( 229299 )  2024/11/02 15:27:59  
00

10月27日の衆院選で、自民党の比例代表得票率は2009年の衆院選と同じ26.73%だった。

与党と野党の比率もほぼ同じで、投票率が違うものの、15年前と似た状況が見られた。

自民党は前回選挙よりも得票を減らしたが、投票率の変化から割合は同じようだった。

(要約)

( 229301 )  2024/11/02 15:27:59  
00

10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。 

 

【写真】「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りをするボランティア女性 

 

総務省の発表資料によると、21年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。自公を合わせた得票率も21年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。 

 

一方の野党も、21年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。 

 

自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。 

 

自民の比例得票率の選挙ごとにみると、21年の26・73%から24年27・62%、26年33・11%、29年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。 

 

 

 
 

IMAGE