( 237754 )  2024/12/22 17:00:28  
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日本民営鉄道協会が2024年12月19日に、駅と電車内の迷惑行為ランキングを発表。

初めて訪日外国人旅行者の迷惑行為についても調査され、約6割が迷惑を感じたことがあると回答。

具体的な迷惑行為では、1位が「騒々しい会話・はしゃぎまわり」、2位が「荷物の持ち方・置き方」、3位が「駅での通行の仕方」が挙げられた。

鉄道利用に馴染みが薄い旅行者によく見られる迷惑行為が多く、協会はマナー啓発を進める方針だとしている。

(要約)

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イメージ(画像:PIXTA)。 

 

 日本民営鉄道協会は2024年12月19日、「2024年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング」を発表。この中で初めて、訪日外国人旅行者の迷惑行為についての調査結果も公表しました。 

 

 この調査は同協会が毎年実施しているもので、10月から11月までの2か月間、「駅と電車内のマナーに関するアンケート」をインターネットで実施。5314人から回答を得ました。 

 

 また、インバウンド需要が加速する中で、今回は訪日外国人旅行者の迷惑行為についても調査。その結果、回答総数5314人のうち約6割の3344人が「迷惑と感じたことがある」と回答しました。 

 

 具体的な迷惑行為(2つまで回答可)は、1位が「騒々しい会話・はしゃぎまわり」で51.8%でした。 

 

 以下、2位は「荷物の持ち方・置き方(キャリーバッグ・リュックサック等)」37.1%、3位は「駅での通行の仕方(通路をふさぐ・立ち止まる、通行方向を気にしない等)」24.8%です。 

 

 同協会は「日本での鉄道利用に馴染みが薄い旅行者によくみられる項目に多くの回答が寄せられた」と分析しており、結果を踏まえすべての人が気持ち良く鉄道を利用できるよう、引き続きマナー啓発を進めていく方針です。 

 

 なお、迷惑行為の総合ランキング(3つまで回答可)は、1位が「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」で50.5%、2位が「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」で31.9%、3位が「騒々しい会話・はしゃぎまわり」で29.2%でした。 

 

乗りものニュース編集部 

 

 

 
 

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