( 227438 ) 2024/10/28 16:54:57 2 00 船井電機破産の背景に見る「AVメーカーの不振」、なぜ日本勢は世界に誇る技術力とブランド力を失ってしまったのかJBpress 10/28(月) 11:51 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/88e388bc6dae2df4b80cd5d005203b57d74abe79 |
( 227441 ) 2024/10/28 16:54:57 0 00 破産手続きに入った船井電機本社(大阪府大東市、写真:共同通信社)
日本の家電ブランドがまた一つ姿を消した。日本やアメリカでテレビ事業を行っていた船井電機が事実上破産したのだ。かつてはウォルマートなどでも取り扱われ、日本メーカーとして全米一売れるテレビを製造した会社にしてはあっけない最後だった。何が船井を追い込んだのか──。
【写真】生産停止したシャープの液晶パネル工場(大阪・堺)
■ 1990年代まで世界を席巻していた日本製のAV機器
船井電機が破産手続きに入ったことが明らかになった。最盛期には3500億円を売り上げた中堅AVメーカーで、数年前まで米国のテレビ市場では日本メーカーとして最大のシェアを誇っていた。また米メジャーリーグのスタジアムに「FUNAI」の広告を出すなど、日本よりむしろアメリカで知名度が高かった。
しかし中国製品などとの価格競争に敗れ販売が低迷、業績が悪化していた。しかも創業者の船井哲良氏が2017年に死去してからは、多角化を目指して脱毛サロンを買収するもすぐに売却するなど、経営も混乱していた。
船井の破産は、日本のAVメーカーの苦境を雄弁に物語っている。少し前までなら、経営が悪化し赤字に陥った企業でも、「日本ブランド」さえあれば救世主が現れた。しかしもはやそれは通用しない時代になった。だからこその破産手続きだ。
1990年代半ばまで、日本のAVメーカーは世界を支配していた。テレビでいえばソニーが世界でトップシェアを誇り、パナソニックや東芝、日立もそれを追った。その結果、アメリカではテレビメーカーが「絶滅」した。
録画機の世界でも同様だ。家庭用VTRの事実上の世界標準となったVHSは日本ビクター(現JVCケンウッド)が開発した。VHSと覇権を競ったベータはソニー製だ。VTRの後継マシンであるDVDも、ソニー、パナソニック、日立、東芝、パイオニアが主導権を握り、世界のデファクトとなった。
オーディオ機器でも、パイオニア、トリオ(現JVCケンウッド)、山水電気は「オーディオ御三家」と言われ、その技術力とブランド力で世界中の人気を集めた。
世界中のどの家庭にも、日本製のAV機器が少なくとも1台はある。そんな時代がしばらく続いた。
■ バブル崩壊と同時に次々と外国企業に買収されたAVメーカー
ところが、日本でバブルが崩壊するのとほぼ同時に、日本のAVメーカー、特にオーディオメーカーは突如、苦境に立たされる。
最初は山水だった。まだバブルが続いていた1989年にイギリスのポリーペック・インターナショナル(PPI)に買収される。外国企業による初めての東証一部上場企業のM&Aだった。ところがPPIは90年に経営破綻、山水は91年に香港セミテックの傘下となる。
もっとも山水の場合は、1970年代のニクソンショックによる円高以降、労使紛争もあって業績が悪化していたため、外国企業による買収も山水の特殊例と思われていた。ところが山水はすべての始まりに過ぎなかった。
1994年、やはり中堅オーディオメーカーだった赤井電機が、同じくセミテックに買収される。セミテックは97年には、AVメーカーのナカミチも買収した。
御三家の1社のパイオニアは、2019年にアジア系投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアに買収され、上場廃止となった。パイオニアは1979年に「絵の出るレコード」と言われた「レーザーディスク」の製造を開始し、高画質ビデオ市場を創出した。さらにはその技術を基にDVD開発に置いても存在感を発揮した。
しかし2000年代に入り、社運を賭けたプラズマテレビが液晶に敗れたことから業績が悪化。オーディオ部門も振るわず、2015年にオンキヨーに売却した。現在はファンド傘下でカーナビなど車載製品の製造・販売を行っている。
そしてオンキヨーも2022年に破産した。残る1社のトリオはケンウッドブランドに統一されたことでブランドが消滅。ケンウッドブランドは今もあるが、オーディオからは撤退した。
■ デジタル化で差別化が難しくなったオーディオ、テレビ
なぜ日本のオーディオメーカーの経営が立ち行かなくなったのか。時期的にバブル崩壊と重なるが、それは最後のダメ押しでしかなく、根本的な原因は、デジタル化の波についていけなかったことだ。
1982年、ソニーは世界初のCDプレーヤーと、ソフト50タイトルを発売する。それからの5年で、CDはレコードを完全に駆逐する。円盤の大きさが変わっただけではなく、オーディオのアナログからデジタルへの転換がこの時以降、急速に進んでいく。
アナログレコードでは、どうしても雑音が入る。それをいかにカットするかがメーカーの腕の見せどころだった。また音質も、メーカーごとの味付けがあった。ところがデータを0か1かで記録するCDは、クリアな音が出せる一方で、メーカーや機種による差別化が難しくなった。端的に言えば、安い機器でもそれなりの音を再生できるようになったのだ。
これまで音質を追求し続けてきた日本のオーディオメーカーにとって、これは痛手だった。しかも音楽はリビングにあるステレオで聴くものだったのに、1979年のウォークマンの発売以来、パーソナルに楽しむものになった。これも逆風となり、日本メーカーは新興国のAVメーカーの後塵を拝するようになっていった。
それでも当時はまだ日本メーカーにはブランド力があった。企業としては競争力を失っていても、そのブランドには価値があった。だからこそ、山水も赤井も、これから世界を目指そうという中国(香港)資本が欲しがった。しかしそのメッキも剥げた今、御三家ブランドのオーディオは、パイオニアのカーオーディオを除いて全て姿を消している。
映像機器も、オーディオの後を追うように日本メーカーは弱体化していく。その最大の要因もやはりデジタル化だ。
かつて全てのテレビはブラウン管テレビだった。ブラウン管は巨大な真空管であり、その製造および制御には独特のノウハウが必要だった。かつてソニーが「WEGA(ベガ)」で実現した完全平面ブラウン管は、世界中のどのメーカーもまねできなかった。
ところが液晶やプラズマなど、薄型テレビの登場が全てを変えた。最初はこの分野も日本がリードした。しかし、液晶は半導体と同じようなデバイスの一つに過ぎない。同時にテレビ放送もデジタル化したことでテレビの電子回路もオーディオと同じように差別化が難しくなった。
■ 日本のテレビ産業を“絶滅”させないために必要なこと
その結果、テレビ産業に「垂直統合モデル」から「水平分業モデル」への大転換が起きた。
