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ラストのせりふは「最初から決まっていた」 チーフ演出が語る「光る君へ」最終回

産経新聞 12/15(日) 21:31 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/49d2c658b42d791df41aa9c6fd5c74724acb6dd7

 

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NHKの大河ドラマ「光る君へ」は、平安時代に活躍した女性文学者の紫式部を主人公に据えている。

最終回では紫式部と道長の穏やかな時間が描かれ、物語が重要な役割を果たしていることが描かれた。

道長との別れのシーンでは、涙を流しながらもまひろが強さを見せる姿が感動的だった。

作品の中で鳥かごが象徴的に使われ、物語の結末を演出するきっかけとなった。

また、最終回では武士の時代への移り変わりも描かれており、合戦シーンが少ないながらも貴族社会の人間ドラマが細やかに描かれたチャレンジングな企画として注目を集めた。

(要約)

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従者の乙丸を連れ、旅に出たまひろ=最終回より、NHK提供 

 

平安時代に長編小説「源氏物語」を執筆した紫式部の人生を描くNHK大河ドラマ「光る君へ」。女性文学者を主人公とした異色の「文学大河」が15日、最終回を迎えた。チーフ演出の中島由貴さんに、最終回に込めた思いや撮影秘話を聞いた。 

 

■道長との穏やかな時間 

 

生涯にわたって強い絆で結ばれたまひろ(紫式部、吉高由里子)と道長(柄本佑)。幼い日に生まれた恋心は、男女の関係を超えて絆を深めた。まひろは物語を書くことに生きる意味を見出し、道長はその創作活動を支え、「源氏物語」という1000年後まで読み継がれる作品が生まれた。 

 

最終回で描かれた2人の終着点にも「物語」が重要な役割を果たした。 

 

最期の時を迎える道長のもとに、嫡妻の倫子に頼まれたまひろが通う。弱っていく道長に新しい物語を頼まれ、まひろは語り聞かせた。「続きは、また明日」と告げるまひろの声は柔らかくやさしさに満ちていた。 

 

道長と再会した場面の吉高の演技が印象に残っているという。道長がまひろに手を伸ばす。その手をにぎりしめるまひろの目には涙があった。吉高に、「道長には見えてないから、泣いてもいい。だけど、泣いてる風を装わずに声だけは不安を感じさせないようにしゃべってほしい」とリクエストしたという。涙を流しながらも、道長を不安にさせないように、淡々と言葉をつむぎだすまひろ。静かな時間が過ぎていく。 

 

「老齢で、もうすぐ死んでしまう愛しい男を目の前にして、吉高さんというかまひろが頑張って、自分の感情を抑えつつも涙が出ている。見ていて感動しました」と振り返る。 

 

2人の最後の時間は穏やかなものだった。まひろの声に、道長はゆっくりと目を開けて反応した。「まひろとしてもまだ生きてるなと思って、このシーンは終わります。死んじゃったんだなっていう風には終わらないよって話はしました」と明かす。 

 

■「道長のおかげ」 

 

傲慢なイメージで語られることが多い道長だが、今作では誠実でおだやかな新たな道長像を提示した。 

 

「民のためのよりよい政」というまひろとの約束を守るために政治家の道を歩んだ道長。最終回、命が尽きようとしている道長が、「この世は何も変わっていない」と嘆くと、まひろは「戦のない太平の世を守られました」「源氏の物語はあなたさまなしでは生まれませんでした」と告げた。 

 

 

劇中には、紫式部をはじめ、清少納言、和泉式部、赤染衛門ら女性作家が登場した。この後、女性文学者が歴史上で注目されるのは明治時代まで下るという。 

 

「道長時代に女性文学者が花開いてその後絶えたのは、それだけ道長という存在があったおかげもあるのかなと思いました。道長の時代は、大きく世の中を揺るがすような戦は起きなかった。政治家として大きな何かをやったわけじゃないけれど、そういうところもちょっとはあると思ってもらえたら」と語る。 

 

■鳥かごの意味 

 

最終回でクローズアップされたのが、まひろの家、為時邸にある「鳥かご」だ。吊ってあった鳥かごをまひろが外そうとすると、壊れて落ちてしまった。その後、まひろは従者の乙丸を連れて旅に出る。「本当に最後、まひろが鳥のように飛び立っていくということです。もう鳥のように戻ってこないみたいな感じです」 

 

この鳥かごは、実は第1回から登場している。幼いまひろは飼っていた鳥に逃げられてしまう。逃げた鳥を探していたところ、三郎(道長の幼名)と出会ったのだ。空っぽの鳥かごは、捨てられることなく為時邸に吊り下げられてきたが、鳥かごを象徴的に使うことは、美術チームからの提案だった。「鳥が逃げたから鳥かごを捨ててしまうのではなく、あえて残すことで、意味合いが深まっていくというご提案をもらったんです。空の鳥かごがずっと置いてあるっていうのは、 何かその時々ニュアンスとして、味付け的に引っ張っていけるんじゃないかなと思って残していました」 

 

以降、経年劣化させつつ、鳥かごは為時邸に飾られ続けてきた。「最後の方になって、これどうやって処理しようかと。鳥かごも決着しないとダメだよねと思いました」。その結果、まひろの旅立ちのきっかけの演出として使われたのだ。 

 

■武士の時代へ 

 

1年にわたり描かれてきた物語は、双寿丸(伊藤健太郎)ら武者とすれ違ったまひろが、「道長さま、嵐がくるわ」とつぶやき、幕を閉じた。 

 

 

クライマックスに向けて存在感を増していたのが、武者たちだ。第46回の刀伊の入寇では武者が活躍し、敵を撃退した。「道長が亡くなった万寿4年の翌年に平忠常の乱(長元元年/1028年)が起きるという点に着目しました。それを見通した時に、道長の死後、まひろが、武士の時代の気配を感じて終わる方がいいんじゃないかと思ったんです。最初から、ラストシーンは、『道長様、嵐が来るわ』って言って終わりましょうっていうのは決まっていたんです」 

 

■「チャレンジングな企画」 

 

大河ドラマの定番である合戦シーンはほぼなかったが、平安時代の貴族社会を生々しく描き、細やかな感情を追った人間ドラマとして、新たな可能性を示した。「文学者を、戦いをしない人物を主人公にした大河ということで、チャレンジングな企画になったんじゃないかなっていう気はしています」 

 

総集編は、29日に放送予定。(油原聡子) 

 

◇なかじま・ゆき 1992年NHK入局。連続テレビ小説「ウェルかめ」「スカーレット」など多くのテレビドラマの演出を担当。大河ドラマは「秀吉」「平清盛」の演出に関わった。 

 

 

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このドラマは、平安時代を題材にし、女性文学者である紫式部を主人公とした斬新なアプローチが評価されています。

武人の偉業や合戦といった要素がない中でも、登場人物の心情や人間関係に焦点を当て、豪華な美術や音楽、そして俳優たちの演技が高く評価されました。

視聴者からは、NHKの大河ドラマとして勇気を持って新たな試みに挑戦してほしいという期待のコメントも見られました。

また、平安時代の暮らしや文化について学ぶ機会にもなり、視聴者の興味を引きつけたようです。

 

