( 223319 )  2024/10/17 16:05:17  
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男性育児参加が29.8%、女性は70.2%で女性の割合が高い状況が続いている。

明治安田生命保険の調査によると、育休取得男性が増加し、平均取得日数も増加したが、復帰後の職場雰囲気に不安を感じる人が41.5%いた。

育休取得のために求めるものは人員補充(24.7%)が最も多かった。

男性の育児参加が少ない理由は、収入が高く仕事をセーブできない(39.1%)、育児を理由に仕事をセーブしにくい環境(22.8%)が主な要因とされた。

明治安田生命保険は、男女平等な育児の実現には、企業が賃金差を縮小し、柔軟な働き方を促進する取り組みが重要だと指摘している。

(要約)

( 223321 )  2024/10/17 16:05:17  
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共働きの男女における育児の分担の割合について、男性は29.8%に対して、女性は70.2%となり、依然として女性の割合が多い状況が続いている 

 

明治安田生命保険が17日に公表した「子育てに関するアンケート調査」によると、育休を取得した男性は、去年に比べて2.6ポイント増えて33.4%に、取得した日数の平均も去年より1日に伸びて42日と、いずれも過去最高を更新した。 

 

一方で、育休を取得した男性に復帰後の職場の雰囲気を尋ねたところ、41.5%が「気まずく感じた」と回答した。 

 

その上で、「気兼ねなく育休を取得できる」ために勤め先に求めるもので最も多い回答は、「人員の補充(24.7%)」だった。 

 

また、共働きの男女における育児の分担の割合について、男性は29.8%に対して、女性は70.2%となり、依然として女性の割合が多い状況が続いている。 

 

理由について男性では、「自身の方が妻よりも収入が高く仕事をセーブできない」が39.1%と最も多く、次いで、「育児を理由に自分の仕事をセーブしづらい雰囲気があるため(22.8%)」となり、6割以上が職場の環境を理由にあげた。 

 

明治安田生命保険は「男女平等な育児の実現に向けては、意識だけでなく、企業の取り組みによって賃金差を縮小し、男女ともに柔軟に働ける職場環境を整えることが重要」と指摘している。 

 

経済部 

 

 

 
 

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