それまでは一つのメーカーが、ブラウン管製造、回路製造、組み立てという工程を全て行っていた。ところが、デジタル化によって、液晶も回路も購入して組み立てる時代になった。そしてそれぞれの部品はマスメリットの世界。どれだけ設備投資できるかが優劣を決める。ここに日本企業はついていけなかった。
その代表がシャープだ。シャープは1990年代末に液晶に集中投資。これが実り、三重県の亀山工場で作られた液晶を搭載したテレビは「世界の亀山モデル」ともてはやされた。ところが韓国サムスンなど、資本力に勝るメーカーが液晶ディスプレイに大規模投資したことで徐々に競争力を失っていく。
挙げ句はリーマン・ショックで世界からテレビ需要が一時的になくなったことが直撃し経営が悪化。台湾の鴻海に支援を仰がざるを得なかった。しかしそれでも業績は回復せず、今年、大阪・堺市の液晶工場の閉鎖と大型テレビ向け液晶からの撤退を決めたことは記憶に新しい。
苦しんだのはシャープだけではない。かつてテレビ生産を行っていた日立や三菱電機はすでに撤退。東芝はテレビ事業を中国のハイセンスに売却した。今、日本メーカーでテレビを生産しているのはソニー、パナソニック、シャープぐらいでしかない。
しかも残る3社も世界における存在感は薄い。シャープは前述の通りだが、ソニーはリーマン・ショック以降8年間テレビ事業の赤字が続き、事業そのものを分社化し、生産を大幅に縮小した。今ではそれなりの利益を稼いでいるが、かつて世界トップシェアを誇った時代を知る者にとっては寂しいかぎりだ。
そしてパナソニックのテレビ事業は今も赤字が続いている。日本の家電量販店では日本製テレビがまだ主役だが、これは日本だけの風景で、世界では韓国や中国メーカーの製品ばかり。日本製はほとんどお目にかかれない。これが現実だ。
その背景にはテレビ産業が水平分業に突入して以来、テレビ単体で利益を出すのは難しくなったことがある。だからこそ、ソニーもパナソニックも今ではシェアを追うのを諦めた。一方で単体ビジネス以外できない船井電機は倒産に追い込まれた。
今、若年層はテレビを持たない人たちも多い。彼ら・彼女らはPCやタブレットでTVerを見れば十分と考えている。そのことを前提に、単体ではなくホームエレクトロニクスの中で新たな付加価値を提供できるかどうか。日本のテレビ産業の浮沈はそこにかかっている。できなければ、アメリカのテレビ産業のように“絶滅”が待っている。
関 慎夫
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( 227440 ) 2024/10/28 16:54:57 1 00 日本の家電産業には、様々な要因が結びついて衰退の兆候が現れています。
経営のあり方や新たな分野への進出、グローバルな価格競争に対応する能力が問われる中、日本の家電メーカーは時には保守的すぎる経営姿勢や消費者のニーズとのズレなどで苦しんでいる状況が伺えます。
これまでの文化や技術力を生かしつつ、組織の大局的な視野を持ち、迅速な対応力や革新的な発想を取り入れていくことが、日本の家電産業が再び成長軌道に乗るためには不可欠な要素となります。
(まとめ) | ( 227442 ) 2024/10/28 16:54:57 0 00 =+=+=+=+= 中国との比較で言うなら、日本は教育レベルから科学への力の入れ方で劣っていたのが大きいのでは。日本はかなり文系の割合が高く、特に大学生の半数以上が理系科目をほとんど扱わない私立文系型ですし、技術者の地位が相対的に他国ほど高くないのも大きいと思います。
そのような状況にもかかわらず、やってる政策が女子枠という時点でこれからも将来的に状況が改善できる可能性は高くないと思います。
=+=+=+=+= 産業の盛衰は仕方ない、というかあって然るべきである。問題なのは、成長性のある産業に人材がすぐにシフトしない、日本の雇用制度である。転職するリスクを負うより、将来性はないが、希望退職に応じなければ定年までは給料がもらえる今の会社にとどまってしまう。そして、結局、定年前に会社が倒産して放り出され、ハローワークで今までより悪い条件の仕事に就く。日本の厳しい解雇規制が低賃金と雇用の不安定、そして何よりも産業の新陳代謝を阻むのである。
=+=+=+=+= プラザ合意により、急激な円高になり、日本生産が難しくなり海外に工場を移した。その結果技術が海外流出して現在に至る。 そして今、日本は逆に優秀な海外企業を誘致して技術を得ようとしている。 政府にはこういう動きをして景気回復に繋げてもらいたい。
=+=+=+=+= 山水電気は茨城のつくばみらいに修理工場が有るし、ドウシシャが引き継いでるから、まだ良いけど、船井はどうなるんだろう。 ヤマダはアフターサポートは責任をもって対応って言ってるけどヤマダはただの販売店だからね。 船井の社員を引抜いて修理工場を作っても採算は合わなそう。
=+=+=+=+= トリオはケンウッドに吸収されたのではなく、ケンウッドというブランドに変えただけ。 Aのオーディオメーカーのピークはバブル以前でバブル期にはオーディオ不振が始まっていたので今更だろう。 Vは液晶テレビが韓国や中国で生産されるまでかな。 さらにデジタル機器とインターネットの普及でAV全般に軽薄短小となり売り上げがさらに落ち込むと。 趣味のものだから、買う人がいなければ売れないんだよね。
=+=+=+=+= ハイレゾはあるけどデジタルオーディオはカセットテープからCDになり音質の飛躍的進歩があったけどそれ以上の音質をほとんどの人が必要としなくなったのも理由でしょう。
CDの音質が無くてもMP3で満足出来る人が多くウォークマンすらMP3プレイヤーに駆逐されました。 そのMP3プレイヤーもスマホに統合されてます。
デジカメも一緒に統合されたように本格派の人の為の上級や高級な機種しか需要は無くなり、そうした機種は買い換え需要は少なく市場も小さいですから成長産業にはならないです。
元々普及品メーカーの船井はブランド力も無いので新興メーカーに勝てる要素はあまり無いでしょう。
小型スピーカーでは破格のコスパの良さがあったONKYOもPC事業を買収(評判悪く有名なメーカー)で生き残り掛けたけど失敗したしBOSEやJBLみたいに売れる性能とブランド力を持つメーカーになれてない時点で先は無かったです。
=+=+=+=+= 今の高齢世代はいまだに日本メーカーの家電は世界トップクラスと思い込んでいると思う。 でも実際家電量販店に行ってみるとハイアールやアクアやサムスンやLGなどなど、中国や韓国の製品がたくさん展示されていて、日本メーカー家電はあるはあるがとにかく値段が高い。 日本のメーカーはやたらに付加機能をつけたがりそれが値段に反映されて高くなる。 実際、その機能いる?っていうのが多いよね。
今や世界の家電ランキングは中国韓国メーカーがトップに入ってしまい日本はパナソニックだけになってしまった。 これはタイヤメーカーも同じで横浜タイヤはハンコックに負けてます。