 

(まとめ)

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=+=+=+=+= 

 

良い脚本、良い俳優、良い演出、良い音楽、そして最高の美術。これほど大河ドラマに夢中になったのは久しぶりで、戦国時代でも幕末でなくても、武人の偉業でなくても、主人公が女性文人であっても、ちゃんと成立するんですね。合戦好きの自称大河ドラマファンは脱落したかもしれませんが、本当のドラマ好きには大満足の1年でした。子供時代から50年以上大河ドラマを見てきていますが、最高の作品のひとつでしょう。吉高さん、佑さん、良いコンビでした。本当にお疲れさまでした。 

 

▲7344 ▼504 

 

=+=+=+=+= 

 

NHKのドラマ、本当に質が高いよな。「光る君へ」みたいな文学をテーマにした大河ドラマなんて、民放ではなかなか作れないし、NHKだからこそ実現できた作品だと思う。特に最終回の紫式部と道長のシーンは、細やかな演技と演出で深い感動を与えてくれたよな。こういう作品を見せられると、受信料の価値を感じるし、むしろ喜んで払いたくなる。歴史や文化を深く掘り下げて、それを美しく映像化する力は本当に素晴らしい。次回作の大河ドラマも期待せずにはいられないな。 

 

▲3583 ▼167 

 

=+=+=+=+= 

 

まひろと道長の関係性、道長の人物像、望月の歌の解釈、たぶん実際とは違っていると思いますが、それを補って余りあるくらい面白いドラマに仕上がっていて1年完走しました。現代の若手俳優たちの公達姿があまりにも似合っていて驚きました。衣装も美しかったです。女性の才能が花開いた平安朝、やっぱりいいですね。 

 

▲108 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

昨年の「どうする」のが最後までのめり込めなくて、今回もまたそうなるのかと思いきや、素晴らしかったです。キャストも意外性があり、しかも皆ハマっていた。ここでまた数年後に女優を主役に、として何度も失敗してるからそこは気をつけてください。 

 

▲22 ▼15 

 

=+=+=+=+= 

 

最後の武士の台頭、鎌倉時代の幕開けを感じさせるシーンがより一層この大河ドラマの「平安時代」というものを際立たせたと思う。華やかな衣装に煌びやかな内裏の様子を描きつつ、理不尽に殺された直秀(散楽)や刀伊の入寇に巻き込まれた周明など下々の者の遺体は放置される時代。それらもちゃんと描かれていて平安時代というものを知る機会にもなったのではないだろうか。 

 

▲2851 ▼124 

 

=+=+=+=+= 

 

1年間見させてもらいました。 

幕末でも戦国でもない時代を描いてこれほど面白いとは試聴前は予想もできませんでした。 

興味が湧いて越前、宇治、大津の大河ドラマ館も行ったほどです。 

紫式部本人の死までは描かず来たるべき戦乱の世を予感して終わる形のエンディングは斬新でした。 

道長の死が貴族全盛の時代、摂関政治の実質的終焉を象徴しているのだと解釈しました。 

源氏物語は相対的平和と貴族文化の隆盛があったからこそ生まれたものという解釈もできそうです。 

しばらくロスが続きそうですが総集編必ず見ます。 

出演者、制作関係者の皆様お疲れ様でした。 

 

▲1579 ▼49 

 

=+=+=+=+= 

 

所々にリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」のような音楽が流れていたが、最終回の「続きはまた明日」というセリフで、ようやく腑に落ちた。いろんなところに仕掛けがちりばめられていて、謎解きのような側面もある、なかなか意欲的な作品だったと思う。 

 

▲995 ▼37 

 

=+=+=+=+= 

 

NHKは視聴率にはあまり神経質にならなくてもいいのかと思います。 

このような野心作ができるのはNHK以外にはないと思います。 

この時代を描くのは相当勇気が必要だったでしょうね。私も、本当に面白いのかどうか疑心暗鬼ではありました。でも、とても面白かったですよ。 

これからも、受け中心の民放にはまねのできない、このような作品にチャレンジしてください。万が一、失敗でもいいではないですか。それがNHKの存在意義だと思います。ネットの面白おかしさだけを狙った記事にはあまり神経質にならないでほしいと思っています。 

 

▲309 ▼12 

 

=+=+=+=+= 

 

毎回見てたわけじゃないけど、時々見始めるといつも最後まで見てしまうドラマでした。平安時代ってまどろっこしそう〜と思う気持ちを覆す、テンポの良い脚本。毎回見所もあり、引き込まれてしまった。気付けば最後の方は毎回楽しみにしていた。 

毎回欠かさずに一年見続けるのは私みたいな人には難しいから、どこから見始めても面白いって凄く大切。異論はあるだろうけど、そういうのが良いドラマなんじゃないかと思っている。 

とても素敵な大河ドラマだった。 

関わった皆さん、おつかれさまでした。素敵なドラマをありがとうございます。 

 

▲979 ▼65 

 

=+=+=+=+= 

 

一年間一週ごとに物語に引き込まれて行きました。 

始まる前までは、 

あの時代は草木や植物からの染めの技術だったと思われるため、装束の色合いが実際は再現しづらく、全てがビビットな色調で違和感が出るのではないかと思っていました。 

が、本当によく色調計算された作り込まれたセットと小物類で予想を裏切るほど美しかった。 

御簾の配色まで装束が浮いて見えないよう決められたのだろうなと思って見ました。 

 

映像が美しくないわけがないですね。 

役者さんからスタッフさんまで渾身の技術で今作は作られたのでしょう。 

 

本当に良いもの見させていただきました。 

後世に残す良い作品となったと思います。 

 

もうまた1話から見たい気分に駆られてます(笑) 

 

▲90 ▼8 

 

 

=+=+=+=+= 

 

平安時代を舞台にしながらも、思えば初回から母が武力によって殺されたり、盗賊である直秀が登場したりと、どこかに常に武力の気配を感じるようなところがあった気がする。平安時代は戦のない平和な時代というパブリックイメージを覆したと思うし、一見平和な時代のように見えて内裏での権力争いは闘争心や思惑、陰謀が渦巻いていて血で血を洗う戦そのものだなと思いました。 

それは現代にも通じるものがあると思う。 

光る君への第一回目の一番初めの台詞でも安倍晴明が嵐が来るというようなことを言っていたような気がしますね!そこと繋がっているのかな。 

 

▲985 ▼40 

 

=+=+=+=+= 

 

これまで重厚で骨太な大河ドラマでなければ良く言わなかった父が、言葉遣いは現代口語に近い本作を「面白い」と言い切って毎週リアルタイム視聴していました。戦国合戦物が強いと言われる大河で平安を扱うこと自体が珍しく、女性主人公で合戦も武者も主役にせず、それでも視聴者を惹き付けた素晴らしい作品だったと思います。上質な作品を1年間ありがとうございます。 

 

