( 226814 )  2024/10/27 02:05:59  
00

自民党の派閥裏金事件で非公認となった候補が率いる支部に党本部が2000万円を支給していた問題で、無所属の前職である萩生田光一氏が25日、指定口座に返金したことが明らかになった。

萩生田氏はX(旧ツイッター)で「振り込み時期や金額が誤解を招く可能性があると判断した」と説明した。

自民党執行部のこの問題への対応に対し、野党が批判を浴びせている中、政治とカネを批判する石破茂首相は野党を非難し、自民党の姿勢が選挙戦に悪影響を与えていることが示唆されている。

産経新聞社とFNNの調査では、小選挙区で自民党や公明党が苦戦しており、この問題が選挙結果に影響を与える可能性があるとされている。

(要約)

( 226816 )  2024/10/27 02:05:59  
00

萩生田光一氏 

 

自民党の派閥裏金事件を受けて、衆院選で「非公認」となった候補が代表を務める党支部に党本部から2000万円が支給されていた問題で、無所属で立候補している前職の萩生田光一氏は25日、2000万円を指定された口座に返金したと明らかにした。X(旧ツイッター)で「振り込み時期や金額が誤解を招く可能性があると判断した」と理由を説明した。 

 

【表でみる】夕刊フジが作成した「落選危機にある大物・著名候補21人のリスト」 

 

石破茂首相(自民党総裁)は25日の青森県黒石市での演説ではこの問題に触れず、「政治とカネ」批判に注力する野党について「無責任な人たちに日本の国を任せては絶対にならない」と訴えた。 

 

だが、自民党執行部の対応は、選挙戦の最終盤で野党に絶好の攻撃材料を与えた。 

 

産経新聞社とFNNが24日に実施した情勢調査では、これまで接戦だった小選挙区で自民、公明両党の苦戦が目立った。自民前職の陣営幹部は「接戦区では敗因になりかねない」と嘆いた。 

 

公明党の石井啓一代表は「誤解が生じないよう、丁寧に説明をしてもらいたい」と自民党に注文を付けた。 

 

 

 
 

IMAGE