( 235886 ) 2024/12/19 17:45:15 0 00 米連邦準備制度理事会=ロイター
【ニューヨーク=小林泰裕】18日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=154円80銭台に下落した。11月下旬以来、約1か月ぶりの円安・ドル高水準となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に発表した政策金利見通しで、来年想定する利下げ回数を2回と、従来の4回より減少させた。発表を受け、18日のニューヨーク債券市場では米長期金利が4・5%超と、5月下旬以来、約7か月ぶりの水準に上昇した。
日米の金利差拡大が意識され、運用面で魅力の高まったドルを買い、円を売る動きが優勢となった。
市場では、日本銀行が18~19日の金融政策決定会合で追加利上げを見送るとの観測もあり、円安につながっている。
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