( 234794 )  2024/12/17 19:35:14  
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上沢直之がソフトバンクホークス入団を決めた背景について、日本ハムOBがコメントしている。

日本ハムからの条件に驚いた関係者もいたが、右肘の故障や日本ハムに優れた先発投手陣がいることも考慮されている。

ポスティングを経てメジャーリーグに移籍した後、古巣以外の球団に再度移籍することになった上沢に対して批判もあるが、ダルビッシュは批判しない立場を取っている。

上沢が肘の故障を克服し、制球力があり、球界で成功する可能性が高いとの評価もある。

(要約)

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上沢直之(C)ロイター/USA TODAY Sports 

 

「9月25日、エスコンフィールド北海道で行われた鍵谷陽平の引退セレモニーにサプライズで登場、本人に花束を渡した。多くの球団関係者と話もしていたし、おそらく戻ってきたいのだろうなぁという雰囲気だったそうです」 

 

 こう言うのは日本ハムOB。「4年8億円」とも「4年10億円」ともいわれる条件でソフトバンク入りを決断した上沢直之(30=レッドソックス傘下3AウースターからFA)のことだ。 

 

「ただ、ソフトバンクの条件が4年8億円とか4年10億円と聞いて仰天した日本ハム関係者がいるくらい。9月に右肘を故障しているし、日本ハムには伊藤、加藤、山崎の先発3本柱がいて、金村、北山、福島らも力をつけている。複数年契約のオファーをしなかったという話もあるから、とてもじゃないが、ソフトバンクのような条件は出していないでしょう。ソフトバンクには同じ千葉出身、同期入団で親しい近藤がいることも入団を後押ししたかもしれません」(前出のOB) 

 

 上沢は2023年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズとマイナー契約。24年3月にレッドソックスに移籍、メジャーでは2試合に登板しただけ。たった1年で古巣以外の球団に移籍することになる。 

 

「ポスティングで出してもらいながら1年後に日本ハムに戻らないのは不義理」との声もあるものの、上沢から日本球界復帰の連絡を受けたというダルビッシュ(38=パドレス)は自身の音声配信サービスでこう言っている。 

 

「契約事、おカネは個人の問題で家族の問題でもありますし。他人に男気を求めるのはちょっと違うなと僕は思う」「それがルール違反ならもちろん、いまはOKなので。それも込みでファイターズはポスティングをかけている。上沢君は別に責められるいわれはない」 

 

 至極もっとも。上沢と親しい関係者によれば「肘の故障は完治。制球が良く、大崩れしないタイプ。FAでロッテに移籍した石川柊太(32)の穴は十分、埋められる」とか。日本ハムを含めたパの5球団は覚悟した方がいい。 

 

  ◇  ◇  ◇ 

 

 そんな上沢はメジャー挑戦の表明時に「痛恨過ぎる悪手」をやらかしたという。米スカウトが指摘する「問題点」とはいったい何か。当時、何が起きていたのか。上沢の何が「問題」だったというのか。 

 

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