児童文学者であり、野ねずみの双子が活躍する絵本シリーズ「ぐりとぐら」の作者である中川李枝子さんが、89歳で老衰により亡くなった。彼女の作品は食べることや料理を愛する野ねずみたちとその仲間たちが交流する心温まるストーリーや、山脇百合子さんの可愛らしい絵が人気を集めた。(要約)
中川李枝子さん
野ねずみの双子が活躍する絵本シリーズ「ぐりとぐら」の作者として知られた児童文学者の中川李枝子(なかがわ・りえこ)さんが14日、老衰で死去した。89歳だった。
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代表作の絵本「ぐりとぐら」は、食べることと料理することが大好きな野ねずみと仲間の動物たちが交流する親しみやすいストーリーと、妹の山脇(旧姓・大村)百合子さんの愛らしい絵で人気を集めた。ほかの作品に「いやいやえん」「そらいろのたね」など。