( 237079 )  2024/12/21 17:19:58  
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フォルクスワーゲンは、ドイツ国内の工場閉鎖を見送り、生産能力の削減と最大3万5千人以上の従業員削減を2030年までに行う方針を決定した。

人員削減は社会的責任を考慮した形で行われ、退職者の補充は行われない見込み。

この措置はコスト競争力を高め、電動化などの転換期に対応し、自動車業界で生き残るための対策として行われる。

(要約)

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フォルクスワーゲンのロゴ(ロイター=共同) 

 

 【ブリュッセル共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は20日、検討していたドイツ国内の工場閉鎖を見送る方針を固めた。労働組合との交渉で合意した。一方、ドイツ国内の工場の生産能力は減らし、2030年までに最大3万5千人以上の従業員を削減する。コスト競争力を高め、電動化などで転換期を迎える自動車業界での生き残りを目指す。 

 

 人員削減は「社会的責任に配慮した形で行う」と説明しており、退職者の補充を行わないといった形で実施するとみられる。ドイツ最大の産業別労組IGメタルは声明で「労使合意により、会社は将来に向けて投資を続けることができ、従業員やその家族は展望を立てられる」と説明した。 

 

 

 
 

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