海外製品ってシンプルなものが多くそれゆえに値段も抑えられているから若者にもピッタリだし、洗濯機は洗濯さえできればいいとか冷蔵庫はちゃんと冷えてくれればいいみたいな考えの人にとっては無駄に高いものは必要ないからどうしてもそっちを選択するでしょう。
=+=+=+=+= アナログレコードのノイズを雑音と捉えるか、「味わい」と思うか。 私は後者なんですが、デジタル化が進む前にはケーブル替えてみたり、スピーカー作ってみたり自分好みの音質を追求する楽しみがありました。 今はそこを追求しようとするお金もないし、ハイクォリティの音楽を手軽に聴けるようになった事は良い事だと思います。 だけど…少し寂しい気もあります。
=+=+=+=+= 本当にデジタル化が原因なのだろうか? テレビで言えば、白黒からカラー、平面、液晶。 どんどん映像が綺麗になると共に、画面ではなく製品サイズが小さくなった。 液晶が広まったのが平成20年前後でした。 今家電量販店に行くと、確かにより映像が綺麗になり、より大型画面のテレビが売っている。 しかし、平成20年のテレビと比べて、劇的に変わっているものはあるだろうか? カラーテレビから平面ブラウン管になり、「走査線が増えた」なんて言われて、劇的に変化した。
今の家電には劇的進化がない。 そして車同様に日本を向いてないのか、どんどんオーバーサイズになる。 今、日本の事を思って開発しているメーカーってパナソニックくらい。 しばらく工業立国と聞かないが、家電メーカーには未来の道具を出して欲しい。 ドラえもんの道具の様に、ワクワクさせて欲しいです。
=+=+=+=+= テレビが売れなくなった原因の一つは放送法でしょう。そして、テレビメーカーだけでなく、テレビで思うように稼げなくなった民放各社が番組制作の予算不足で、コンテンツ力で外資のネット配信に負け始めています。そこまでして協会を守る必要があるのでしょうか?すでにテレビ離れの生活パターンに慣れてしまった人たちは今更放送法改正したところで、戻らないだろうし、最高裁や総務省、時の内閣はテレビ界隈の悲惨な状況を直視するべき。
=+=+=+=+= オーディオ分野に関しては旧オンキヨー、オーテクやソニーがそうしてるようにゲーマー向けのゲーミングブランドを立ち上げ、そこで勝負するのも手かなと思います PC周辺機器メーカーが多いですが、一方でゼンハイザー(EPOS)もゲーミングヘッドセットなどを開発して一定の評価を得ています その技術ノウハウを活かしたゲーミングヘッドセットやアンプの開発、販売に活路を見出していくのも手ではないでしょうか?
=+=+=+=+= 今のAV機器の技術はある程度の国なら持てる技術力だとすると、後は人件費の勝負。 そうなると日本は勝てない。 ほとんど新技術を開発する分野が無ければ後はブランド化させるしかない。フェラーリやルイヴィトンのように名前で買ってもらえるデザインとブランドイメージの向上を作るしかない。
=+=+=+=+= CADが出てきたのが大きいという声はよく聞きます それまでは大量生産の製品でもどこかで人間の職人技が必要となる箇所が必ず存在した ところがCADの登場でそれが完全に消滅 CADを使えば誰でも同じ品質の製品を大量に製造できるようになったのです その時に日本は製造から撤退するかTSMCのようなファウンドリに移行するか、のような大きな決断をしなければいけなかったが先送りをして衰退していきました 経営においては投げ出さない根気も大事だが潔く捨てる勇気も必要だと思いましたね
=+=+=+=+= 家電がアナログからデジタルになり技術がコモディティー化した事で、どこの国でも真似た商品を作れるようになってしまった。 オンリーワンで勝負できなくなると、日本でモノづくりを行うメリットは薄れ、価格競争に巻き込まれた結果、多くのメーカーが事業をやめる決断に至った。 これが日本のモノづくり産業の現状。 物を売っての商売ではなく早々とサービスを売る方向にシフトしたアメリカテック企業は強みを増している。 日本企業もマーケティングベースの戦略から入るべきだが、案外戦略不足の大手企業は多い。
=+=+=+=+= 製造業はどこも似たような立場に立たされているのではないだろうか。 AVはよくわからないが、テレビで言えばずっとパナソニックやソニーを買っていたが数年前に液晶の寿命で買い替えることとなったとき国内外のメーカーのテレビを比べてみた。画質は国内メーカーが画面の細かいとこまで綺麗に見え、色の再現度も素晴らしいものばかりだった。ただ国外メーカーに比べ価格は跳ね上がる。となれば画質に拘らなければやはり安価の方を選んでしまう。他の工業製品でも同じことが言え、同じレベルのものを買うとなると国内生産品は外されざるを得ない。
=+=+=+=+= 日本の半導体関連の産業は確かにかつては世界をリードしていましたが、当時の技術者達が陥ったのがいいものを作ろうと躍起になりすぎて逆に消費者が置いてけぼりになっていきました。 当時としては機能も性能も充実していたものの一般ユーザーが求めるものではなく、対して後発メーカーはダウングレードしたものの安くて売れるものを生産しました。 ここから日本メーカーの凋落は始まります。 さらにスマホ産業への乗り遅れもありました。 各メーカーはこの反省からなのかは分かりませんが、このあたりから技術者よりも所謂文系の経営陣を重視して理系技術者を軽視するようになっていきます。 これが技術者の海外流出を招き、新製品開発能力すらも海外の後発メーカーに追い抜かれることにもなりました。 そんな状況になっても日本メーカーは大企業病から脱することもできず、組織の新陳代謝も鈍くなり「老化」が始まったのです。
=+=+=+=+= オーディオ趣味を長年やっている立場からすると分析の方向が違う気がする。
AV機器メーカーの崩壊の原因はバブル期と被るオーディオブームから始まった、異様なまでのコスパ争いだと思う。あの時期は単品の据え置きオーディオが月に数千台売れることを前提とした、高コスト体質が蔓延していて、バブル崩壊と共に台数が出なくなると利益を出せなくなるのは当然だった。
当時適切なレベルの利益を確保出来ていれば、倒産や撤退まで追い込まれる会社は少なかった筈。
ちなみにケンウッドはJVCケンウッドとして存続してきるのは文中にある通りですが、現在もヘッドホンなど細々ではありますがオーディオは販売していますよ。
=+=+=+=+= デジタル化の影響は多岐にわたる。カメラも日本企業の強みだったがスマホにその位置を奪われつつある。出版もだ。そして、その周辺産業も廃れていく。フィルムや現像やインクや紙。古い技術は複雑で効率が悪い反面、周辺技術や産業を支えてもいた。
=+=+=+=+= 日本はMRJのように高度な製品を製造する技術力をかつて有していました。しかし、技術力だけでは不十分であり、重要なのは、顧客や市場が日本に対して何を求めているのかを正確に把握し、それに応えることです。そのためには、過不足なく、かつ迅速に対応することが求められます。