▲666 ▼29 

 

=+=+=+=+= 

 

大石静さん、物書きの魂の部分で紫式部や清少納言と共鳴して現代に蘇らせたような名脚本。今日の二人の「物語で政治まで変えてしまいましたね」みたいな会話も、しびれました。脇役たちも本当に生き生きとしていた。最近のNHKでいうとらんまんの長田さんの脚本も見事だったけど、今回は大河にふさわしい迫力がありました。1年間ありがとうございました。 

 

▲393 ▼16 

 

=+=+=+=+= 

 

最後にもう一度初めて出会った幼少期の振り返りが見たかったです。 

大河ドラマはいつも、一年通して視聴してきた人しか分からない感動というか思いが最終回にはあります。 

登場人物と一緒にずっと生きてきて、お別れする寂しさもあります。 

これから大晦日まで余韻を味わいつつ、新年からの次の大河で登場人物たちと新しい人生を歩みたいと思います。 

 

▲388 ▼24 

 

=+=+=+=+= 

 

大きな組織で出世したら、ブレーンとして元カノが働くことになったとか、仕事で成果を挙げたのに、事前に上司の指示を受けていなかったので褒美がないなど、今のサラリーマンも共感できるエピソードがいっぱいあって楽しく視聴できました。 

ラストは僕の父祖、源頼信を彷彿とさせる騎馬武者達が登場して、感謝のあまり涙腺崩壊しました。 

全編は無理でも、総集編を録画して何度も観たい作品です。 

 

▲141 ▼121 

 

=+=+=+=+= 

 

幕末や戦国の人気が高いのが分かりきっている中を、平安時代でかなり古い時代の描写というだけでも評価は得られると思うし、自分も毎回のように頻繁には試聴していなかったが評価したいと思える作りや内容であった。 

 

ただ歴史としては、時代が古くなればなるほど、事実との差異とも言いますか、残された史記もなお限られるはずだから、ほぼほぼ想像だけでしか創作できないまでに難易度は増すと思うが、そのわりには出来ていたと思う。後々いずれは弥生時代や聖徳太子の飛鳥時代の大河も観てみたいし、実現したらそれこそ感激するに違いない。 

 

▲199 ▼15 

 

=+=+=+=+= 

 

大河も源氏物語も好きなので、一年間ずっと楽しみに観させて頂きました。千年も昔のことだけに時期が不明とか諸説ありまくる事項もありますが、面白い説を上手く取り入れて描かれていたと思います。心理描写は現代劇よりリアルに感じることが多かったのも魅力の一つでしょうか。芝居が下手な俳優がほぼ居ない安心感や『100カメ』でも放送されていましたが、一場面だけでも全力でセットを組んで撮影されているのも良いドラマになった理由かと思います。特に見上愛さん(彰子)、竜星涼さん(隆家)など今後が楽しみな俳優さんも知ることができました。一番の功労者は私的にはロバート秋山さんですが。コミカルとシリアスを見事に違和感なく演じられたと思います。何度も出てきた書き文字がご本人のものと聞いて、多才な人だなと感心しました。 

 

▲92 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

この時代の政権はもちろんですが、その中を描くのではなく作家の話を中心に描かれているというのが面白くてとても良かったです。 

出演者の皆様がいい味を出してくれて歳をとるにつれて見え方も変わってきたりして、 

人の心模様もよくわかるドラマでした。 

お疲れ様でした。 

久しぶりに最初から最後まで見た大河ドラマになりました。 

 

▲213 ▼13 

 

=+=+=+=+= 

 

源氏物語は知っていても、平安時代の舞台や衣装や、貴族の日常を知る機会はありませんでした。また、当時、紙はとても貴重で、高貴な貴族しか手に入らない事から、道長がいかに紫式部の才能を買っていたかも感じました。 

道長は、回が進むほどに演技に味が出て、最終回は白身の演技で、権力者の儚さを感じました。個人的には、乙丸のまひろに最後まで付き従う忠誠心が 

じんわり心に染みました。道長の死は一時代の終わりを告げ、時代は武士の時代へと移り変わるラストも秀逸だったと思います。 

 

▲151 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

毎週、美しい映像を見られて幸せでした。 

撮影が真上からのアングルやドローンを使うなど、斬新な方法が使われていましが、現代の技術がとても効果的に平安時代の映像に組み込まれ、ドラマ自体が立体的に見えている気がしていました。五節の舞姫、刀伊との開戦、女房たちの寝所、須磨の砂浜…のシーンが、とても心に残りました。 

最高の映像をありがとうございました! 

 

▲105 ▼3 

 

 

=+=+=+=+= 

 

最初の頃は、ネットで叩かれていた気がするが、終盤になって、盛り上がってきたと思っていました。 

大きな争いも無く、平和な時代を築き上げた道長と、陰で支え続けた紫式部。 

そして、道長亡き後「嵐が来る」と言うセリフは、後の武士の世の始まりの予感、戦国の世の始まりの予感。 

ラストのセリフを言わせたいがための全ての話の流れが、伏線だったのか?と考えると、「うわー、やられた!」と、思いました。 

大河と言う壮大なドラマのラストのセリフに相応しい一言だったと、感動している所です。 

清少納言が、年老いて、丸くなったかな。 

 

▲130 ▼15 

 

=+=+=+=+= 

 

NHK+のおかげで後からスマホで見れる環境もあるおかげではあるけど、大河ドラマを一年間ずっと視聴を続けられたのは八重の桜以来の2回目です。平安時代の暮らしが気になって見ていたもののいつの間にかハマってしまい、最終回まで完走できました。もし今私が中高生だったら歴史の教科書にかかれてることの意味が分かって、授業が楽しくなってたかもしれないです。国語の授業も楽しくなってたかもしれないし成績も良かったかも。あの頃にドラマやってたらよかったなあと思うくらい好きなドラマです。 

 

▲107 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

光る君へ 最初は平安時代と聞いてどうかと思ったが、貴族の家を残していく為の駆け引き、雅さ 

平安とは名ばかりで色々なことがあった時代だったのだと再認識した。 

とてもいいドラマだったと思う。 

引き込まれた。 

 

ラストシーンで あらしがくる 

武士の時代の到来、戦の世になる 

まるで天にいる道長に貴方はどう思うか 

問うているようなまひろの表情だった。 

 

道長の病床でまひろが物語を話していた時の 

幼いまひろと三郎の絵が描かれた扇 

ジーンときた。 

 

個人的にはドラマは一話が肝心だと思う。 

観たいと思うか思わないか 

来年はいかがか 

 

▲422 ▼29 

 

=+=+=+=+= 

 

今までは華やかな平安時代が描かれてきていたのに、最終回は道長の死と同時に行成の死、賢子の恋多き女への変貌ぶり、いとの老いた姿など、物悲しい感じで終わっていきました。 

最後、乙丸はまひろに付いて旅に行きましたが、きぬはどうしたんでしょう?そこで偶然会った双樹丸が武士の時代へと移り変わっていく様子が伺われました。 

三郎とまひろの小さな恋から始まった『光る君へ』 

最後はみんな年老いた姿となって、物悲しさもひとしおでした。 

 

