23日の外国為替市場では円相場が1ドル＝153円台まで下落し、7月31日以来の低水準でした。

アメリカでは景気が強いためFRBの利下げペースが緩むとの見方があり、金利差の拡大により円安が進んでいます。

また、アメリカ大統領選挙まで2週間を切り、トランプ氏の勢いが増しており、大統領選後に円安が進むとの観測もあります。

これらが円安の要因となり、23日だけで2円以上、今月では10円以上円安が進んでいます。

（要約）

日テレNEWS NNN 

23日の外国為替市場で円安が加速し円相場は一時1ドル＝153円台まで下落しました。153円台をつけるのは7月31日以来、およそ3か月ぶりです。 

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アメリカでは底堅い景気を背景に中央銀行にあたるFRBが利下げを行うペースが緩やかになるのでは、との見方が広がっています。このため日米の金利差の拡大が意識されドルを買って円を売る動きが強まりました。 

また、投票まで2週間に迫ったアメリカ大統領選をめぐって、トランプ氏の勢いが増し、大統領選後にドル高が進むとの観測も、円安が進んでいる要因とみられています。円相場はドルに対し23日だけで2円以上、今月だけで10円ほど円安が進んでいます。