製品を「作れる」ことが目的ではなく、顧客の需要を理解することが本質です。例えば、ビジネスの観点から回転率が重視される場合、単発の受注で大きな利益を得ても、部品調達や人材確保に時間がかかり、中国の3倍のリードタイムを要するようであれば、結果的に競争力を失います。
したがって、迅速な対応が可能となるように、提案段階までに必要な人材やリソースの準備を整えておかなければなりません。そうでなければ、日本の製品やサービスへの需要そのものが失われる可能性があるでしょう。
=+=+=+=+= 産業構造の変化は時代の流れで、繊維などの軽工業はいち早く中国などに移転し、家電もそうなる運命にあったと言うことでしょう。 それに変わる新しい稼ぎがしらを見つけていくのが必要で、出来ない会社は淘汰されます。 会社の寿命は30年と言われるように、一つのビジネスの賞味期限は短いです。 時代に合わせて変化出来る企業だけが生き残れるのです。
=+=+=+=+= 産業構造の変化は時代の流れで、繊維などの軽工業はいち早く中国などに移転し、家電もそうなる運命にあったと言うことでしょう。 それに変わる新しい稼ぎがしらを見つけていくのが必要で、出来ない会社は淘汰されます。 会社の寿命は30年と言われるように、一つのビジネスの賞味期限は短いです。 時代に合わせて変化出来る企業だけが生き残れるのです。
=+=+=+=+= 中韓が日本の家電に追いついた、一部は追い抜いたからね。それに、日本の家電が衰退した大きな原因は、それら新興勢との価格競争に巻き込まれてしまったことも大きな原因なのでは、と思う。東南アジアどころか、今や欧米でも中~高級家電はサムソンやLGが強いし、廉価版ならハイアールと、市場のすみわけが構築された隙間に日本勢が入っていくのは極めて厳しいのでは、と思うね。3年前に購入したLGスタイラー、あれはマジで良い。ただ、あのようなものを開発するのは日本の十八番だったはずが、それが韓国勢に先を越されたというのは実に歯がゆい。
=+=+=+=+= 家電メーカー各社でオーディオブランドをもっていた。 ナショナル(テクニクス)、東芝(オーレックス)、日立(ローディ)、シャープ(オプトニカ)、サンヨー(オットー)など。 CDご普及してからオーディオマニアが減った気がする。 オーディオマニアはこだわるのでプレーヤーの時代はカートリッジ、アーム、インシュレーターなど換えたりして楽しんだ。 それがCDだと何もすることが無くなった。 オープンデッキがカセットの高性能化で廃れ、 カセットデッキもナカミチなど高級ブランドもありテープを換えたりドルビー録音したりしたが、CDが直接コピーできるようになりカセットが廃れた。 CDはアップルなどの圧縮技術でコンパクトて大量の曲を持ち歩けるようになりCDも廃れて行った。 ビデオテープやレーザーディスクもDVDの普及で廃れた。 国産オーディオメーカーで頑張ってるのはアキュフェーズくらいか?
=+=+=+=+= 消費者が1円でも安くで物を買うご時世。 インターネットが発達し何処が安いかすぐにわかってしまう今、 電気メーカーが製造コストを抑える為に海外に生産工場をシフトし、 そこそこの商品で「技術の日本」は関係しなくなってきた。 売上利益は鈍化し電気メーカーは、どこもキツイと思うよ。
=+=+=+=+= 日本の家電が衰退した理由はコレです。
「コスト低減で、(当時は)人件費の安い中国で生産するため現地工場で雇った現地の人達に技術を教え、その人達が中国の会社に技術を渡したから」
日本人から技術指導されて日本品質を無視して安く作られた商品に市場を奪われ、その品質も最初は低かったはずがトライ&エラーの繰り返しで不具合率が下がり、体力が無くなった日本企業は勝てなくなった。
自分が以前に働いていたH製作所の子会社がこれで消滅しました。
将来は敵になる相手に、カネを払って技術を教えていたのです。そしてリーマンショックで日本企業を辞めて中国企業に再就職した人は、知識をさらけ出してネタ切れになったら2年ほどで解雇です。
=+=+=+=+= 地デジでVHSは録画出来ないと政府や業界あげてウソを流され、Blu-rayやDVDデッキを買い換えるように言われて言われて、VHSデッキやVHSテープを捨てた人も多かったけど、船井電機は日本で最後までVHSとDVD一体型デッキを作っていたし、壊れたVHSデッキをサービスセンターへ送ると丁寧に修理してくれたので、良心的な企業だと思っています。 そんな会社が迷走して倒産とは、日本のもの作りもダメになりましたね。
=+=+=+=+= 技術力不足や経営のスタイル等 枝葉末節を大問題に捉えているが 陳腐化した技術なら、賃金や資源の安い国で作った方がいいと言う単純な話が抜けている。
さらにバブル崩壊以降の日本は官民共に緊縮財政と増税で、リソースの足りない戦いを強いられてきた。 ラジオの次はテレビその次はスマホと どんどん発展途上国に生産の場所が変化したことの結果をまだ日本国民の努力と知識不足だと言えば簡単だが、日本の構造的問題見つめ直して変化していかなければ、国民がどんどん貧困になっていく。
そもそもこんな誰でも考えればわかるようなことをこねくり回した妄想記事がお利口さんのふりをして大衆の面前に晒されていることを恥ずかしいと思うわないことが、日本の遅れを象徴している。
=+=+=+=+= 日本メーカーは、音や色へのこだわりが強過ぎ、過剰品質だったように思います。韓国や中国のメーカーは、国ごとのニーズやデザインなどマーケットインから製品作りを進めていたと思いますね。 結局は、何事にもスピード優先できず、慎重な日本人の性格もあるのかな…
=+=+=+=+= 電機メーカーでテレビを開発していた頃は、中国、台湾から研修生が大勢いました。 今考えると、バブル崩壊が分起点だったと思います。土地に投資した結果、多大な負債が次の投資ができなかった大きな要因です。
=+=+=+=+= 日本メーカーが選ばれなかったから衰退したという簡単な話。 船井の記事なのでテレビで例えると、3万円の聞いたことも無いようなメーカーの19インチ液晶テレビと60万円もする65インチの有機ELテレビ。 どちらもテレビを見ることはできるし、USBHDDを繋げば録画も可能、大抵HDMI端子が付いているのでPS5でもレコーダでも繋げることは可能。 もちろん60万円の65インチのほうが映像はきれいだしスムーズだし、HDMI端子もたくさんあって機器もたくさんつながるし、UIも洗練されていて録画もスムーズで快適、追加の機器も必要とせずYoutubeやNetflixも見れるだろう。 でも多くの人が選ぶのは前者の安いテレビだし、船井もそれらを買う人向けの商品をたくさん生み出していた。 しかし中韓の企業がもっともっと安く高性能なテレビをたくさん作ってしまったので、大手ですらほぼ撤退となった。
