岸田文雄前首相は、衆院選での比例代表への重複立候補を辞退する意向を固めた。これは、党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受け、自身の責任を取るためであり、石破茂首相や森山裕幹事長ら党四役も一致して重複立候補見送りを決めている。(要約)
岸田文雄前首相=首相官邸(春名中撮影)
岸田文雄前首相は衆院選(15日公示-27日投開票)を巡り、比例代表への自身の重複立候補を辞退する意向を固めた。10日、自民党関係者が明らかにした。党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受け、党総裁を務めた自身の責任を取る考えだ。
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党内では石破茂首相や森山裕幹事長ら党四役も「ともに責任を果たしていく」として重複立候補見送りを決めている。