( 238464 )  2024/12/24 04:14:37  
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全国各地でインフルエンザが大流行し、医療機関やバス運行にも影響を与えている。

感染者数が急増し、学校や病院で閉鎖や混雑が続いている。

インフルエンザは驚異的な感染力を持ち、特にpdm09型が広まっていることが確認されている。

感染者数が過去最高となり、ワクチン接種や基本的な対策が重要であることが訴えられている。

(要約)

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バス運休も“大流行”インフルエンザ 医師も驚く感染力 

 

 全国各地で猛威を振るうインフルエンザの影響は、バスが運休するなど社会インフラにも出てきています。医療の現場ではこれまでにない事態が起きていました。 

 

看護師20代 

「看護師をしているが、周りのスタッフもインフルエンザ多い。休んでいる人が多い。ここ数週間で急に、先週くらいからガーって増えた感じ」 

 

 年の瀬が迫るなか、インフルエンザが猛威を振るっています。“市民の足”にも影響が出ていました。 

 

 東京や埼玉で運行する西武バス。一部の便を運休させる緊急事態に直面していました。乗務員がインフルエンザなどに相次いで感染し、人手不足に陥っているといいます。 

 

バス利用者 

「利用者多いと思うので、ちょっと大変」 

 

 一医療機関あたりの感染者数は全国で19.06人と、前の週より倍増しています。 

 

 また、大流行の発生・継続が疑われる、警報レベルに達しているのは25都道府県。富山県、沖縄県を除く20の県で注意報レベルとなっています。 

 

東戸山小学校 宇山幸宏校長 

「こちらが学級閉鎖している3年生の教室」 

 

 平日にもかかわらず教室は“もぬけの殻”。対策を怠っていたわけではありません。 

 

宇山校長 

「加湿器で対策をしている。あとは日常的に手洗いうがいなどを子どもたちに。それを超える感染力というのを、今年のインフルエンザは感じている」 

 

 こちらの小学校では、先週インフルエンザが急増し、1年生が学年閉鎖。23日から再開となったものの、今度は3年生が24日までの学年閉鎖となっています。 

 

6年生 

「うちのクラスでもいっぱい休んでいる」 

「(Q.何人くらい?)15人くらい」 

 

宇山校長 

「あともう2日で終業式なので、笑顔で終業式を迎えたいと思っていた。もしかするとその時に(6年生の)学級閉鎖をせざるを得ない。あるいは、学校を閉鎖せざるを得ない」 

 

 厚生労働省によると、9日から15日に学級閉鎖を行った学校数は2000校を超えました。 

 

 

 医療現場でも異例の事態が。 

 

60代 

「頭痛とせきとだるい、吐き気」 

 

 22日の東京・北区のクリニックには、ひっきりなしに患者が訪れていました。 

 

いとう王子神谷内科外科クリニック 

伊藤博道院長 

「過去最多の(1日で)28人の患者さんがインフルエンザの診断」 

 

 3人がインフルエンザに感染した家族は。 

 

家族3人が感染 

「土曜の朝から40℃の熱があって、2人がその夜なので、私がうつしちゃったのかな」 

 

伊藤院長 

「お父さんが発症するや否や、すぐうつってその日のうちに熱が出た。スピード感がすごい、今回」 

 

 院長も驚きの感染力を持つ、今回のインフルエンザ。 

 

伊藤院長 

「香港型よりも圧倒的にpdm09型が占めている」 

 

 東京都が検体を調査したところ、その9割ほどがpdm09型だったことが判明しました。 

 

伊藤院長 

「いかに今年がインフルエンザの患者が急速に増えて、過去に例を見ない感染者数なのかと感じている」 

 

60代 

「色々な型があるけど、年によって変わるので、今年はどういう型がはやるのか」 

 

30代 

「ワクチン接種の時と違う型でかかって長引いていることがある」 

 

20代看護師 

「自分たちでできる一番簡単な対策、やっぱり知りたい」 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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