=+=+=+=+= テレビに限れば大手メーカーが別会社又は別部門でインサーターの様な製造設備も製造販売していますからな。 実例として中国の中小企業がパナソニック製のインサーターを導入し、テレビ基板を自社生産しており、見るからに低コストで作業員も素人同然だが、凄い速度で完成品に仕上げて出荷迄実施していました。 高コストで全てを自社生産に拘って来た日本企業の及ぶ所では有りませんな。 向こうは生産設備も微細部品も日本製を導入出来るから低コストです。 日本メーカーは自らの製品で別の製品を売れなくしているのです。 半導体も同じでしょう。
=+=+=+=+= 日本人に組織運営は無理なんですよ。自分と意見が違う人はみんな敵。PTAですらまともの運営できないのに外資と戦えるわけないです。 製造業だと設備投資が大事ですが、日本企業は古い機械を未だに使ってます。外資は新しい機械を導入してますが、日本企業は今より2倍残業すればいいと考えますからね。 会社のパソコンもメモリは4ギガで十分、16ギガなんて贅沢だと言ってる会社だらけなので勝てるわけないんですよ つまり日本人は組織的に動けないので負けてるのです。
=+=+=+=+= 海外のホテルに行くと昔はTVはSONYや日系のメーカーが多かったんですが… ちょっと前はLGなど韓国系メーカー、今は中国メーカーが目につきますね。日→韓→中と移行してる印象が有ります。 TVだけでなく白物家電も同じ感じなのでは? やっぱり中国は人口を背景にした内需からの海外輸出は価格勝負のメーカーにはキツイですよね。 安価な中韓製に対抗して生き残るにはSONYみたいな業態を変化させるしかなかったんでしょう、脱毛サロンはダメでしょうがね。
=+=+=+=+= 価格競争力の低下が大きいでしょうが、何と言っても経営陣の、新規事業進出の選択・判断が極めて不味い印象です。企業の持つ強み、リソースを全く活かせない事業への安易な傾倒が、経営上の問題を増幅してしまった印象です。船井電機のケースは、異業種に進出しようとして協力を求めた別企業に、体良く乗っ取られ計画倒産された印象ですが。
=+=+=+=+= シンプルでかつアフターフォローをしっかりとした製品販売とシステムを作ればなんとかなる気はするけどね 昔と違って、今は家電製品が使い捨て出来ない時代(リサイクル法など)だから10年経っても修理出来るようなモノづくりと部品の供給体制をすればいいと思う 日本の家電は10年は壊れないとよく言われた、それはいい でもその後修理を依頼すると パーツは7年目までしかありませんとくる であれば10年壊れないの意味合いが無い 中華製品などは先ず安い 物は良くないがそこそこ使える 5年も使えれば元が取れる 下手すればシンプルな作りなので修理も可能だったりする 設計思想の違いというか 品質にこだわった製品であれば売れるだろうという発想と、とにかくコストを安くするためには何を削れるかで作られた物 そら勝てませんわ
=+=+=+=+= 優秀な経営者がM&Aなど手段を駆使したとしても、日本のAVメーカーは衰退していたと思います。 中韓台の製造業の追い上げを何とか切り抜けたとしても、グローバルITによるパラダイムシフト(配信、スマホへの移行)を乗り切ることは、ほぼ無理でしょう。 ソニーがApple買収していたとしても、著作権者への配慮などAVビジネスの固定観念が強いため、配信ビジネスを主導するのは難しかったと思います。
=+=+=+=+= まあそうなのかも知れませんが。シャープはいつまでもテレビは付加価値ビジネスが続くとして、投資を続けた経営陣。ちなみに、社員は白物化すると思っていたそうです。東芝も経営陣の原発暴走が引き金。 で、今となっては存在しないフイルムが祖業のFUJIFILMは健全に残っている。 能力の有る経営者が出世する会社か、社内の人事、派閥で動いている会社かってのもあったり。フナイ、全然違うものを作って残る未来線もあったはず。「このままじゃ先がないですよ」と言う意見を「ネガティブな事を言うな~」とかやってたりしてね笑
=+=+=+=+= AVメーカーの不振、懐かしい名前が並んでいます。 華やかりしころの日本 しかし、古き時代のマッキントッシュアンプも生き残っています 趣味の世界での生き残り、薄利多売ではなく、時計などの様に高級感で利幅の大きいもの作りで生き残っては
=+=+=+=+= 皆んなが、レコードコレクションをしていた昭和の憧れ音響機器メーカーばかり、各社の製品パンフレットを見てるだけでワクワクしたものだ。CDが流行ってからは、安いラジカセでも良いかになり、買わなくなっていく
=+=+=+=+= 先進国はそうではないか。技術力は無くなるものだ。AI等の新しい分野に進出できればよいが、日本人の発想にないこと。日本人は周りがどう評価しようと人と異なることを進めていく能力にかけている。
=+=+=+=+= 価格競争もあったし あっても使わない余計な機能がタップリあるような高価な製品 ソニーはHDD主流になる中、mini disc に力を入れるとかあったね 一方、海外製品は品質を上げて信頼性も向上 そして安い 世界が不景気になる中、庶民がどちらを選択するかとなると負けは必然だったかもしれない
=+=+=+=+= TVやオーディオも元は欧米発祥で、1960年代後半を起点に日本企業が駆逐していった訳で、デジタル化の進展と共に契機に韓国、そして中国企業へと覇権が移っていたのは、ある意味万物流転という事なのでしょう。 欧米企業の一部は、他の分野で生き残っている辺りからしても、日本もそれを踏襲している形かと。
=+=+=+=+= SONYのWEGAの25インチを持っていました 確か49,800円くらいで買えた その前はSONY伝統の円筒型ブラウン管の同じく25インチ 円筒型でもフラットに近づいた時代のもので、これは64,800円だった 画質は圧倒的に64,800円のものが良かった 赤はにじまない、白は飛ばない、黒はつぶれない ブラウン管ではトップレベルだったと思う
=+=+=+=+= 十数年前に南アジア系の外国人の知人が、『フナイ、フナイ』と騒いでいたんだが、正直何を言っているのか理解出来なかったし、国産メーカーらしいけど、周りにはフナイ製の製品を使っている人がいなかったので、ほとんど知らないメーカーだったが、数年後に実は彼等の国ではフナイという国産メーカーが、超有名だという事を知り、なるほど彼が騒ぐ訳だと、妙に納得をした事を思い出したよ…。
ただ自分自身は、今の今までにフナイ製の製品を使用した事がない…。
まぁ今までに使用して来た製品の部品の中にフナイ製の物があり、知らず知らずの間に使用していた場合ならあるかもしれないが…。
=+=+=+=+= 盛者必衰、これはことの流れです、繁栄ある時こそ兜のおを締めなおさなければ、先をつかむことはできません日本は産学官ともに80年代後半には衰退期に入ったと感じますバブル崩壊後はグローバル価格競争に巻き込まれ付加価値を出せなくなったこれも時の流れです。