一年間『光る君へ』楽しませてもらいありがとうございました。 

 

▲116 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

「道長、その生涯を終えました、ちゃんちゃん」で、すぼまるような終わりでないのが、なかなか憎い演出でした。 

「嵐が来る」と。 

実際のところ紫式部は晩年をどう過ごしたのか?はこの際、問題ではないです。あくまでドラマですから。 

現代の私たちは、その後に保元の乱、平治の乱が起き、武士が力を得ていくという時代の流れを知っています。 

私たちがコロナ禍で先の見えない時を経験したのと同じように、先が見えない中を懸命に生きた人間としてまひろを描き、歴史が動く微かな予感を最後にまひろの口で言わせたのだろうと思いました。 

良いドラマでした。毎回楽しませて頂きました。 

次は江戸時代へ飛びますね。 

 

▲115 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

非常に良かったです。一般的には道長の晩年はお堂の中で自分の手と如来の指とを糸で結んで周囲では僧が読経していたといわれる。が、本作のように毎夜「続きはまたあした」とまひろが物語を読み聞かせるという解釈も悪くない。物語が終わったら道長さまが死んでしまうというまひろの心が胸を打った。最後の旅が同伴が乙丸というのも良かった。わたくし個人としては彰子様の登場が毎回楽しみだった、きょうも泣き顔が美しかったし、「他家の者を外戚にしてはならぬ」という場面は凛々しかった。きょうは出てなかったが、これも美人の泉里香さん演じる和泉式部も良かった。演じた方々、制作にたずさわった全ての人々にお礼が言いたいです 

 

▲163 ▼12 

 

=+=+=+=+= 

 

オープニングの花がこぼれ咲く場面から音楽と相まって鳥肌が立つ美しさ 

スタッフの熱量とセンスが伝わってくる 

大石さんの脚本の素晴らしさをかみしめながら拝見した一年でした 

さらにキャスティングの妙と俳優陣の表現力、 

品の良い的確な演出、リアル感と美しさが感じられる美術 

華やかで重厚、そして繊細な心情のやり取りが感じられる 

素晴らしいドラマでした 

ありがとうございました 

 

▲79 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

一年間の大河ドラマを1分も欠かすことなく見続けることができました。これまで 合戦シーンありきの王道な大河ドラマと相反しての「静」の描写で勝負を重ねたドラマだったと思います。大石静さんが脱稿した際にこの作品へ万感の思いを寄せられていた理由が、今日やっと、一視聴者の自分が共有できた気がします。 

物語のスタートからゴールまでの 役者さん方、スタッフの方の集中力をここまで感じたドラマは本当に久しぶりだったと思います。 

また 現代に生きる人間にこそ見て欲しい、人間の欲深さや、儚さ、生きることの難しさということを丁寧に伝えていただいた気がしますし、そこからどのように立ち直るのか、、そんな強い人間の姿を見せていただけたような気がします。 

来週からどんな面持で日曜日を迎えようかと不安ですらあります。 

本当に素敵な作品に出会えて幸せな一年でした。 

 

▲27 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

人の心は千年変わらず、私たちは今も昔も同じようなことを繰り返しているのですよね。 

愚かなことも、素晴らしいことも。 

もちろん、紫式部は千年後の世界がこんなふうになっていることも、自分の書いた物語が読み継がれて、ドラマにまでなるなんてことも、想像だにしなかったでしょうけれど…。 

あの時代から、いえ、もっともっと前から命が受け継がれていることの不思議さを感じずにはいられません。 

 

まひろは道長亡き後、嵐の中で残された人生をどう生きるのか、見ている私たちに託されたようにも感じました。 

 

▲43 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

人生で初めて大河ドラマを最初から最後まで完走しました。歴史的な戦や有名な武将が登場しないからこそ、当時の人々の暮らしや宮中の様子が丁寧に描かれており、平安時代に親近感がわきました。いとや乙丸、百舌彦などユニークな登場人物たちが最初から最後まで脇を固めてくれたのも見続けられた理由だと思います。 

 

道長の最期を物語を通して見送ろうとするまひろの姿に、2人の強い絆を感じました。いつも血走った目で暑苦しい実資が最後に見せた静かな涙も良かったです。実資の日記を通して道長・行成の死を伝える演出も見事でした。 

 

来年度の大河ドラマ「べらぼう」も事務所を移籍する小芝風花さんが気になるので、当面は見るつもりです。小芝さんの出番が終わればフェードアウトするかも…。 

 

▲13 ▼4 

 

 

=+=+=+=+= 

 

ラストに、ずっと出てこなかった「めぐり逢ひて…」百人一首の歌が出てきて鳥肌が立ちました。 

最初はまひろさんに書く喜びを教えてくれたさわさんかと思いましたが、あえて最後に出てきた事で、幼少期から出逢っては別れてきた道長さんだろうて聞いてさらに鳥肌が立ちました。だから最後に出てきたのか!と。 

賢子ちゃん、また更に先の時代の人々により未来に引き継がれていく。 

 

歴史という長い長い物語はまだまだ終わらないから「完」の文字がない、素晴らしい幕引きでした。皆様ありがとうございました! 

 

▲54 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

紫式部(まひろ)が主役というより、まひろの視点を通して見た藤原道長が主人公の、結構骨太な歴史人物大河ドラマ、といった感覚が強かった。 

 

それゆえに、派手さはないけど大河ならではの政治絡みの場面も多かったので、文化人主人公系の大河にありがちな展開の退屈感は少なく、完成度は高いドラマだったと思う。 

 

文化人主人公系の大河が、来季も2期連続で続くけど、光る君への後では、文化人系路線はけっこうハードルが高いかもしれない。路線変えた方が本当は良かったのだろうけど。 

 

▲94 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

すごい良いドラマを一年も見させてもらえて本当に感謝しています。 

 

最終回、道長とその親友とも呼べる存在の死、笑い合うまひろとききょう、道長との過去を告白する中で賢子のことだけは守るシーン、家のことを最優先に考えるようになる彰子など、見どころいっぱいでとても良かったです。 

伊藤さんもやっぱり良い役者だなと思えただけに、プライベートがもったいないとも思ってしまいました。 

 

それにしても、紫式部と枕草子が同時代にいて、お互い国語の教科書に載ってるって、本当にすごいですね! 

不仲で終わらせない演出も好きでした! 

