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秋篠宮家が悠仁さまの進学先を筑波大に決定したことにより、警備に関する課題が生じている。

悠仁さまが筑波大に通う場合、皇族としての警備がどのようになるかが焦点となっており、それに伴い警察組織の連携やコミュニケーションも難しくなっている。

一方、東大に通う場合は距離的な利点もあり、警備面での負担が少ないとの見方もある。

過去には常陸宮さまが東大に通っていた経験も引き合いに出され、東大通学のメリットが指摘されている。

さらに、東大への進学を検討していた可能性も浮上しており、周囲は新たな警備体制や課題への対応に疲れ切っている様子が伝えられている。

(要約)

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秋篠宮ご夫妻と悠仁さま(代表撮影) 

 

【秋篠宮家の学校選び】 

 

#42 

 

「世間の厳しい目はあっても、宮内庁内では東大のほうが良かったとの声が出ている」と話すのは同庁OB。悠仁さまの進学先が筑波大に決まった結果、スタッフたちの労力や費用は数倍にも跳ね上がると予想されている。 

 

 その一番の原因は警備問題だ。キャンパス内の学生宿舎に入るのか、秋篠宮邸のある赤坂御用地から通うのかによって、体制は大きく変わってくる。 

 

「宿舎なら安全性の確保はそれほど難しくない。宮内庁としてもそう期待する向きは多いのですが、秋篠宮家は迷われているようで、いまだ結論は出ていない。紀子さまは悠仁さまが赤坂から離れることを望んでいないようですが」(OB) 

 

 通う場合は通常なら電車とバスを乗り継いでいくことになるが、「現実には難しく、クルマでの送迎になる」(同)とみられている。常磐自動車道経由で約75キロ。スムーズにいっても往復3時間以上はかかる。 

 

「宮内庁、皇宮警察、警視庁、千葉県警、茨城県警が共同で警備に当たるわけですが、それが毎日続くとなると、関わる組織が増えた分、意思疎通を図るだけでも大変な作業」と警視庁詰め記者は指摘する。その点、東大なら2年間通う駒場キャンパスまでの距離は約6キロ、クルマで約20分。3年生からの本郷地区キャンパスも7キロ弱で25分程度だ。 

 

「筑波大に入学する皇族は初めて。一方、東大も悠仁さまがもし入っていたら、戦後の皇族としてはやはり初。いずれにしても新たな警備体制を組まなければならないのは一緒ですが、その距離を考えれば、どちらが困難かは明らか」(同記者) 

 

■学園紛争の最中でも東大理学部に通い続けた常陸宮さま 

 

 東大の方がベターだったと考える関係者は少なくない。「大学生として在学した例はなくても、東大に通った皇族はいる。その経験が役に立ったはず」と話すのは前出の宮内庁OBだ。その皇族とは秋篠宮さま、悠仁さまに次ぐ皇位継承順位3位の常陸宮さま。1958年春、学習院大を卒業すると、東大理学部・動物学教室の研究生になった。東大には10年近く通った。 

 

「最後の1年間は学園紛争が激しくなっていった時期。そんな時でも周囲に気づかれないように護衛の人間が必ず付いていた。当時のデータは残っているはずなので、もし悠仁さまが東大に行かれていれば、警備に大いに生かされた」と宮内庁OBは残念がる。 

 

「秋篠宮家は東大を避ける必要はなかった」と話すのは個別指導塾の経営者。筑波大付属高校に合格者を数多く送り込み、在校生の悠仁さまの情報も頻繁に入ってくる。 

 

「飛び抜けた成績ではないものの、基礎学力はしっかりしていると聞いている。東大の推薦入試に挑戦していれば、最後の関門である大学入学共通テストも余裕でクリアできた。筑付高の平均的生徒はそうしたレベル」 

 

 こう話す塾経営者は「初の東大出身の天皇を見たかった」と正直な気持ちを吐露する。筑波大の入学式まであと3カ月半。「秋篠宮家の新たなチャレンジに周囲は疲れ切っている」と宮内庁OB。警備問題をはじめ、難題が山積みとなっている。 

 

(田中幾太郎/ジャーナリスト) 

 

 

 
 

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