=+=+=+=+= CDを作ったのが失敗の始まりです。 その後、レコードが売れなくなり、CDはデジタルなのでコピーが容易になり、 MP3などのデーター変換により、インターネットを介して配信されCDも売れなくなった。 ipodはこのデジタル化された音楽をメモリーに沢山入れることができ、ソニーは著作権侵害の恐れがあるので、ためらいAppleに先を越された。 後にDVDやブルーレイなどに、アナログのVHSビデオなどもデジタルに置き換わった。 デジタル化の波にのまれたのはテレビもデジタル放送に切り替わり、エンジン車よりBEVの方がデジタルで制御しやすいことから、車もデジタル化が進んでいる。
=+=+=+=+= 競争から降りたから。 海外メーカーが同じように作って利益を出している中 不採算部門となってしまう経営しかできなかったから。日本の経営に問題があるんだと思う。安い製品で採算をとることが出来ない体質だから。
=+=+=+=+= 船井電機の破産は本業が原因ではない様ですよ。ネットでそういう情報が沢山出回っています。 あと、オーディオ系企業はスマホや配信が普通になってしまい、ユーザーのライフスタイルの変化もあり衰退は必然的で、日本企業だからダメだったというワケではありませんよ。 日本企業叩きは楽しいかもしれませんが、少なくとも船井電機の件はもっとよく調べて頂きたいですね。
=+=+=+=+= スマートフォンでそれまでのことが全てことたまりますからね 電話器、音楽プレイヤー、ビデオプレイヤー、ラジオ、ビデオ、カメラ、電卓、電子辞書、ゲーム器、ドラレコなどなど駆逐されますね それに中国、韓国勢の安価製品の台頭 そうなればそれらを主力にしていた企業は生き残りの為にコストカットでは追いつけず新たな独占的分野開拓が出来なければ自ずと閉店ガラガラとなるんですね
=+=+=+=+= 「船井の破産は、日本のAVメーカーの苦境を雄弁に物語っている。少し前まで」と言われても、日本の家電メーカーが退潮しだしたのは20年も前のことで「少し前」ではないのだが。 東芝の苦境は家電不況ではなく、重電企業として重大な判断ミスをしたからじゃん。同じ重電の日立は今も健在でテレビなんてもともと余業だし、祖業の造船さえ手放すほどであってテレビ不振どうこうではない。 ソニーは20年前すでに金融業だといわれており、エンタメと半導体の3本柱。それでも業務用映像・音響機器とスチル機ではソニーとパナは依然と世界の強豪であるのに、これを無視しとる
ニッチだった船井の衰退とは構造も経緯も時代も違う。ティアック、デノン、ヤマハ、パナのテクニクスと生き抜いたブランドもある。ロジックと時代を微妙にずらし都合のよい事例だけ抜き出す記事だという印象だね
=+=+=+=+= まぁ、簡単に言えばビジネスモデルの転換が出来無かった…って事に尽きる。 アメリカはテレビの製造なんて40年位前に終わってる。 日本のメーカーは、心のどっかで「あの栄光をもう一度…」的な事を思っていた。 故に、ドラスティックな転換が出来無かった。
セブン&アイ・ホールディングスが、未だに イトーヨーカドーやヨークベニマル等の スーパーマーケット事業を切れないのと同じ。 日本の経営は常に情緒的。
=+=+=+=+= テレビ産業の拠点はアメリカ、日本、韓国、中国の順で移り変わった。中国もいずれ東南アジアかインドに移り変わるだろう。 技術の付加価値などの需要がなくなっているため、ただ低人件費で製造できる国に推移するのは自然な流れ。
=+=+=+=+= シンプルに日本は技術者、いや、労働者を蔑ろにしすぎた。 働く意欲や成長意欲は削ぎ落とされ、ただ言われたことをやるだけの奴隷が量産されてしまった。
また、日本は姑息な手段や本質とはかけ離れたオマケ的な要素(あえて付加価値とは呼びたくない)をありがたがる傾向があって、家電やAV機器の本質的な部分を伸ばすことに注力できてなかった。 まあこれは中年以降世代の国民性で、商品機能だけじゃなくてスポーツとかでもこの考え方だから、仕方ない部分はある。
技術者や労働者は成長せず、商品価格を釣り上げるためにヘンテコな機能や似非科学機能ばかり追求した末路。 家電や電子機器でもう中国や韓国に勝てることはない。
=+=+=+=+= デジタルになって、画像の差がなくなったんだよ 細かく言えばあるんだが、最高画質を求めるユーザーは 全体の1割もいないんだよ 映ればいいって層には、画質がいいは響かない デジタル化は、それを顕著にしたんだよ また、地デジ化時にエコポイントで需要を先食いしたのも 日本メーカーに打撃を与える結果になった 日本市場を先食いした事で、海外で勝負をするしかなく 技術より価格に負けたんだよ 最低限日本市場で確保していた分も売れなくなり ジリ貧ならと海外に売り払ってしまった
=+=+=+=+= 日本の高度成長期を支えた家電分野の技術を、易々と他国に売り渡した今から30年〜20年前の経営陣と政治家に大いに罪があると思う。 日本の経営者は戦後の混乱期を体験した経営者以降あまり育っていないのではないかと思う。 昨今の人手不足も統計的に見れば20年前からでも予測出来たはずなのに、目先の利益のみ考えて(自分が退職するまでの時間軸でしか考えていない経営者たち)安い賃金の外国人労働者にばかりに重きを置き、今になって慌てふためいてる始末。 その体たらくのツケは、我々世代やこの後の世代に回ってくるという不条理。 ツケを回された側は溜まったもんじゃあない。
=+=+=+=+= 「モノ作りニッポン」はひたすら世界最高峰の技術を邁進してきた。しかし世界(特に新興国)は、技術は並みでいいので値段の安さを求めたが、日本メーカーはそんな陳腐な安物、俺たちは作らないよという驕りがあった。 その間に地道に新興国を営業してまわり世界を席巻した韓国・台湾メーカーは資金力にものを言わせ、ついに技術でも日本を追い抜いた。
=+=+=+=+= 船井電機はこんなことが、でも同業の中で給与は安い -- 2012年には「役割・成果に応じた賃金制度」を新たに導入し、年齢に左右されることなく、若くても成果に応じて処遇される制度を実現しました。-----
定期昇給がない会社なので昇格しないと給与は上がらなかったそうです。自分は科学技術系のプログラマーとしていろんな技術系のメーカーに呼ばれて開発の初期段階の仕事をもらっていたんですが、、AVメーカーに限った話ではなく、2000年くらいから始まった「成果主義の評価制度」がとにかく悪かったと思うんですよね。近くにいる直属の上司が、一年間、いや半年で成果を出せっと言うので誰もすぐには成果が出ないものはやらなくなってたし、ひらめいたアイデアを会社でこっそりやるなんてできっこ無くなったから新しいものが生まれにくくなってたと思うのです。当時は自分はこれはアメリカが日本を潰す策だと思ったものです。。
=+=+=+=+= 新興国にコスト競争で敗北するだけでなく、先端技術でも負けはじめてますからね。ITなんてそもそも競争すらしてない。 これだけ見事に競争力を失うのは日本的経営が進化せずに欠陥が放置されてるからなんでしょうけど。