 

▲91 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

このドラマが幼少時に三郎とまひろが出会っているなど、全般的に大胆な脚色を持ち込んだことには否定的な意見も目にします。 

でも、私はそれもありだと思うし、「まひろと道長の物語」という骨格を最後まで貫いたことでドラマとして見ごたえがあるものになったと思います。 

 

日本でも「三国志」として人気がある中国の三国時代は、歴史書として書かれた「魏志」「呉志」「蜀志」とは別に、民間伝承や後世の創作などを盛り込んで物語としてまとめられた「三国志演義」があり、歴史の骨格は維持しつつも人物の描写は全く異なるものになっています。 

この「演義」の存在が三国志の人気に繋がっているわけで、「光る君へ」もそういった類の創作なのだろう、と考えています。 

 

▲15 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

1000年昔の豪華な衣装の平安時代をドラマにして頂き、大満足させて貰いました。 

NHKの大河ドラマでしか出来ない時代だったと思います。 

最後は何回も涙が出ました。 

平安時代の悲しい恋愛物語だったと思いますが、この時代が勉強にも成り、NHK大河ドラマに感謝します。 

 

▲194 ▼10 

 

=+=+=+=+= 

 

ラストは「嵐が来るわ」ではなく、「道長様、嵐が来るわ。」なのですよね。 

道長の治世が戦と縁のないものだとすれば、それが終わって戦乱という嵐が到来するという設定なのでしょう。 

まひろの人生も道長の時代と深く結びついており、この先の戦乱の機運を感じてもただ傍観するしかないという絶望感を感じました。 

 

実際には道長が平和をもたらした訳ではなく、頼通が平和を維持出来なかった訳でもなく、時代の風向きは知らぬ間に変わり、巨大な流れには誰も逆らえないのだと思います。 

このエンディングがそれまでの華やかな平安文化や道長やまひろの人生や活躍と何の関わりもないものだけに虚しさや悲しさを感じましたね。 

因果応報も勧善懲悪もなく、ただ残酷なリアルがあるだけです。 

 

▲27 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

平安時代、女性、文学者、という大河ドラマとして従来の前提を覆すチャレンジだったと思うが、見事に成功した。脚本、演出、配役、演技、スタッフ(美術・劇伴)すべてにおいて丁寧に作られた一級品を味あわせて貰えた。今後も大河が新しいドラマ作りのチャレンジの場となることを期待したい。 

 

▲71 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

明らかになっている史実を踏まえながらも、これを超えた創作や想像を掻き立てる部分が大きかったのが、ドラマとして視聴を引きつけたと思います。あくまで大河ドラマであって、日本史の試験の参考にはなりませんが、漢詩や和歌の興味を高める価値はあったと思います。 

 

▲24 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

いや〜、ホントに良かった! 

平安時代は好きではなかったのに、この大河で一気に興味が湧いた。史実通りではないフィクションだけれど、平安貴族の暮らしや制度の理解を深めることが出来た。人物の立場でそれぞれが立身出世のために足掻いている姿が、人間らしく描かれて、共感出来た。今まで傲慢な道長像だったが、ドラマを通して、印象が変わった。安定した国を目指して努力した人だったんだね。道長が書いた記録や実資の日記の存在を知り、2人とも几帳面で優秀な政治家だったんだと思った。 

吉高さんの演技、素晴らしかったです。動きの少ない貴族女性ですが、内面をわずかな顔の動きで良く表現されていて、ドラマに引き込まれました。総集編ではなく再放送でもう一回じっくり見たいです。 

 

▲52 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

大河は見ない私ですが、平安時代の物語りをどう描くのかが興味があり見ました。 

かな文字を書くシーンがとても良くて、日本の書道文化の素晴らしさを改めて感じられました。日本のドラマでこんなに泣いたもも久しぶりでした。 

戦いのない時代劇、安心して見ることができました。 

 

▲47 ▼4 

 

 

=+=+=+=+= 

 

「この世は何も変わっていない。俺は何をやってきたのであろうか」と語る道長さんに、「戦のない太平の世を守られました」と答えるまひろさん。しかし、このドラマの最後は、平忠常の乱で幕を閉じます。この事件は、後に武士勢力の成長や鎮圧に深く関わり、源氏の活躍の契機となったものでした。 

 

最後に画面がフリーズしたように止まる演出は、一般的に「フリーズフレーム」と呼ばれます。特定の瞬間を静止させることで、余韻を残し、視聴者に強い印象を与えることを目的としています。 

 

ラストの4秒間のフリーズフレームでは、ドラマの中で描かれた道長さんの太平の治世の偉大さを、しみじみと感じました。最後の最後まで素晴らしい演出で、深く心に染み入りました。 

 

すべてのスタッフの皆さんの熱意と創意工夫が相乗効果を生み、このドラマの感動につながっているのではないでしょうか。 

 

▲34 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

大河ドラマとしては次元の違う、この作品自体が古典になるのでは、と思いました。衣装の美しさ、それと貴族亭や内裏の鳥の声の演出も心惹かれました。今度は、ぜひ聖武天皇の時代や飛鳥時代を、大胆で斬新な解釈で描いた作品が観たい。 

 思い切って、古墳時代を題材にしたら、さらに面白い。 

 

▲23 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

紫式部ってやはりかなりIQ高い天才だったんだろーな。源氏物語って学生時代は小難しい古典としてか見てなかったけど、思えば千年以上も前に世界で初めて長編小説を書いたってどんだけ才気煥発だったんだって改めて驚愕しかない。しかも女性で。平安時代の並み居る女性執筆家の中でも別格だったに違いない。何より各時代を経て現代に至るまで国境までも越えてずーっと読み継がれてきてる事、こうして大河にまでなった事がすご過ぎる。そして時の権力者道長との世紀のロマンス無しではこの壮大なる恋愛小説は誕生しなかったかもと本気で思わせてくれたこの魅力的なドラマの脚本家、役者達に感謝しかない。 

 

▲88 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

いつだったか。 

遠く北の地に引っ越してしまった友達とLINEしているときにたまたま「今、大河観てるとこ。初めて続けて観てるんだけど面白いよー」と私が送ったら「え!?私も初めて大河ちゃんと観てる!」と返ってきた。 

 

私の場合、いつもは観ないのだけれど以前「蛇にピアス」という映画を観たことがあって吉高さんと井浦新さんが出演されているなら観てみようと思ったのがきっかけ。 

 

平安の世の話。 

あの映画の役とかけ離れているからどれだけの振り幅を魅せてくれるのかという下世話な好奇心。 

 

いやはや、役者さんてのは凄いなとあらためて思いました。 

 

この度、初めて大河を完走できたのですが達成感と充実感と、もうあれから1年経ったのかという寂しさとで頭の中が混沌としています。 

 

面白かった!来年も観てみよう。 

 

▲38 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

いい意味で期待を裏切られた大河ドラマだった。 

最初はタイトルからして男の見るドラマでは 

ないという先入観があったが結果的に最終回 

まで観てしまった。 

映像も素晴らしく、BGMもクラシックや洋楽 

を取り入れた大河ドラマは初めてではないだ 

ろうか。個人的には高評価の大河ドラマであった。 

 

▲109 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

ストーリーや演出が上質な大河ドラマでした! 日本語を美しく感じれ、言葉に隠れた想い。想いから生まれる言葉。と、身近にある言葉をより意識し、目には見えない言葉の波動?力を感じた大河ドラマでした笑 

大河ドラマといえば合戦シーンがあってこそ、戦のシーンが見せ場で盛り上がる。と望む視聴者が多いみたいですが、自分は命をかけた戦いドラマはワンパターンで好きじゃない。 

