( 224124 )  2024/10/19 17:56:55  
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元経済学者の高橋洋一氏は、衆院選の情勢について語り、与党が過半数を獲得する可能性があるとされる中で、過去の調査結果や内閣支持率を指摘し、政権が危機に瀕している可能性を示唆した。

かつて青木幹雄元参院議員会長が唱えた「青木率」に言及し、現在の数字が政権末期に近い状況であると述べた。

(要約)

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故青木幹雄元参院議員会長 

 

 元財務省官僚で経済学者の高橋洋一氏が19日、ABCテレビの生情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分)に出演。番組では27日投開票の衆院選の序盤情勢を取り上げた。 

 

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 新聞各紙の調査では与党が過半数(233議席)獲得の見通しの情勢となっているが、高橋氏は「3年前の衆院選投開票前まで自民は過半数割れと言っていたが、全部外れていた」と解説し、時事通信の10月世論調査を取り上げた。 

 

 1日に発足した石破茂内閣の支持率は28・0%、自民党支持率は18・9%。高橋氏は内閣の支持率が「時事通信の調査で30%を割ったら、けっこう危ない」と指摘。政界では、内閣と自民党の支持率を合わせ、5割を切ると、政権は早晩行き詰まるとされる「青木率」がある。 

 

 自民党の故青木幹雄元参院議員会長が唱えたことから「青木率」「青木の法則」と言われている。今回の調査結果を当てはめると、高橋氏は「46・9%で5割を切る。ということは政権末期なんですよ」と石破内閣は“危険水域”に入っているとし「政権発足時から政権末期の数字が出ている。ちょっとびっくりしました」と話した。 

 

 高橋氏は今回の選挙で与党で「215~255議席」と過半数割れもあると予想しているが「このまま行くと過半数割れになるかも」と予測した。 

 

 

 
 

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