=+=+=+=+= いわゆるモノづくり日本の崩壊である。商品を売るのは真っ当として商社は技術の根源をも売ってしまう!技術者も同様で世の中から何か生まれさせた先駆者をも売ってしまったのだから日本には何も残らない 抜け殻と言える 教育もバカなことやっている物で円周率を3にするなどとまるで物理や工学の世界を愚弄するような施策をおこなっていた訳だ。 更に追い打ちをかけるかの如く科学や工学など理系を軽んじスポーツスポーツと今までの日本の復興復活発展とは全く関係のない物に傾倒した結果が今ここにあるのだよ。 人間は体が資本である。運動がどれだけ大事であるかは皆様ご存知の所であるがそれとスポーツは違うのだよ。勉強から逃げるための特待やらがもてはやされるのも問題だろうと思う 親も親でほんの一握りのスーパープレイヤーに自分の子供がなれるとでも思っているかの行動をしている始末だ。おかしいんじゃないか?と思う。その結果なんだよ
=+=+=+=+= 悲しいのはいざ家電量販店に行くと、海外製品の方がデザインや操作性、機能がよくさらに安い。日本製は高いだけ。販売員も海外製の方がお得ですよと。日本勢には頑張ってもらいたい
=+=+=+=+= 歳とって年収高くなった社員を切り捨てた大企業から高い年収で雇い技術を吸収した韓国、中国企業。 まだ、開発拠点を置いている。次は、日本にも通用する品質を目指すとか。 その前に、ある程度の品質になったところで価格競争で負けたかな。
=+=+=+=+= 最初のきざしはMDの大失敗だろう。 MDなんて知らない人も多いだろうが、メモリーに音楽をコピーするのは著作権で揉めるから・・・とMDなる物に開発資金を回してしまった。 一方著作権とユーザー利便性のバランスは既存の方法以外で取れるはずと考えたアップルのiPodに完全に市場を奪われた。 完全に経営陣の采配による失敗だ。
SONYは物作りから総合エンタメプロデュース産業へ変身したのでいまでも世界で活躍している。
今でも一部国産メーカーはTVを作っているというが、液晶パネルは全て韓国製か中国製である。 その癖、いまだにユーザー利便性より著作権を優先してるので国産TVにはチューナーレスTVが存在しない。 スマートTVが主流になり、韓国/中国製のチューナーレスTVに市場を奪われる前に日本メーカーはチューナーレスTVに切り替えるべきだ。
=+=+=+=+= ハイビジョンテレビって出た時は確か20型位で百万円したんだよね。今なら4万位で買えるでしょ パソコンだってファミコン位の性能の奴が50万〜100万位で売ってたんだからそりゃ儲かったよね オーディオなんかレコードからテープCD DAT MD小出しに新規格を出してたしね。 今は消費者にとっては天国だけどメーカーは策が無いよね
=+=+=+=+= 今世界的に隆盛を極めてる日本のアニメだっていつどうなるかわかりませんからね 国でもうちょっと支援とかしてもいいとおもうんですが、今国を支えてるのはアニメや漫画をバカにきていた層 本質的にアニメを下に見てるのでドラゴンボールパークとか海外にできちゃうんですよね 本来日本でやるべきことでしょ、インバウンドの観点でも
=+=+=+=+= 今も壊れずに15年近くの日立の42型プラズマTVを使用している。最近買った液晶は角度や高さがずれると見れないのでプラズマの方が断然いい。何で角度がつくと使えなくなる液晶がプラズマに勝ったのか理解できない。
=+=+=+=+= もとからフナイはデバイスを外から買ってきて組み立てて安く売る、水平分業のビジネスモデルだっただろう。 もとから技術力やブランドで勝負する会社ではない中、コスト競争で中国企業に太刀打ちできなくなった。
ここで名前が出てくる他の伝統的な国内大手メーカーとは全く事情が違う。
=+=+=+=+= 退職金は基金から出るみたいだけど給与は出せないと言ってる訳で その基金もいつの支給なのか知らされてない 以上、従業員は当座の家計に困ってるのが目に見えてる。国、大阪府は従業員の生活支援に取り組まないのか? メディアの方にお願いです。その辺の情報を早急に報道してもらえませんか。
=+=+=+=+= 島耕作とかサラ金太郎とか見てると、会社の看板がなくなったら誰も見向きもしない、または会社の看板で開発業務してるんだから個人の力ではない、とかの描写をよく見かけたけど だから個人になんの値打ちもありません、まで落とし込んでしまった 尖った存在を排除してチームワークで成果を上げるみたいなことを真顔で言ってた 凡人と尖った変人の両方が必要だったのに 今更先端人材に金を出すとか言ってるけど大した額ではないだろう 設備に投資するカネもないから低賃金人材を使い潰して利益を出す、これしか日本企業はやってない
=+=+=+=+= フナイだけじゃなくてね。日本のものづくりを推し進めてきた産業構造自体が平成のデフレ、一番は「リストラすることが経営手腕だ」みたいな価値観によって空洞化、形骸化したのだと思う。目には見えないが仕事は楽にならないのに、給料は増えず、あるいは物は売れない、翻って国際的な競争力も低下してきた。
=+=+=+=+= シャープ、東芝すら海外企業の傘下に入っているのに船井は破産するのは時間の問題だった。 新しい事業をする訳でもなく人員整理する訳でもなく経営陣の責任は大きい。 2000人の全従業員の即解雇って考えられない対応だ。
=+=+=+=+= なんだこの記事。 「世界のデファクトとなった。」には笑わせてもらったけど。 世界の事実上ってなによ。
FUNAIは元々OEMで自社名を出さず自社商品を他社に売りつけて 他社名で売っていた。 つまり「元が安いんだわ」 TOSHIBAのブルーレイレコーダー 有名所でいうと 「D-B305K」 まー評判の悪いこと、悪いこと。 FUNAIはアセンブルは得意だけどソフトウェアは酷かった。 そこに、中国の更に安くてソフトも上の会社が進出。 FUNAIは食われた。 しかしこれは経常赤字を生んでいただけで、幸い致命傷で済んでいた。
トドメのはミュゼ買収である。 このミュゼの広告未払問題でFUNAIは連帯保証となっていた。 そのため、広告業者はFUNAIに仮差し押さえを申請。 9月初めごろに東京地裁が認める決定を出した。 これでFUNAIは株式の9割を差し押さえ食らった。 これにより資金繰り悪化で倒産。
=+=+=+=+= 聖域がスマホ2侵食され情勢が変化したのに、攻め方をミスると大きな損益になるまで。 TV意外にも、カメラや音響、ゲーム、ナビなどあらゆる業界に及んでいる。 だから、業種の変更など、経営者の先見性が重要。
=+=+=+=+= まあ、日本の場合は技術者の価値が低いからね。 技術そのものに対する価値観も低いんだよね、営業こそ全てと言う技術があって出来ることを営業力の様にしてたから技術の流出に歯止めも意識も向かなかったんだよ。
その結果が本来獲れていただろう技術力に対する対価を僅かしか受け取れずに日本の企業は低迷していくね。
その傾向は現在も続いているんだけど、研究者の海外流出に対する危機感を国が持たないと言うのも悲しい限りでしか無い。
本当にあらゆる貧乏と言うのは目先しか見えなくなるから悲しいよね。
=+=+=+=+= 日本の失われた30年に、アメリカではGAFAが誕生しました。IT企業の分野で圧倒的シェアの米と比べて日本はまだ「製造業」が主な産業です。プログラミングの分野では話になるないくらい差をつけられてしまった。
