( 235401 ) 2024/12/18 19:52:01 0 00 有村架純
ネットフリックスで配信中のドラマ『さよならのつづき』で主演を務める有村架純(31)。出演作がめでたく大ヒットしている折りも折り、彼女の“使用台本”をめぐってひと騒動が起きていた。
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「とんでもないことに巻き込まれちゃったなと思いますね」
そうため息をつくのは、大阪府在住の自営業者・竹内浩氏(仮名)。一体、何があったのか。
「10月に、ネットのオークションサイトで『あまちゃん』の台本全巻セットが出品されているのを見つけたのが発端でした。『あまちゃん』には興味がなかったのですが、写真に映り込んでいた映画『阪急電車』の台本が欲しくなったのです」
もともと竹内氏は、お気に入りのドラマや映画の台本を読むのが趣味だった。
「出品者に連絡を取ると、『阪急電車』のほかにも有村さん出演作の台本が200冊以上あると言います。翌日に全部持って行くから見てほしい、と」
こうして、竹内氏の自宅に黒いベンツで現れたのが青木翔太氏(仮名)である。青木氏が家に台本の入った段ボールを運ぶ前に、『阪急電車』の台本代として1万円を渡すと、“まいど!”と言って受け取ったという。その後、間もなく商談が始まった。
「建築関連を広く手掛けているという青木さん曰く、“自分は架純ちゃんのお母さんと知り合いで、お母さんが飲食店を出すときには内装などを手伝った”と。有村さんの台本は、彼女が完全に東京に拠点を置く前の作品だから実家にあったのだという説明でした。そして“これから能登に行ってボランティアをしたいが、300万円が必要”で、“台本を全部買い取ってくれたらありがたいんやけどな”と持ち掛けられたのです」
有村は兵庫県伊丹市出身。竹内氏は、青木氏のボランティア精神に感心し、50万円での“取引”を決めた。
「青木さんは“まあ、ええか”と。私はその場でネット送金で振り込みました」
竹内氏は『阪急電車』の台本を読んでしまうと、もう手元になくていいかと思い、SNSで欲しい人に呼びかけて譲ったそうだ。また、少しでも51万円を回収したい気持ちから、SNSやネットオークションに台本を出品したという。
すると、12月に入ってから青木氏より連絡が。
「“転売しましたね! 問題になってます”というのです。ネットで見つけた誰かが、事務所に知らせたのかも知れません。そして“返金するから、すぐに事務所へ台本を送ってほしい”と。私はすぐに段ボールにつめて有村さんの事務所に送りました」
その後青木氏から連絡はなく、ようやく返金されたのは、一週間以上経ってからだったという。
さて、当の青木氏に事の次第を尋ねると、
「こんな大事になるとは思わず、魔が差してしまって……」
と、反省しきり。
一連の騒動について有村の所属事務所は、
「思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です。(中略)今後このようなことがおこらないように、より一層管理を徹底し再発防止に努めてまいります」
12月19日発売の「週刊新潮」では、青木氏が語った台本入手の経緯や、有村の母のコメントなどを併せて報じる。
「週刊新潮」2024年12月26日号 掲載
新潮社
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