けて、住宅ローン金利は9月の大幅利下げ前の8月下旬の水準に戻った。 

 

30年物住宅ローン金利は10年物国債利回りに連動する。先週末の雇用統計が予想を上回ったことを受けて、10年物国債利回りは急上昇していた。 

 

 

 
 

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