( 237469 )  2024/12/22 03:22:43  
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青山和弘氏は、国民民主党が与党との税制改正協議で10分で席を立ったことを戦略的な失敗と指摘した。

青山氏は、もっと高い金額を引き出せた可能性があったと述べ、与党の宮沢洋一税調会長が140万円まで増額できた可能性があると推測した。

さらに、他の協力政党も関わる可能性があるため、交渉を続けるべきだったとコメントした。

(要約)

( 237471 )  2024/12/22 03:22:43  
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 青山和弘氏 

 

 元日本テレビ官邸キャップでジャーナリストの青山和弘氏が21日放送のABC「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。与党との税調幹部による協議で10分で席を立ったという国民民主党に、戦略的な失敗を指摘した。 

 

 この日は玉木雄一郎氏を招いて、「103万円の壁」引き上げについて特集した。11日に自民、公明との3党の幹事長に協議で、178万円への引き上げ検討に合意をしたが、13日に与党の税調幹部との協議で、“ラスボス”と呼ばれる自民党の宮沢洋一税調会長が123万円を提示。会議に出席した国民の古川元久代表代行は「話にならない」と10分で席を立ったとされる。 

 

 青山氏は「玉木さんの言うこともよく分かるんだけど、現実的な交渉をする中で、結局、今回20万円は上がったけど、123万円になっちゃったじゃないですか。やっぱり10分で協議を打ち切らないで話し合いをすれば、140万円ぐらいまでは上がったと思うんですよ」と交渉を自ら打ち切ったことで、もっと引き出せるはずだった金額を、取れなかったと推察した。 

 

 青山氏は「税調も宮沢さんも140万くらいまではポケットに入れていたんですよ。でも10分で出てきちゃったから、その交渉もしないで終わっちゃった」と宮沢氏が、123万円よりも増額する用意をしていたとコメント。 

 

 「178万円が正しいと思っている玉木さんが、ある意味勝負に出たんですよ。ここで決裂して、1月になるのか、3月になるのか、そこまで引っ張るということにしたんだけど」と理解。それでも「少しでも前進を取るというのであれば、交渉をするという手もあった。だって維新とか立憲とか、他に協力する党が出てきちゃうかもしれないから」と話した。 

 

 

 
 

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