 

▲48 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

「源氏物語」だけでなく、高校の教科書に載っていた「枕草子」・「大鏡」の中の話が劇中に織り込まれ、とても楽しめた。また、当初、道長と式部が恋愛関係に…というのは、あまりにも無理がないかと思っていたが、そこはあくまでドラマ。徐々に違和感は薄れて、純粋に楽しめるようになった。終わってしまったのが寂しい。 

 

▲28 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

大河の常識破りに挑戦した意欲作だと思います。 

静かに流れる内容ゆえに、演者の演技力が問われるという事も、 

実は、出演者にとってはプレッシャーだったのではないかと。 

そんなことを考えながら見ていても、感動的でした。 

制作の皆様、脚本の大石さん。演者の皆様素晴らしかったです。 

 

▲45 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

大河は歴史ドラマ。現代の感覚常識が通用しない戦国明治維新の人物の生涯を中心にした作品が多い。平安時代は平清盛・将門くらいしか劇的な作品になり難いので大河作品が少ない。今期大河は歴史的動乱をドラマ化する事は無理で極めて異例に感じたが,平安貴族の日常生活(衣食住)をリアルに再現した点で歴史ドラマの範疇にあった。また一条天皇が徐々に源氏物語に興味持ち正妻との関係が修復される過程を緻密な脚本で演出していた。さて今期大河が異例だったのは,歴史的史実を中心軸にせず,源氏物語の作者紫式部を主人公にしただけあり,平安貴族における男女の機微・恋愛感情・ラブシーンを,非常に繊細に丁寧に描いていた事。最終回での道長と紫式部との最後の分かれの時間だけでなく,正妻倫子の心情も紫式部との遣り取りで丁寧に表現されていた。源氏物語同様,現代人にも共感できる平安貴族の恋愛ドラマだった。濃厚な吉高さんの演技が素晴らしかった。 

 

▲20 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

嵐の到来を予感させて、今作の大河は幕を閉じた 

戦無き世を実現するのは、前作大河の徳川家康 

 

ここんとこ、最終回は次作大河への橋渡しというかエールを送るような演出がチラッと入れられるけど、こういった形で前作へのリスペクトが盛り込まれるのは面白い。 

 

▲8 ▼1 

 

 

=+=+=+=+= 

 

最期に双寿丸が東国で起きた戦に向かうという場面がありましたが正に波乱の幕開けを告げる様な緊迫感でしたね。平穏だった貴族の世がもうすぐ終わり武士の時代が来る。双寿丸が向かったと思われる平忠常の乱もそうですがそれを鎮圧した源頼信・頼義親子の源氏がいよいよ歴史の表舞台へと表れる。その後、頼義・義家が東北で起きた前九年の役、後三年の役を平定し東国における源氏の地盤を固めた。この戦は地元豪族の反乱による争いでしたがどちらも数万の軍勢が戦う大戦でした。この頃で既にこれだけ大規模な戦が起きていたというのは既に道長の頃から地方の豪族をはじめとする武士達が勢力を伸ばし始めていたという事でしょうか。道長だから何とか戦に発展する事だけは止められたのかもしれないが息子の頼通や孫の師実の代では止める事が出来ず戦の時代を向かえ後に台頭する平家、源氏に政権が移っていった。このドラマは貴族の盛衰の転換期でもありました。 

 

▲45 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

この時代をどう描くのか?と最初はどうなるのかと思っていたけれど、充分すぎるほど楽しめた。史実にも沿っていながらもドラマとして1000年も昔のことをなんとなく人は今も昔も変わらないのかもと思わせてもらったような。そして同じようなことを繰り返してる。吉高さんの紫式部がとても自然だからそうおもえたのかも。 

 

▲53 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

最終回で、道長の死と合わせてきっちり四納言、特に行成の道長と同日の死の描写もあり、実資や隆家やら、ラストの双寿丸の東国への出仕で、武士の時代の到来をほのめかす。 

行き当たりばったりさや詰め込み過ぎを感じさせないで、やはり大石静さんの構成力はお見事です。 

為時、いと、乙丸も一年間ご苦労様でした。 

 

▲66 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

大河ドラマ『光る君へ』の最終回が終わった。僕にとって紫式部といえば、百人一首の57番「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」という和歌が馴染みがある。やはり、最終回だけにこの和歌が出てきた。 

 

この和歌は、幼馴染の女性の友人との久しぶりの出会いを詠んだものというのが定説だが、脚本がラブストーリーの名手大石静さんだけに幼馴染みが藤原道長だとにおわせている。 

 

いずれにせよ、吉高由里子さんと柄本佑さんの熱演で珍しく毎回観て楽しめました。お疲れさまでした左利きの吉高さんが右手で草書を書くのはとても大変だったと思いますね。 

 

▲6 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

「嵐が来る」という台詞に「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」の「東風になるね、ワトスン君」という台詞を思い出しました。 

ホームズの言う“東風”も嵐の前触れで、第一次世界大戦を暗示していると言われています。 

激動の時代を予感させる台詞ですね。 

 

▲122 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

「嵐が来る」というセリフで終わる作品というと私は「ターミネーター」を連想してしまいます。 

「光る君へ」も「ターミネーター」も「戦争の時代が来る」という予感で終わるという共通点がありますね。 

 

「鳥かご」の話は、普通は飼っていた鳥が逃げたのであれば、別の鳥を飼うのでなければ「鳥かご」は片づける筈ですし何度も空の「鳥かご」が描かれるので何の意図があるのか訝しく思っていたのですが、最終回での「まひろ」の旅立ちを描いた事で納得しました。 

 

▲3 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

定番の戦国時代、幕末を外した平安もの、しかも文芸大河。 

 

面白いのかな?と思って見始めましたが、俳優さんたちの見事な演技、伏線と納得感あふれた脚本、華麗な平安美術、シーンを壊さない音楽と見事な総合芸術でした。 

1年間とても楽しかったです。 

関係者各位は本当にお疲れ様でした。 

 

▲16 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

面白かった。わけの分からない平安時代が少し身近になった。紫式部や清少納言は教科書古文的なつまらない代表で、道長は腹黒の嫌なヤツ。随分印象が変わった。似たような名前の天皇をクサクサしながら覚えたけれど、ドラマにすればサクッと頭に入る。 

戦国ものや維新関係も飽き飽きしていたので、今後も良く知らないが立派な人達を大河で見せて欲しい。大河じゃ無いけど朝ドラの「虎に翼」も同じ意味で良かった。 

 

▲30 ▼11 

 

=+=+=+=+= 

 

今、「源氏物語」を読んでいます。 

もうとっくにどなたかが書かれていると思いますが、紫式部は自分を「紫の君」になぞらえてたのかなと思います。葵の君亡き後、中途半端な立場な上に光君の子どもができない設定。明石の君の姫君の面倒をみていた紫の君。でも、光君が一番心を許していた紫の君。朝廷からは認められないながらも仲良し夫婦だった2人。 

