( 224459 )  2024/10/21 00:13:16  
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和歌山県海南市で街頭演説する自民党総裁の石破首相の報道と共に、共同通信社が衆院選の有権者動向を探るために全国電話世論調査を実施した結果が19日、20日に発表された。

自民党の比例代表の支持率が3.8ポイント減少し、立憲民主党は1.7ポイント増加していた。

野党系候補者の支持が上回り、選挙区では野党同士が競合する傾向にあることが指摘された。

有権者の望む選挙結果は「与野党の勢力が伯仲する」が最も多く、石破内閣支持率は41.4%だった。

調査はRDD法を用いて実施され、有権者を対象に591件の回答を得た。

(要約)

( 224461 )  2024/10/21 00:13:16  
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和歌山県海南市で街頭演説する自民党総裁の石破首相=20日午前 

 

 共同通信社は19、20両日、衆院選の有権者動向を探る全国電話世論調査(第2回トレンド調査)を実施した。比例代表の投票先は自民党が22.6%で、前回12、13両日の調査より3.8ポイント減らした。立憲民主党は1.7ポイント増の14.1%となり、差は14.0ポイントから8.5ポイントに縮まった。小選挙区投票先は野党系候補が33.2%で、与党系候補の24.6%を上回った。前回は与党系の方が多かった。 

 

【写真】「与野党伯仲」、半数が望む 衆院選結果、「逆転」が増加 

 

有権者に支持を訴える立憲民主党の野田代表=20日午前、東京都荒川区 

 

 全体として与党が支持を減らす傾向がうかがえた。ただ選挙区の投票先は、実際には多くの選挙区で野党同士が競合して分散するとみられ、勝敗に単純に結び付くわけではない。投票先を「まだ決めていない」も41.0%と多かった。 

 

 望ましい選挙結果は、「与野党の勢力が伯仲する」が49.7%で前回比1.0ポイント減。「与党と野党が逆転する」は20.5%で前回より5.4ポイント増え、「与党が野党を上回る」は24.8%だった。 

 

 石破内閣支持率は41.4%、不支持率は40.4%だった。前回調査は差が5.3ポイントあった。 

 

 調査の方法は、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法。第2回調査は、全国の有権者を対象に19、20両日に実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは591件、うち508人から回答を得た。携帯電話は、電話がかかったのは3785件、うち754人から回答を得た。能登半島地震で石川県の一部地域は調査対象から外した。 

 

 

 
 

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