( 224424 )  2024/10/20 18:05:55  
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ジャングルポケットのメンバーだった斉藤慎二がロケバス内で女性に性的暴行を加えた疑いで書類送検され、契約解除された。

斉藤は一部で「同意はあった」と主張しているが、被害女性は許すことはできないと述べている。

斉藤は重度のギャンブル依存症で莫大な借金を抱えており、周囲の芸人にも借金癖や女性関係で呆れられていた。

吉本興業は斉藤の行動を問題視しており、再起への道は厳しいと見られている。

(要約)

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斉藤慎二※画像は斉藤慎二の公式X『@chsaito』より 

 

 お笑いトリオ・ジャングルポケットのメンバーだった斉藤慎二(41)がロケバス内で起こしていた騒動――衝撃の第一報から約2週間が経過しようとしているが、ここにきて斉藤がこれまで行なってきたことの詳細が聞こえてきている。 

 

■【画像】「ロケバスで性的暴行の疑い」ジャンポケ斉藤、“助手席乗車姿”が生々しすぎる■ 

 

 10月7日、斉藤は警視庁に不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検され、同日午後、所属していた吉本興業から契約解除された。斉藤の容疑は今年7月、東京都新宿区内に停まっていたロケバス内で女性に性的暴行を加えた疑い。 

 

 警察の調べに斉藤は「軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している」と供述しているものの、被害女性との間に「同意はあった」と主張しているという。一方の被害女性は「許すことは絶対にできません」と話しているとされる。 

 

 被害を訴えている女性A子さんは20代のタレント兼インフルエンサーで、事件は関西のあるテレビ局の番組のロケ中に起こった。一部では《仕事中ロケバス内で口腔性交》と報じられたが――。 

 

「2つの場所を巡るロケで、1つ目のロケ終了後に斉藤さんとA子さんがロケバス内で2人きりになるタイミングがあったそう。2人でトークするなか、斉藤さんの気持ちが盛り上がっていき、その流れで斉藤さんからA子さんにキスをしたといいます。 

 

 さらに2つ目のロケ終了後、斉藤さんがロケバス内で着替えている際にA子さんをロケバス内に呼び寄せ、自らの下半身を見せて、A子さんに触らせて、そして……という流れだったとA子さんは被害の報告をしていると」(警察関係者) 

 

 最初の報道から数時間後、斉藤の妻でタレントの瀬戸サオリ(36)がインスタグラムで声明を発表。《一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした》と双方の同意があったと主張した。 

 

 これを受けてだろう、A子さんは10月9日、弁護士を通じて《今年の7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました。その傷は今も癒えていません》とコメントを発表。 

 

《事件だけでなくその後の状況に、恐怖を感じ、眠れない日が続いています。私だけでなく家族も精神的負担を感じています。どうか、そっとしておいていただきたくお願いします》と心境を吐露した。 

 

 芸能プロ関係者は話す。 

 

「瀬戸さんのインスタでの声明も、非常にまずかったといいますね。家族を守るために夫の“同意はあった”という主張を信じ、家族で同じスタンスを取ることは理解できますが、広く拡散されるSNSで言うべきではなかったですよね。それは女性を大いに刺激し、再度傷つけることにもなる。だから、A子さんから声明が出たんです。 

 

 そして、斉藤さんは報道当日に事実上のクビに。ジャングルポケットは太田博久さん(40)とおたけさん(41)のコンビで活動していくことを余儀なくされました。斉藤さんの復帰は不可能と思える。ジャングルポケットへの再合流も難しいのではないでしょうか。吉本も怒り心頭でしょうからね。 

 

 警察沙汰、不貞行為、しかも仕事中のロケバスで……やってしまったことは最低で、特に地上波テレビには2度と出られないだろうと見られていますが、彼には莫大な借金がある。“芸能活動をせずに返済していくことは無理なのではないか”という声も出ています」 

 

 

 10月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、斉藤が、大谷翔平選手(30)の元通訳・水原一平被告(39)と同じように重度のギャンブル依存症で、方々に借金を抱えていたことも吉本興業上層部は問題視していたと報じていた。 

 

 そんな斉藤の借金の貸主の1人がお笑いコンビ・シソンヌのじろう(46)だと記事では報じており、じろうは記者の直撃に対し、大金ではないものの過去にいくらか金を貸し、後に返してもらったと明かしている。 

 

「じろうさんだけでなく、他の芸人、会社経営をやっているような知人からも借りていたといいますね。 

 

 その斉藤さんの借金の額は一般人の想像を超えるもので、都心のマンションの住宅ローンに匹敵するような額だと聞こえてきています。今後どうやって返済していくのか……。 

 