 

▲36 ▼15 

 

=+=+=+=+= 

 

平安時代の後の歴史についてある程度の知識がある人にとってはとても良い終わり方だった 

昔の話はどうしても独立した世界観で完結させてしまいがちなんだけど、こういう締め方は全ての時代が地続きであることを改めて感じさせてくれる 

 

▲27 ▼2 

 

 

=+=+=+=+= 

 

今年の大河ドラマ、平安時代と聞き全く期待していませんでしたが、期待を大きく裏切り本当に良かったです。 

脚本、キャスト、音楽のすべてが素晴らしかった。 

オープニングの音楽と映像は、平安時代の雅な世界を表現し劇中の音楽も素晴らしかった。 

大石静さんの脚本は、やはり面白いです。 

皆さん、本当にお疲れ様でした。 

 

▲20 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

平安貴族の風習や文化なんかを描いたのは良かったと思う。 

ただ、アレが平安時代だとは思わない方がいいね。 

基本的には宮廷内だけが舞台だけど、外に出れば警察がいないから日本史上でも屈指の治安の悪い時代。 

要は汚れた世界を見ない、見えないようにしたのが平安時代なんだよな 

 

刀伊の入寇以後の放送が正にソレで権力闘争には熱心だけど、現実の問題にはまるで対処出来ない。 

貴族が政治ごっこをやってるのが平安時代。 

それが再認識出来たドラマだったと思う。 

 

▲15 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

間違いなく大河ドラマの新しい扉を開いた作品だと思います。 

取り上げた時代、絢爛な平安時代の中で斬新な解釈で描かれた人間ドラマなどなど見事な出来栄えにまる一年魅了され尽くしました。 

出演者、脚本、音楽など全て「少しもかけることなく」完璧でした。感謝します。 

さてさて、来週からどうしたものか。 

 

▲25 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

大河ドラマ、幼少期に親が見ていた以来、松潤の徳川家康から今回の光る君へ、と見ただけのにわかですが、光る君へ、本当に面白かったです。源氏物語、読んでみたくなったし、藤原道長についても知りたくなった。俳優陣もどの方も素晴らしく、見応えありました。総集編も予約します! 

 

▲18 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

大河ドラマというと、戦国時代か幕末維新のツーパターンで飽きて、ご無沙汰してましたが、前回から、また拝見してました。 

特に今回は、戦、殺陣のシーンが少なく良かったです。 

特に最終回は、北の方様の心中に心動かされた、60代おじさんです。 

北の方とまひろの二人の関係、心理、道長への思い。明子の思い。 

今の多様化の時代にあえて、男と女を描いて、両者の想い、思い、重い!!。 

ただの文化人かと思ってたが、戦の少ない時代を作った、柄本道長。偉い。 

 

▲8 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

光る君へ 

1年間ありがとうございました 

 

期待半分、不安半分の平安大河 

まさか初回と最終回に血の臭いがするとは 

思いもよりませんでした 

 

確かに道長の生きた時代は 

刀伊の入寇で外国からの戦はありましたが 

大きな国内の戦いはありませんでした 

その道長が亡くなってすぐの平忠常の乱 

この乱は凄惨で3年も続いたとか 

 

ある意味道長は武士の世のブレーキだったのが 

亡くなってついに誰も止められなくなった感じです 

 

▲332 ▼19 

 

=+=+=+=+= 

 

大河ドラマの内容は創作による部分も多いわけだけど、今回の作品舞台は日記ブーム時代で沢山の日記があるとかで(特に実資)、その事が戦がなくても面白い大河ドラマを作れた要因かなと思う。 

そんな馬鹿なと思う細かな描写が「日記にある!」という説得力で裏付けされるのは強かった。 

 

▲3 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

個人的には、道長の最期でドラマをしめた方が良かったんじゃないかなと思った。旅に出る必要なかったなと。 

 

一方で、三谷幸喜の鎌倉殿の最期を思い出しました。 

主人公が死んで、政子のすすり泣きでしめられたラスト。エンディングをずっとすすり泣くという、妙なる演出が素晴らしかった。 

 

 

いえ、今回の大河、面白かったですよ。地味になりそうだったのに、夢中になれました。 

 

▲13 ▼47 

 

=+=+=+=+= 

 

平安時代=華やかな貴族社会ではなく 

武士の時代の転換期でもあったことを 

このドラマは教えてくれた。 

実際、道長の娘・彰子も 

前九年の役あたりまで 

生きていますから、 

彰子は子や孫に先立たれながらも 

時代の目まぐるしい変化を 

肌で感じていたのかもしれない。 

 

▲21 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

時系列で言えば道長の死から約30年後には、大河で言えば炎立つに時期に入って、現実前九年の役が始まるなど、乱世の足音が近くまで来ている時代であるのも確か。 

平安の世の終わりと武士の世になり始めるタイミングであるのを、最後にまひろと双樹丸がすれ違う事で表したのだろうとはすぐに感じた。 

 

▲59 ▼1 

 

 

=+=+=+=+= 

 

最終回に菅原孝標の娘も登場します。都で人気の「源氏物語」にあこがれる更級日記の作者、菅原孝標の娘が源氏物語の作者と対面するのは、ドラマならではの演出です。 

 

更級日記によれば紫式部とは出会っていないのですが、ドラマの中で対面したことになっていて、大昔に鬼籍に入った二人の平安女流作家たちはさぞびっくりしていることでしょう。 

 

▲34 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

最初の頃は道長とまひろの恋愛ばっかりでめちゃくちゃ退屈で離脱しようかと迷ってたけど中盤以降本当に良かった 

 

とにかくこの時代の衣装が綺麗で華やか 

 

戦国時代みたいな戦いがなくても一族の権力争い、人間模様が面白かった 

 

吉高まひろももちろんだが、ウイカの清少納言が本当ハマっててよかった! 

 

▲21 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

吉高が好きなのでずーっと見ていましたがこの時代については道長・頼道の摂関政治とだけしか歴史では習っていないので、戦国時代や幕末明治維新とは違いストーリーが弱い気がしました、また、登場人物が似たような顔のイケメンばかりを登用しているのでイマイチ誰がどういう立場で…と言うのが分かりにくかったですね。 

もう少し個性の強い人を登用させてストーリー性を強化した方が良かったかもです。 

 

▲2 ▼16 

 

=+=+=+=+= 

 

じっくり見させてもらった。 

やはり脚本がいいと全体がしまる、そこに吉高さん、柄本さんの演技が光ったのはもちろん、脇を固めた俳優も素晴らしかった。 

そして、平安から激動の鎌倉を暗示させるあのセリフ最高でした。ありがとう! 