日本は「格差も生み出すことが出来なかった30年」と言えるのでは? 国民皆、総じて貧しくなったと思う。
=+=+=+=+= TEAC、デノン、マランツ、オーディオテクニカ、アキュフェース、ラックスマン。これらのメーカーが生き残っている理由についても深堀していただきたい。そこに未来が見えるのかもしれないから。
=+=+=+=+= ネットに流れてますが破産原因は別にあります。
始まりは創業者の死去に伴い、相続した息子は医者であるため、船井電機の顧問に相談し、再生に定評があるとされた秀和システムの前社長に会社承継する。 →非上場化にするための費用を信金から借入プラス船井電機の資産で非上場化を実現。 →何を血迷ったのか悪評の高いミュゼプラチナムを 買収。(おそらく出来レース) →船井電機にミュゼプラチナムの債権を押し付け、 即効ミュゼプラチナムを売却。 ここでも連帯保証だけを船井電機に残している。 →前社長が突然退任するととともに怪しい事件師達 が船井電機に入ってくる。 →裁判でミュゼの広告費未払い分が確定し、船井 電機の株を差し押さえた時点で破産。
本業の不振もあるが決算上で数百億円が消えた。
イトマンと同じ構図。おそらくミュゼで負債を抱えた面々による計画的な破産劇やと思う。
=+=+=+=+= 特にオーディオはデジタル化しモーターなど動く部品に対する精度が不要になった。 日本はこの技術に長けていた。 また、音質もデジタル処理し安い小さいアンプでいい音に聴こえるようになった。 オーディオ界隈では、ケーブルや電源など付帯部品を差別化して値段を吊り上げ、プラシーボ効果でぼったくった。 そんな事を嘲笑う若者は見向きもしない。 しかも今やケーブルレス。アナログ部品使わないので電源なんてバッテリークラスでOK。 TVに至っては見もしないNHKに金はらうよりスマホ、タブレット、パソコンのモニターで十分。 ベットフォンで聴けばバカでかい近所迷惑なスピーカーなんて不要で手軽に高音質を得られる。 アナログからデジタル、品質が均一化し差別化が不得意な企業は価格差で負けてしまう。 それが出来たのがソニーでありパナ。出来なかったフナイはすったもんだで倒産。
=+=+=+=+= バブル後の財政再建の失敗で金の周りが悪くなり集中投資ができなくなったのが最大の要因 財政出動とGDPの伸びには明確に相関がある 商品パッケージ力やソフトウエア周りの無理解、自己満足的な仕様を続けたのも大きいが リーマンショック後の需要促進策でエコポイントでブーストを掛けた反動で需要が急減して、揺さぶりをかけられるような需給バランスの崩壊が最後のトドメになった 家電連合の最強の敵は実はこの国自身だったということ
=+=+=+=+= 少々、的はずれな記事だと思いました。現在、AVの両方ともスマホ+ネット配信が主流ですからそもそもAV機器は不要ですよね。 最初はNapstarでした。そしてiPodやiTunesの登場でモバイルで音楽を聞くのが主流となり、サブスク音楽サービスの登場に至って旧来の再生音楽の楽しみ方は終焉を迎えました。ネットワークオーディオに対応したオーディオ機器も売られましたが、スマホにはかないませんでした。そして日本メーカーはスマホで天下を取れなかった。どうしようもありません。 しかしレコード文化はしぶとく生き残り、いままた再興しています。ここで世界的に活躍しているのが日本メーカー(テクニクス)のレコードプレーヤーです。自分も先日40年ぶりにレコードプレーヤーを買いました。もちろんテクニクスです。これぞ日本が世界に誇る技術力とブランド力です。
=+=+=+=+= 日本ブランド品も中国、韓国の製造品で品質がガタ落ち。同じ品質で有れば三流メーカー品でも使うのに支障はない。外国でのネームバリューはあっと言う間に瓦解していった。そして日本ブランドの他国の買収。今や名前だけの日本メーカーだった会社が沢山。
=+=+=+=+= 円安説もあるがこれは売り上げ不振だけではなく会社の乗っ取りに遭った。 売り上げ不振説では地デジ移行特需後の話上場廃止もtobという名の乗っ取りによるもの親会社が外資のファンドなら株価を上げる戦略を取るだろうがわけのわからない会社に流れたのが運の尽き
=+=+=+=+= 人手がかかるのでコストがかかる。海外はこれをクリアしている。なんとかしないと。 ハイテク、ローテク、テクノロジー、技術分野。各企業で各々やるのは厳しい感じする。
=+=+=+=+= 日本もまたかつては欧米からシェアを奪ってきた。時計、カメラ、オーディオも家電も。そしてバイクや車も。かろうじてバイクや車はまだシェアを守っているが中国勢の追撃をかわすことができるのだろうか?
=+=+=+=+= AV機器に拘りを持つ人が少なくなったのは事実。 画は映れば良いし音は鳴れば良いから安ければ安い方が良い…ってね…。 とりあえず政府が日本の企業を大事にしないからドンドン衰退しているのに気づいた時には既に時遅しになりつつある。
=+=+=+=+= 時代の変遷の匂いを敏感に嗅ぎ付けられる会社しか生き残れないって事なのでしょうね。 一つ言えるのは、世界的に、小さい、早い、綺麗、パワーがある。 そんなキーワードがあるように思う。
=+=+=+=+= なんか、歴史をなぞっているだけで浅い記事だな。そんなことは誰も知ってる話だ。 メーカーが衰退したのは、ハードの時代から、ソフトの時代に移っていく中、プラットフォームで覇権を握れなかったことにある。 iPhoneに替わる基幹端末を生み出せるのか、メーカーの役割は、どこにあるのか、イノベーションを生み出すことはできるのか。
=+=+=+=+= 技術力はそこそこあるよ ブランド力はどうなんだろうね 結局安く作って安く販売する手段が他より劣ってるから負けるんだね ただこういう家電系なんて後追いメーカーの方がそういった事にずっと強いし投資できるから勝ち目無いんだよ だから日本から昭和時代に有名だった白物家電メーカーはほとんど撤退したんだ
=+=+=+=+= いわゆる三種の神器みたいのが入れ替わってきちゃったからね。そしてコモディティ化してどれでもよくなっちゃったから。そんな中、ゲームや保険やカメラで生き延びてるSONYはさすがだよ。ブランドイメージちゃんと確立してるし。
=+=+=+=+= 近代国家は工業、商業、金融の順で成長・成熟し 同じ順序で衰退していきます
これは企業でも個人でも同じです
よって、ソニーのような製造業だった企業でも 金融にシフトした業態が生き残るのです
=+=+=+=+= 表向きの破産原因ではなく、経済犯罪に巻き込まれて資金を吸い取られたことについて記事にしないと。 秀和システムが船井電機を買収し、負債を押し付け、ミュゼを買収したことが転落への始まり。 マネーロンダリングのツールとして食い物にされたという噂もちらほら。
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