 テレビ番組やさまざまなYouTubeなどでも伝わってきますが、芸人たちは仲が良く、ライバルでありながら、助け合って生きている感じですよね。そこには、同じ事務所のつながりや養成所の先輩後輩関係があり、また共に不安定な職業ということでの連帯感もあると考えられます。もちろん、皆が皆、仲良しではないですが。 

 

 ですので、一緒に仕事をしてきた芸人が大ピンチの際は、周囲の仲間が手を差し伸べて、お金を貸したり、危機を乗り越えるサポートをするという動きがあるはずなんですが、今回はそういった動きが見られないそうなんです。 

 

 それは芸人仲間の多くが、今回の事件前から斉藤さんの振る舞いに呆れ果てていたからだといいます。虚言癖があったとも報じられていますよね」(前出の芸能プロ関係者) 

 

 不特定多数の芸人から借金していた斉藤を吉本幹部も問題視しており、「気をつけろ」と口頭で注意したというが、斉藤は「もうギャンブルやめたんで」と応じていたという報道もあった。 

 

「見え透いた嘘を言うこともあり、周囲の芸人も斉藤さんのことを腹を割って話せない相手だと見ていた、という話も言われていますね。 

 

 それに昨年8月と9月にスキャンダルを報じられたにもかかわらず、今度は仕事中のロケバスであり得ない行為をしたことも、多くの芸人、テレビマンは呆れています。 

 

 そんな斉藤さんが莫大な借金を抱えていることは、今回のロケバス事件の話し合いが進む中で明らかになり、結果、文春で報じられるに至ったようです。 

 

 同意があったかなかったか、双方の主張は食い違っていますが、斉藤さんが負けるとなったらお金を払う展開もあると。そうした展開を考えて、斉藤さんの金銭事情を確認することになったところ、斉藤さんには“お金がない”“莫大な借金がある”ということが分かったと。深刻な借金苦はそうして明らかになったようです」(前同) 

 

 

 常識を逸脱した借金癖に加え、やはり女性関係も芸人仲間から呆れられていたという。 

 

 2023年8月、福岡のキャバクラ嬢と男女の関係を持ったことが報じられ、相手女性とのLINEのやりとりも誌面に掲載された。また、同年9月には、過去に元グラビアアイドルとキスやハグをしていたことが報じられた。 

 

「2度の不倫報道後も女性遊びは変わらなかったといいます。斉藤さんは周囲に“俺は週刊誌にマークされている”と漏らしていたそうですが、そもそも滅多なことがない限り、週刊誌は斉藤さんのことをマークすることはないはず。普通、もっと大物の俳優や歌手を狙いますよね。斉藤さんは不倫報道後、疑心暗鬼になっていたのではないでしょうか。そんな事情もあってか、女性との遊び方を変えたとか。 

 

 夜に女性と落ち合って食事をしてからホテルへ行く、というのがよくあるパターンですが、斉藤さんは夜に女性と密会せず、“あえてタイミングをズラしてマークされにくい時間帯に動く”といったことを周囲に話していたと聞こえてきています。 

 

 ただ……そういう問題ではないですよね。斉藤さんには妻と子どもがいるわけですからね。“不倫や女性遊びは絶対にしない”と宣言するならわかりますが、絶対にバレないように気をつけると……。2度の不倫報道後も心底反省したわけではなく、だらしない生活が続いていたということですよね。そんな斉藤さんに、周囲の芸人も引いていたといいます。 

 

 遊んでいる芸人は少なくないですが、そんな彼らも斉藤さんの反省のなさは理解ができなかったと。吉本はかつてと違い、現在はとてもコンプラに厳しい事務所。そして斉藤さんは23年に連続して女性スキャンダルが報じられていて、もう後がなかった。なのに変わらぬ行動に“次にバレたらアウトなのに、この人はどういうつもりなんだ……”、多くの芸人はそう感じていたといいますね。 

 

 シソンヌ・じろうさんにお金を借りていたことからもうかがえますが、多くの芸人が斉藤さんの借金癖、女性関係のだらしなさも知っていた。芸人仲間の多くが以前から“遅かれ早かれまたスキャンダルが報じられるだろう”と思っていたそうです。結果、驚くような事件を起こし、“やっぱりね……”という声が出ているといいますね。 

 

 ただ、斉藤さんがとんでもない額の借金を返すのは、やはり芸人の仕事でしか不可能だとも見られています。被害女性との件に決着がついた後、その後時間をかけて生まれ変わった姿を見せることで、手を差し伸べてくれる人も現れるのではないでしょうか。人当たりは良くて、“本当に悪い人”ではないので……」(前出の芸能プロ関係者) 

 

 お茶の間に多くの笑いを運んでいた斉藤の、あまりにも笑えない事態。再起への道は、果たして――。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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