 

▲76 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

最近の大河は渋沢栄一の明治維新を幕府側,経済界からとか,鎌倉殿で源平合戦後の世界 と来て平安時代となかなかクローズアップされない時代,切り口をいい脚本といい俳優で見せてくれてるな。 

来年もマイナーな題材だが逆に面白いかも。 

 

▲53 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

平和の時代で劇的な展開はないので、大河としては取り扱いに困るところだが、史実を創作と脚色でうまく膨らませたと思って観ていた。ちょっと主人公が誰かぼんやりした事もあったが、何度も擦っている信長や家康に頼らない意欲は良いなと。 

来年はまたも平和な江戸中期なので、余程脚色盛ってないと… 

 

▲3 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

高評価が多いが、このドラマには違和感しかなかった。衣装は十二単を身にまとい、直垂を着ていても、セリフが現代東京弁では平安時代の雰囲気が感じられない。平安宮中の雰囲気を醸し出す言葉使いができなかったか。 

 

公家が「俺」ではさまにならない。一条天皇の母君が配下に対して、「どけ」と3度も言ったのには唖然とした。宮中で、しかも天皇の母上が「どけ」などという言葉を使うはずがない。  

 

篤姫の再放送を見たが、薩摩弁や土佐弁、長州弁には圧倒されるほどだし、和宮は宮中言葉を使っていて、当時の雰囲気がよく出ていた。登場人物の人間性、生き様を伝えようと思えば、現代東京弁では無理だろう。 

 

俵万智さんのトークを聞いて、知性の高さを感じたことがあったが、式部にそれは感じることはなかった。叫び声を上げる場面が2、3度があったが、式部が感情をあらわにする女性とは思えない。もっと冷静沈着な人ではなかったか。 

 

▲2 ▼26 

 

=+=+=+=+= 

 

「利家とまつ」以来の大河ドラマでした。一時も早く見たいのでBSの18時からを視聴。一話ごとに次回につながる終わり方が楽しみをつないでいましたね。 

柄本道長と吉高まひろの演技力が圧倒的でした。又、高畑充希の定子の美しさ、そして何よりも見上愛の彰子の「お上、お慕いしております!」は何度見ても涙ものの演技でした。総集編、必ず見ます!又々涙だろうな。 

 

▲18 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

戦国武将の斬った斬られたの世界から離れられたのは、良かった。 

かつての日本が持っていた価値観、文化、様式、貴族が治める世の中ならではの平穏さに思いを馳せながら、興味深く、楽しく拝見しました。 

 

▲13 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

お話自体は行き過ぎたフィクションであると重々分かっていても、俳優さんの演技が重厚で感動的でよかったです! 

 

実際の紫式部の没年は不明(道長より短命説あり)、倫子(道長正妻)は道長よりずーっと長生きして道長最期も看取ったと思われる… とのことですが 

 

やはり大河のような長い恋愛(または)が2人の間に裏では最終回のような最期まであったと思い込んでみたいですね。 

 

▲5 ▼0 

 

 

=+=+=+=+= 

 

とても疲れない構成で良かったです。全体を舞台と思えば充分ですが…平安時代はあんなに吹きさらしだったのでしょうか?長旅で粗末な草履で老いた身で父も娘もいるのに…とか。大切な心や学びや仕事や道長が納めた人間性が平和を培った。これからの世は、嵐が! 

 

▲14 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

確かにこれで雅な時代は終わり、軍事政権が日本を支配すること900年。でも日本人の美意識は平安までに固まったものなのだろうなと感じられるくらい、豪華絢爛なセットや衣装の数々。これは大河でしか出来ない技だった。次は是非、聖徳太子にチャレンジしてみて下さい。 

 

▲7 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

キャストの皆さんの光る演技、平安の雅を余すところなく再現した演出…作品としては秀逸だったと思う。ただ、舞台となった時代の価値観特にわが子をまるで権力を手に入れるための道具のように入内させることに余念がない人々の生き方は、史実とはいえ到底受け容れられなかった。またそれか、と途中からうんざりした。紫式部が、書くことに命を燃やした様が描かれていたかというと、やはり道長との関係性が物語の中心で、そこまで私の心に響く生き方としては伝わらなかった。 

 

▲14 ▼42 

 

=+=+=+=+= 

 

光る君へ一年間ありがとうございました。 

関係者の方々お疲れ様でした! 

まひろ、道長凄く良かったなぁ。 

戦国時代とは違いあまり知識のない 

時代だったけど楽しく時代背景も勉強できた! 

式部の巡った先々も京都、滋賀など行けました。日曜日の夜は楽しみでした。 

少し寂しくなるけど『ありがとう』 

吉高ちゃん綺麗でした! 

 

▲74 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

平安の夜の終焉を思わせるラストだというのは想像がつきましたが、第一話で晴明が「嵐が来る」って言ってオープニングになったのを思い出して鳥肌でした。この1年、面白かったです。ありがとうございました。 

 

▲60 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

一年間楽しみに 

見させていただきました。 

 

平安時代の屋敷。 

風が通って夏は涼しいけど、 

冬は雪がまともに入り、 

寒くてたまらないでしょう。 

だからたっぷり重ね着していたのですね。 

 

今の日本の木造にも通じます。 

夏仕様にできていて、 

冬はバリ寒い。 

 

▲42 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

平忠常の乱は道長の没年に房総半島でおきた大乱。当初、実資の推薦で源頼信が追討使として陣の定で決定されたが、関白になっていた頼通はそれを握りつぶして自分の家人でもあった平直方を任命した。実資が推薦したことも気に入らなかったのかもしれない。しかし、直方はダメダメで平定できなず、頼通のメンツもあって3年間も続けさせたあげく、上総では2万2千町あった田が18町に減り、下総では国司の妻子までが餓死するという飢餓状態になってしまった。ここにいたってようやく直方を更迭し源頼信が任命され、着任後、ただちに平定された。人選を誤り、間違いを正さず、巨大な被害をだした頼通の大失態だが、御堂流(道長の直系)の嫡流の故、責任を問われることもなかった。これを見ると「民のため」とかはドラマだけの話だ。このあと武士に実権を奪われていくのも仕方ないだろう。ちなみにこの源頼信の子孫が鎌倉幕府を開いた源頼朝につながる。 

 

▲10 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

大河ドラマを、1話も見逃さず、飛ばすことなく、毎週観たの初めてです。 

 

源氏物語、枕草子、〜日記、栄花物語、 

この世をば〜 

数々の語り継がれる作品とともに進む話しは、とても面白く 

日曜日が楽しみでした。 

 

終わってしまったのは、寂しいけれど 

来年の流星くんの蔦屋ドラマも楽しみです。 

 

▲6 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

嵐が来るというのは、貴族の平安の世から、次第に武士が活躍する時代の萌芽が感じられるようになってきたことを暗示したものでしょう。『ターミネーター』のラストシーンでも「嵐が来る」というセリフがあったのを思い出しました。 

 

▲11 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

そういえば、『源氏物語』のメインヒロインである紫の上が登場したときの最初のセリフが「雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠めたりつるものを。」でしたね。 

 

紫の上の最後は、源氏という籠に閉じ込められたまま、出家の願いも聞き入れられずに亡くなっていきますが、紫式部自身は籠に閉じ込められることなく、自由を手にして生きていった、ということを象徴する終わり方なのでしょう。 

 

▲10 ▼0 

 

 

 
 

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